キャラバンカー
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隊長日記(1号車)

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月がわりで「隊長さん」が、訪問先での出来事をつづっていますヽ(^o^)丿

 

2017年6月 福島県編
宝力 美和隊長

6月、1号車は福島県です。福島は会津・中通り・浜通りと3つの地域に分かれる大きな県。中通りにある郡山市から毎朝出発、県内縦横に各地を訪問しました。


6月23日(金)

午前は二本松市立小浜小学校へ。ここでは、1~2年生と小浜幼稚園・小浜保育所の45歳児が参加しました。ボランティアさんは参加型の本と読み物の組み合わせで、本を選んでくれました。隊長は小学生に『はこちゃん』を。これは名前の由来をテーマにした話ですが、読み終えたら自分の名前の話をしてくれた児童もいました。幼児の回で、ボランティアさんの読んだ『やさいさん』は、土の中にできる野菜をすっぽんと引き抜く仕掛け絵本ですが、「ごぼうって葉っぱがついているんだ!」の声があがり、ちょっとびっくり。そうか、あまり畑にふれていないのね。でも、土の中で育つ野菜を本で知ることができましたね。


6月24日(土)

午前は、浜通りのいわき市。福島はどこも自然豊かで緑が続く道を走ります。いわき市立常磐第一保育園は保育参観ということで、親子での参加でした。ここのボランティアさんも親子で参加です。娘さんは幼稚園の先生を目指して勉強中とのこと。緊張したと言っていましたが、しっかり読んでくれました。隊長はタイムリーな『パンダ ともだちたいそう』を選びました。上野動物園で産まれた赤ちゃんパンダもこの絵本のように山に登れるようになるといいなあ。いわき市は、映画『フラガール』が生まれた「ハワイアンズ」と水族館が来訪者には楽しみの町ですが、かつては炭鉱の町でもあり、保育園のすぐそばには「石炭・化石館ほるる」という資料館がありました。ここも面白そう。福島のドライバーさんは幼稚園の遠足で来たことがあると言っていましたよ。


6月25日(日)

午前は矢祭もったいない図書館。ここは以前使用していた青いキャラバンカーが寄贈されています。図書館ではそのキャラバンカーを開けて待っていてくれました。その隣にピンクの1号車を設営します。朝降っていた雨も開始時間には小降りになり、来てくれた人たちには自由に好きなキャラバンカーで本を楽しんでもらいました。読み聞かせにはアメリカから来た英語の先生も加わって『ぞうくんのさんぽ』を英語で読みました。英訳は『ELEPHANT BLUE』=青い象です。今回は老人会の人々も多数参加していました。『だるまさんが』でニコニコし、『パパ、お月さまとって!』の大きく広がる月を見て「わあ」と歓声があがります。『くまさん どこ?』では、子どもたちが「そこ!」「いる!」と指差して大声で教えてくれましたが、探していたのがくまのぬいぐるみだとわかると、「あー、そっちね」と急におとなしくなったりして。楽しく過ごせました。


午後は矢吹町図書館。なんとか雨が降らず、曇り空の下キャラバンカー見学ができたので、たくさんの人たちが集まってくれました。年齢層に幅がありましたが、特に幼稚園に通う子どもたちが『ゆうびんやさんの ココリさん』『うしろにいるのだあれ』や、紙芝居『ショコラちゃんのおでかけドライブ』をノリノリで聴いてくれました。矢吹町は元野球選手・中畑清の出身地で、彼にちなんだ地元の名物「ゼッコーチョーゆべし」をいただきました。これで明日も、絶好調! でしょう。


6月26日(月)

良い天気に恵まれて、再び中通りの二本松市への訪問です。午前は二本松市立油井幼稚園。ボランティアさんは地元で読み聞かせをしているグループの4人の皆さんで、おはなし隊カラーと同じ赤いTシャツを着て出迎えてくれました。幼稚園の玄関前には放射線測定器が設置されていて原発事故を思い起こします。福島の公共施設では、当たり前の光景になってしまいました。それでも、子供たちはどこでも元気に遊んでいます。5歳児には、ボランティアさんが『パンダ銭湯』、隊長が『ちいさいモモちゃん3 あめこんこん』紙芝居の『もったいないばあさん まほうのくにへ』などを読みました。終わって片付けていると、先生が「子どもたちに印象に残ったことを描いてもらった」とおっしゃって、みんなが描いた絵を持って来てくれました。キャラバンカーもパンダももったいないばあさんも……、みんなとっても上手ですね。


一生に出会える本は限られています。子どもの時に出会った本が大切な1冊になるかもしれません。いい出会いがありますように……と心を込めてこれからも本を届けていきたいと思います。




おすすめ今月の隊長おススメ!

今月の隊長おススメ!
ゆうびんやさんの ココリさん
作/中川ひろたか
絵/市原 淳

ハッピータウンに住むココリさんの様子が、短い言葉で描かれています。
「めを さます ココリさん」「『コケコッコー』の ココリさん」と、“〇〇のココリさん”の繰り返しが、心地よく楽しく読めます。子どもたちも「ココリさんばっかり〜」と笑い出したり、一緒に言ったり。そして、いつもは郵便を届けるココリさんが手紙を書き、返事を待つココリさんになり、ついにあの子からの手紙を見つけたココリさんは、大喜び。手紙っていいなと思えるハッピーな内容です。明るいイラストでココリさんのユニークな表情も楽しめますよ。