キャラバンカー
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隊長日記(1号車)

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月がわりで「隊長さん」が、訪問先での出来事をつづっていますヽ(^o^)丿
2013年7月 岐阜県編
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谷 道子隊長

 9月からの全国訪問8周目に向けて、キャラバンカーはリニューアルされました。新車2台は、7月1日に講談社の本館玄関前で安全祈願を済ませ、ピンク色の1号車は東名・名神高速道路をひた走り、岐阜市に入りました。そして7月3日から、新しく入れ替えたピカピカの550冊の絵本とともに岐阜県の訪問をスタートしました。
 7月16日、関東地方は7月にお盆の行事をしますから、関西人の私どものところでもそれに倣ってこの日はおがらを焚いた送り火でお精霊(しょうらい)さんを送ってから家を出ました。

織田信長公の黄金像
 2007年に岐阜を訪れた時、駅前は工事の真っ最中でしたが、現在はペデストリアンデッキが出来て便利できれいになっていました。駅前広場では織田信長公の黄金像が迎えてくださいましたが、かなりビックリ!! 夕方から岐阜公園方面へ観光に出かけました。まずロープウェーに乗って、金華山山頂にある岐阜城へ。斎藤道三、織田信長の居城だったところです。329m昇っただけですが、大変涼しい所でした。自然林の中をしばらく歩くと、端正な建物の姿が見えてきましたが、意外に小さいお城でした。 金華山山頂にある岐阜城へ その後、昔、川湊で栄えた川原町界隈を散策しました。商家の格子組の建物がそのまま残っていたり、庇の上には町を守る鎮火の神様秋葉様もあって、古い日本を思わせるノスタルジックな風景に出会えました。町屋を利用した小物屋兼カフェがあったので、ここで一休み。彩色和紙の折り紙を見つけ、ぐんじょう、ぎんねず、ろこうちゃ等ひねった味わいのある色に惹かれて買い求めました。

山奥の清流に育まれた鮎  夕食は岐阜の山奥の清流に育まれた鮎に舌鼓を打ちました。日が暮れて川原町の長良川沿いにある鵜飼い観光船に乗り込みました。岐阜の小学生も社会科見学。外人さんの姿もちらほら見受けました。漆黒の闇の中、赤々と燃える篝火が川面に映り、鵜匠が10羽程の鵜の手縄を操る鵜飼いは幽玄の世界の趣があり、今日一日盛りだくさんの事を楽しみました。明日から4日間ピンク色のキャラバンカーに乗って、岐阜の元気な子ども達の笑顔に会いに、さあ出発です。

うぬま中央幼稚園 7月17日(水)晴れ
 ホテルの玄関前に可愛いピンクのキャラバンカーが笑っているような華やいだ色で止まっていました。私のテンションも上がります。最初に訪問するのは、うぬま中央幼稚園です。暑いこの時期、キャラバンカーの見学をしてもらう場所をまず考えますが、今日は園の駐車場の日陰を利用しました。霧の出る大型の扇風機も用意され、首を振っていました。この園では月1回、未就園児対象に読み聞かせを行っています。
ボランティアさんの大型絵本『たまごを こんこんこん』から始まりました。 26組の親子が3歳児さんのおはなし会に合流しました。ボランティアさんの大型絵本『たまごを こんこんこん』から始まりました。本をこんこんこんと叩くと、割れた卵の中から動物の赤ちゃんが顔を出す様子があまりに楽しそうだったのか、小さな女の子が前に出てきて本を叩きました。『りんごが コロコロ コロリンコ』の中の表現で、同じことばのくり返しは子ども達にとって、心地良く感じるようです。私は『もったいないばあさんの いただきます』を読みました。大事に育てられ、おいしく食べてもらおうとお料理されたものだから「ありがとう」って食べようね。
大型写真絵本『ぞうのはな』 4~5歳児さんへの大型写真絵本『ぞうのはな』では大きな鼻の穴を見て「うわっ。でか!!」と驚きの声。鼻で砂を吸い上げて体中にブワッとかけて汚れを落としたり、お互いの鼻を高く真っすぐに伸ばして挨拶するなど、初めて知った事がたくさんありました。

午後の訪問先はうれしの東保育園です。  午後の訪問先はうれしの東保育園です。お昼寝から起きた園児達が「来た! 来た!」と、目を輝かせて待っていてくれました。太陽のパワーも全開です。キャラバンカーをベランダの前に設置して、冷房のきいた教室でキャラバンカーの見学をしてもらいました。友達と気に入った本を見せ合ったり、先生に読んでもらったり、本に触れあう楽しいひとときでした。
久しぶりに『イカタコ』の紙芝居にチャレンジです。 園長先生が『イカタコつるつる』の本を見つけて、「園にこの本の歌の楽譜があって子ども達は歌を歌い、想像で絵を描いたりしますから、是非この本を読んでください」とおっしゃったので「それならば!!」と久しぶりに『イカタコ』の紙芝居にチャレンジです。「イカはお店で何を食べるのかな?」すかさず「ラーメン!!」。もう歌で知っていますからね。
「ツルツルツルツルツールツル」丼を持った格好で体が踊り出していました。「こんなおもしろいはなしだったんだ!!」「イカとタコがぐちゃぐちゃになって足を食べる絵がすごかった!」と今までとは違った反応が返ってきます。『イカタコ』のユーモラスな世界を楽しんでくれました。

今日は2~3歳と4~5歳児さんの2回のおはなし会です 7月18日(木)晴れ
 明け方激しい雨が降りましたが、ホテルを出発する時間には日差しがこぼれていました。うれしの保育園の園庭にキャラバンカーをいれると、やわらかい砂地が水を含んでいたので、深い轍を作ってしまいました。今日は2~3歳と4~5歳児さんの2回のおはなし会ですが、ともに人数が多いので大型絵本を用意しました。『わにわにのおふろ』『もったいないばあさん』
今日は2~3歳と4~5歳児さんの2回のおはなし会です 絵はよく見えるのに、「おやま座り」がいつの間にか腰を浮かせて聞き入っていました。私の読んだ『おじさんのかさ』では「かさがぬれるからです」のフレーズをユーモラスに読むと、子ども達は大笑い。唯一普通サイズの『まるまるまるのほん』は黄・赤・青のまるが増えたり大きくなったり、本を斜めにすると片側に寄る単純な本ですが、一番目を輝かせて聞いた本でした。

午後は養老町立笠郷幼稚園を訪問しました。
午後は養老町立笠郷幼稚園を訪問しました。 岐阜・大垣市を通り過ぎると、水量の多い揖斐川を渡り養老町に入りました。広い田園地帯の風景に変わり、遠くに養老山地が連なっています。笠郷幼稚園は緑一色の田んぼのど真ん中にありました。その中でピンクのキャラバンカーは一層鮮やかに映えていました。キャラバンカーをお隣の小学校の体育館入り口前に設営しました。日陰になって風も吹いています。
子どもと一緒にドライバーさん 子どもと一緒にドライバーさんも参加して『ぐんぐんのびる! 東京スカイツリー断面図と大パノラマ』を高く掲げて、賑やかな時間が過ぎていきました。おはなし会は『ゆらゆらパンダ』『ころころパンダ』をボランティアさん二人が息の合った読み方をされ、『じゃがいもポテトくん』に会場のお母さん、先生方から笑い声がこぼれました。
絵本が開くにつれどんどん伸びて、ボランティアさんがいすの上にたってもまだまだ伸びます。 『ほしい』は絵本が開くにつれどんどん伸びて、ボランティアさんがいすの上にたってもまだまだ伸びます。「どんだけ伸びるんや」と子ども達もビックリしながら見上げていました。『東京スカイツリー』の本もこれには負けていました。

エンジン音も軽やかに池田町立温知保育園へ 7月19日(金)晴れ
 今日も日差しがまぶしい朝です。
 川幅の広い揖斐川の堤防道路を新しいキャラバンカーはエンジン音も軽やかに池田町立温知保育園へ。瓦屋根の立派な建物が大きな園庭をコの字に囲んでいる中にキャラバンカーは入って行きました。おはなし会は3回です。
2~3歳児さんと一緒に乳母車に乗った0~1歳児さんも参加しました。  2~3歳児さんと一緒に乳母車に乗った0~1歳児さんも参加しました。『ぼくのくれよん』『もったいないばあさん』『あかちゃん たいそう』を聞いてもらいました。4~5歳児さんにボランティアさんは子どもと対話する『のりもの つみき』、ストーリー性のある『3びきのくま』、そして子ども達がやってみたい『どろんこ!どろんこ!』など楽しいおはなしをえらばれて、私は『ペッタン』を読みました。
エンジン音も軽やかに池田町立温知保育園へ  ツネキ先生にいたくないお注射をされると、1日だけなりたい動物に変身できるおはなしに、子ども達はもう夢中。「パンダになりたい!」「バーニーズマウンテンドッグ」と難しいワンちゃんになりたい男の子もいました。
おはなし会を楽しんだ後、プールに入るため、子ども達は可愛い水着にお着替えをしていました。 おはなし会を楽しんだ後、プールに入るため、子ども達は可愛い水着にお着替えをしていました。キャッキャと楽しそうな声が聞こえて、汗だくで片付けている私達もプールに飛び込みたい気持ちでした。来年で退職される園長先生が今回申し込まれ「願いが叶って、いい記念になりました」と喜んでいました。

カルチャースペースでおはなし会を始めました。 7月20日(土)曇り
 今朝は薄曇りで、いつもの強い日差しではありません。「一日こんなお天気だったらいいですね」とドライバーさんと話しながら出発しました。緑のトンネルのような山間をはしり、広大な木曽川を渡ると可児市に入りました。正文館書店可児広見店に向かいます。店内のゆったりしたカルチャースペースでおはなし会を始めました。
大型で色づかいが素敵な『どうぶついろいろかくれんぼ』 大型で色づかいが素敵な『どうぶついろいろかくれんぼ』、大らかなおじいちゃんの『いいからいいから』、大慌てしているのにどこかユーモラスな犬のとうさんの『おっとっと』、私も1冊『ペッタン』を読むと、「ぼくパンダになりたい」と可愛い声が聞こえました。子どもと大人が一緒に楽しんだ30分でした。

午後訪れたのは、瑞浪市民図書館です。 午後訪れたのは、瑞浪市民図書館です。

午後になると、雲がとれて強い日差しが突き刺してきました。キャラバンカーは文化センターのピロティーの中にすっぽり入って、風が通り抜けるのでいい具合です。
子ども図書館の放送を聞き、自転車でかけつけてきた親子で、シートの上は満員。笑顔いっぱいです。
見学後は和室のおはなし会場に移動。畳に座ると落ち着きますね。 見学後は和室のおはなし会場に移動。畳に座ると落ち着きますね。お父さん方も後ろの方で参加されました。『サラダだいすき』では、みんなで野菜を切って、彩りのきれいなサラダの出来上がり。続いて私の読んだ『これ、もっていき』。これにもトマトやきゅうり、入道雲まで出てくる、夏にピッタリの一冊です。
紙芝居は『もったいないばあさん まほうのくにへ』。 紙芝居は『もったいないばあさん まほうのくにへ』。捨てられる物がマジマジさんの呪文で変身します。アルミ缶が新幹線になって現れるところに、歓声が上がりました。何でもポイポイ捨てると地球がゴミだらけになるから、リサイクルは大事なことですね。
 毎日暑い日が続きましたが、お天気に恵まれ、暑さに強い「岐阜っ子」が素直に心からおはなし隊を喜んでくれたことに幸せを感じた4日間でした。

おみやげ
川原町で買った彩色和紙、折り紙 ・川原町で買った彩色和紙、折り紙
・つちやの柿羊羹(竹をスパッと割った中に柿の実を練り込んで作った羊羹です)
・三千盛(毎回主人へのお土産に各県おすすめの日本酒を買います)
五平餅 ・五平餅(中津川の五平餅は小判形が多いですが、恵那地方のは串団子になっています。両方ともお餅は少しお米粒が残る半殺しです。私はしっかりつかれたものより、こちらの方が好きです。帰りは中央本線の瑞浪駅まで送ってもらいました。駅のすぐ横にお店があり、ラッキーでした)

おすすめ今月の隊長おススメ!
『ペッタン』 高部晴市/作
 丘の上にはお医者さんのツネキ先生が住んでいます。学校に行きたくないふうが君が、ツネキ先生のところに相談に行くと「それじゃあ」といたくないペッタン注射をされてしまいました。すると、1日だけなってみたい動物に変身!! それを聞いた子ども達は「ぼくも」「あたしも」と丘を目指してどんどん登って行きます。「ペッタン注射」が学校の先生達まで巻き込んでいく楽しさいっぱいの絵本です。ほとんどが会話で構成され、おはなしが進んでいきます。テンポよく読むと、子ども達はいつのまにか体ごとおはなしの世界に運ばれて、目を輝かせ、笑い合っていました。でもツネキ先生、本当はキツネさんだったんですね。ちょっと化け間違えたのか、ツネキ先生の手の甲がとんでもない向きになっていますよ。絵をよーく見てください。
今月のおすすめ