キャラバンカー
訪問スケジュール
2018年5
1号車 宮城県
2号車 奈良県
2018年6月
1号車 岩手県
2号車 京都府

2018年7

1号車 北海道
2号車

鳥取県

2018年8月
1号車 北海道
2号車 島根県

2018年9

1号車 青森県
2号車 佐賀県
この先はこちら

本とあそぼう「全国訪問おはなし隊」  > 隊長日記(1号車)  > 2016年9月 岩手県編

隊長日記(1号車)

2017年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 休み 休み 9月 10月 11月 12月
2018年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
月がわりで「隊長さん」が、訪問先での出来事をつづっていますヽ(^o^)丿

 

2016年9月 岩手県編
牧野 博美隊長

1号車は岩手県を訪問。直前に襲った台風被害を心配しつつの訪問でしたが、子どもたちの元気いっぱい、明るい笑顔に迎えられて感激でした!


9月7日(水)

訪問初日、午前中は盛岡市めぐみ幼稚園を訪問しました。小雨が降ったり降らなかったりのイヤ~なお天気。せっかくのキャラバンカー見学もお部屋の中となって残念でしたが、大好きな絵本、初めて見る絵本を手にした子どもたちの笑顔は快晴。とくに映画公開中の『ルドルフとイッパイアッテナ』の絵本は大人気でした。おはなし会は、普段は廊下として使用している部分が舞台になるという、ちょっと変わった作りのホールで行いました。23歳のクラスではボランティアさんが「岩手はやっぱりリンゴだよね」と、『りんごが コロコロ コロリンコ』をチョイス。子どもたちも「コロコロ…」と復唱しながら楽しんでくれました。盛岡出身のドライバーさんも「実は岩手のリンゴは、青森のより美味しいんですよ」と自慢していました。45歳クラスでは、ボランティアさんが『コッケモーモー!』『にゃーご』『ダレ・ダレ・ダレダ』『てじな』を、隊長が『バナーナ!』を読みました。一緒になって「バナーナ!」と声をあげて楽しんでくれた子どもたちと、最後はハグしてお別れ。一路、午後の訪問場所へ。


 

午後は盛岡市かがの保育園。ようやく晴れてきたので、園庭にブルーシートとゴザを敷いて、キャラバンカーの見学会ができました。少し蒸し暑かったけれど、秋風も感じられる良い季節です。23歳のクラスの子どもたちは、キャラバンカーの中から選んできた本を先生に渡して、「読んで読んで」とせがんだり、45歳クラスの子どもたちは、おはなし会で読んだ『バナーナ!』や『くまさん どこ?』をさっそく手にとり、「ほら、この本」と誇らしげに隊長に見せたりしてくれました。


 

9月8日(木)

午前は北上市立口内小学校へ。1年生から6年生まで総勢57名。好きな本を学校図書から借りて持ち帰るための絵本バッグを全児童が持っているそうです。ボランティアさんが『たんぼレストラン』と『おこだでませんように』を読みました。七夕のお願いに「おこだでませんように(おこられませんように)」と書いた主人公に共感したのは子どもたちばかりではなかったようで、見学した保護者の中には涙をぬぐっている人もいました。隊長は『でんごんでーす』を読みました。「ラストシーンに登場のミミズクは、西洋では知恵の神様と呼ばれています」と説明すると、「ああ」と納得したような声が上がりました。紙芝居は『もったいないばあさん まほうのくにへ』を1~3年生に、『イカタコツルツル』を4~6年生に読みました。おはなし会が終わると、それぞれが面白かった本の感想も言ってくれたりして嬉しかったです。


 

午後の訪問先は、北上市くにみ保育園。この保育園でもやはり絵本バッグを愛用していて、月に1回は必ず園の図書コーナーから本を借りてお家でじっくり読むのだそうです。ボランティアさんは、秋にぴったりの昔ばなし『へっこきよめさま』などを読んでくれました。よめさまのユニークなおならに、子どもたちも大笑いです。隊長は新刊の『くまさん どこ?』を読みました。「くまさん どこ?」の問いかけに、子どもたちは「そこだよ! そこにいるよ!」と声をあげます。でも、主人公の男の子が探していたくまさんは、実は……!? そんな意外なラストに、みんな目を丸くしていました。


 

訪問場所への移動中に名山・岩手山が目の前に。ぜひぜひキャラバンカーとのツーショットを写真に撮りたいと思ったのですが、肝心の岩手山には巨大な雲が……。ふと見ると、北上川をへだてた姫神山の方がキレイだったので、こちらの写真もパチリ。なるほど、男山である岩手山と早池峰山が女山である姫神山を争ったという、三角関係伝説に合点がいくほど、姫神山は山頂がシュッと尖って美しかったです。2年後の訪問の時は、快晴の空の下、男っぷりの良い岩手山にも逢いたいと思いました!


おすすめ今月の隊長おススメ!
くまさん どこ?
作/ジョナサン・ベントレー
林 木林

男の子が「くまさん」を探しています。「くまさん どこ?」おふろの中にも、階段の下にも、外のブランコの上にもいません。そんな男の子の近くには、大きな「くま」の姿が……。
読者は、男の子の背後にいる大きな「くま」を指差し、言うでしょう。「そこだよ、ほら、すぐそこにいるよ!」ページをめくるたびに「くまさん どこ?」と問いかける男の子に、「なんで気がつかないの!?」と、読者はだんだんイライラしてくるかもしれません。でも、男の子が探していたのは大きな「くま」ではなくて、実は……!?  ほっこりするオチに、安心する一冊です。

読み聞かせの時は、参加型の本のように特別に子どもたちに問いかける必要はないと思います。ただ「くま」を探す男の子になったつもりで、読み進めていってください。夜の庭に出て「くま」を探すシーンでは、すこし不安そうなイメージで読むと臨場感が出ると思います。そして目的の「くま」を見つけるシーンのページは、子どもたちが気づくまでじっくりと絵を見せてあげてください。「くま」を指差してあげるのも良いでしょう。おやすみ前の一冊としても、おすすめしたい絵本です。