キャラバンカー
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隊長日記(1号車)

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月がわりで「隊長さん」が、訪問先での出来事をつづっていますヽ(^o^)丿
2012年10月 山形県
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黒澤 令子隊長より
田畑の実りの黄金色と、山々の紅葉のコントラストが美しい秋  いがった~!

 「いがった~」は山形県内で広く使われている方言で「良かった」という意味です。  楽しくて、美味しくて、美しくて、山形県に来て、本当にいがった~!
 以前はさくらんぼの季節に訪問しましたが、今回は田畑の実りの黄金色と、山々の紅葉のコントラストが美しい秋に訪問しました。新幹線沿線には「そば街道」と呼ばれるそば処が数多くあり、 山形名物「芋煮会」のまっ最中 自慢の味も楽しめ、ぶどうやラ・フランスの収穫、そして山形名物「芋煮会」のまっ最中でした。河原での芋煮会を横眼で見ながら、キャラバンカーは爽やかな秋風を受けて、県内を颯爽と走りました。



中山町立図書館「ほんわ館」の隣では運動会 10月6日(土)午前・中山町立図書館「ほんわ館」

 とても爽やかな秋晴れでした。
 読書の秋、食欲の秋、そしてスポーツの秋! まさに、「ほんわ館」に到着した途端、耳慣れた入場行進の曲が流れてきました。隣は運動公園で、近隣の幼稚園の運動会が行われていました。お父さん、お母さんはもちろん、おじいさん、おばあさん、お兄ちゃん、お姉ちゃん、弟、妹と家族全員で運動会の応援に来ているようで、とても賑やかでした。

キャラバンカーの見学中  仲良しグループの小学生の女の子たちは、「あ~、これ知っている。テレビで見たことある!」
 「私の幼稚園にも来たことあるよ!」と興奮気味で、「早く本が読みたい!」「早くキャラバンカーに乗りたい!」と、設営中のキャラバンカーの廻りから離れず待っていてくれました。
 キャラバンカーの見学中は、運動会から流れる鼓笛隊の演奏を聴きながら、みんな思い思いのスタイルで、本を一冊一冊じっくりと読んでくれました。

今年4月に開館して真新しい図書館
 当館は今年4月に開館して真新しく、多くの書籍がスッキリと収納され、とてもスタイリッシュな印象を持ちました。座敷コーナーがあったり、机や本棚や階段がRの丸みの設計になっていたりと、とても和む雰囲気でした。町民プールの一角を改修、整備し町立図書館「ほんわ館」となったとのこと。ウォータースライダーの階段がそのまま残されているようです。通常、図書館内は静寂が常識ですが、当館は「静かにしなくてもいい、楽しく本を読んでもらいたい」と館長さんは話してくれました。

館内でのおはなし会
 館内でのおはなし会は、小学生中心となりました。見学時に自分の好きな本を真剣に読んでいた、本好きな子どもたちに、ボランティアさんが大型本や楽しい本を読んでくれました。『ばけばけばけばけ ばけたくん』の本を読んだところで、隊長とバトンタッチ。オバケつながりで私は『さんまいのおふだ』を読みました。
 おしょうさんのおつかいで山に咲いている彼岸花を取りに行き、出会ったやまんばとさんまいのおふだでピンチを切り抜けるところをテンポ良く読むと、ハラハラドキドキと手に汗にぎるスリル感で固唾を飲んで聞いていました。
館内のトイレのペーパーホルダー
 館内のトイレのペーパーホルダーがあまりにも可愛いので、思わず一枚撮ってみました。子どもたちが、この図書館が好きなわけがわかる気がします。



最上川ふるさと総合公園 10月7日(日)午前・最上川ふるさと総合公園

 本日も晴天なり!
 「最上川ふるさと総合公園」は、春の季節にも訪問したところです。今回は公園内でいろいろなイベントを実施しているとのことで、公園の真ん中あたりにある休憩所で野外おはなし会を行いました。
 広大な公園内のあちらこちらに来園者がいるのですが、始まる前はひと気がなく、担当者と心配していましたが、心配をよそに開始時間にはキャラバンカーに集まって来てくれました。
 子どもたちのなかに、首からメダルを掛けている男の子がいました。話を聞くと、前日の訪問先「ほんわ館」の隣の運動公園で運動会をしていた幼稚園の園児だそう。 ふたりで『ころころパンダ』『ゆらゆらパンダ』を読みました。 「キャラバンカーで本を読みたかったけれど、昨日は運動会だったから、今日は遊びに来ました!」と「がんばったで賞」のメダルを見せてくれながら笑顔で話してくれました。

 小さなお友だちが多く集まってくれたので、おはなし会では、まず最初にボランティアさんと隊長のふたりで『ころころパンダ』 『ゆらゆらパンダ』を読みました。パンダの絵も文章もとても優しく、最後の裏表紙の二冊の本の絵がつながっているのをみせると、大人も子どもも「わぁ~可愛い」と大歓声でした!
 ボランティアさんが『りんごがコロコロコロリンコ』を読んでくれた時は、 本のなかのりんごを取りたいと思わず前に出てきた女の子もいました。 本のなかのりんごを取りたいと思わず前に出てきた女の子もいました。すっかりおはなしの世界に入り込んでいるのでしょう。
 キャラバンカー前でのおはなし会ライヴは久しぶりでしたが、野外で行っているとは思えない程、静かで落ち着いて集中出来ました。周りが緑で囲まれ、本をたくさん飾ってある楽しいキャラバンカーをバックに行ったおはなし会が、ステキな思い出に残ってくれたらうれしいなと思いました。



あおぞら幼稚園 10月9日(火)午前  あおぞら幼稚園

 あおぞら幼稚園の名にふさわしく、雲ひとつない青空のもとでキャラバンカーの見学を行いました。おはなし会の準備のため教室に入ると、園児たちは教室内で元気よく遊んでいました。
 紙芝居用のテーブルの用意やおはなし隊の黒い幕を張ったりしていると、ひとりの男の子が散らばっている積み木を片付け始めました。
 その様子を見ていたお友だちもおもちゃを片付け始め、あっという間に会場が整いました。走りまわっていた園児たちも、すっかりおはなしを聞く姿勢に変わっていました。

大型本の大きさにも興奮  子どもたちに人気の『りんごがコロコロコロリンコ』をボランティアさんが読み始めると、「りんご、うちにもあるよ!」「この前、弁当のなかにりんごが入っていたよ!」「りんご、洗わないの?」とたくさんの声が……。楽しく聞けていた様子です。ボランティアさんが読んでくれた大型本の大きさにも興奮し、「この線から前には行ってはいけません!」の緑色のテープの線ギリギリまで、体を前に乗り出していました。
 最後は隊長の『もったいないばあさん まほうのくにへ』の紙芝居で締めくくり。おはなし会のあと、ラインナップした本と一緒にみんなで記念撮影をしました。みんな、いい笑顔だね!

キャラバンカー見学  キャラバンカー見学では、順序よくキャラバンカーから自分の好きな本を選び、ひとりで読んだり、お友だちや先生と一緒に読んだりと、楽しいい時間を過ごしていました。なかには、おはなし会で隊長が読んだ『のりものつみき』を、「ロケットが飛ぶときは本を縦に持ち、“月に向かって、しゅっぱ~つ!”と本を高く上げ、最後は裏表紙をみせながら“月に到着”と読むといいよ」と、隊長が言った通りに読んでいる女の子を発見! とても印象に残ったのかなと、読み手としてうれしくなりました。

小さな園児たちは、ステージの階段をしまい、本の部屋がトラックに変身する様子を見学  キャラバンカーを撤収しているとき、おはなし会には参加していない小さな園児たちは、ステージの階段をしまい、本の部屋がトラックに変身する様子を見学することにしました。最後にキャラバンカーを飾るおはなしの主人公の絵を見るため、キャラバンカーを一周。
 みんなが見守るなか、「またね!」とさよならをしました。



山形市立大郷小学校  10月9日(火)午後  山形市立大郷小学校

 1年生と2年生が参加してくれました。
 ふと1年生の教室を見ると、楽しくお弁当を食べていました。おはなし会がスムーズに始められるように、この日は1年生だけ特別にお弁当だったようです。学校側や父兄の皆さんにまで、ご協力頂いて感謝します。
 昇降口前でのキャラバンカー見学は、校舎の影で、日差しの照り返しもなく、本が読みやすかったと思います。
 時間いっぱいまで真剣に本を読んでいる様子をみて、楽しいおはなし会になるのも想像がつきます。またブルーシート、ゴザの際に、きれいに靴が並んでいて、普段の生活の様子がうかがえますね。

 「5年生でがんばっていること ●読書 ●運動 ●そうじ」の掲示板や、楽しい芋煮会の絵を見ながら会場へ。
「紙芝居のはじまり、はじまり~」と盛大におはなしを始めることができました  おはなし会ではボランティアさんが『たべものだ~れ?』『りょうりを してはいけない なべ』等を楽しく読んでくれました。小学生でも、『たべものだ~れ?』はなかなか当たらないものですね。

 隊長の私は『さんまいのおふだ』と紙芝居『もったいないばあさん まほうのくにへ』を読みました。
 「拍子木を打ってみたいお友だちはいる?」と言った途端、一番早く手を挙げた男の子に上手にたたいてもらい、「紙芝居のはじまり、はじまり~」と盛大におはなしを始めることができました。

紙芝居のあとは、封筒のマジックを披露  紙芝居のあとは、封筒のマジックを披露しました。折り紙で遊び、くしゃくしゃになった折り紙を、ビリビリに破いたら「もったいな~い!」と子どもたちは叫びました。破いた折り紙を空っぽの封筒の中に入れ、「ちちんぷいぷいのぷい!」とみんなで呪文を唱えたら、な~んと船が出てきましたぁ! これには大歓声が起こり、マジック大成功でした!

 おはなし会に参加出来なかった上級生は、キャラバンカー撤収の様子をじ~っと見学していました。時間に余裕があれば、全校生徒に読んであげたいのですが、大きな学校では限りがありますね。土日、祝祭日は一般参加可能な会ですので、年齢に関係なく本好きな方は是非遊びに来てください!


「新幹線味噌ラーメン」にもチャレンジ
 うどんを食べることの多い私も、山形のおそばを美味しくいただきました。お昼は移動時間の関係もあり、麺類を食べることが多く、今回はソーセージが1本のった片道、ソーセージが2本のった往復という「新幹線味噌ラーメン」にもチャレンジしました。天童ではバナナロールが美味しいケーキ屋さんを見つけ、あまりの美味しさに、ペロリ! 写真を撮るのを忘れてしまいました。

「ちくわパン」も発見  上山ではテレビ番組で取り上げられそうな「ちくわパン」も発見。納豆、わさび、チーズ、ごぼう、たくあんといろんな種類がありました。
 毎日、楽しく美味しく、やっぱり山形県に来て、本当に「いがった~!」


おすすめ今月の隊長おススメ!
『よみきかせ日本昔話 さんまいのおふだ』を読みました 『よみきかせ日本昔話 さんまいのおふだ』

 おしょうさんのおつかいで、山の奥へ行ったこぞうさん。暗くなって帰れず、ひと晩泊めてもらった家は、なんとおそろしい「やまんば」の家でした……。

 さんまいのおふだでピンチを切り抜ける。こぞうさんが、走る! 逃げる!
 やまんばが、どこまでもどこまでも追っかける!
 ハラハラドキドキ、ドキドキハラハラ……。手に汗にぎるスリル満点!
 逃げるこぞうさんとやまんばのスピード感と、おしょうさんとやまんばが対峙する結末も鮮やかな、楽しい昔話です。5~6歳児から、となっていますが、小学生にも楽しく読んでいます。
 でも、小さい子には寝る前の読み聞かせは避けた方がいいかもしれませんね(笑)。