キャラバンカー
訪問スケジュール
2017年8月
1号車 お休み
2号車 お休み
2017年9月
1号車 秋田県
2号車 岐阜県

2017年10月

1号車 山形県
2号車 富山県
2017年11月
1号車 長野県
2号車 滋賀県
2017年12月
1号車 静岡県
2号車 香川県
この先はこちら

本とあそぼう「全国訪問おはなし隊」  > 隊長日記(1号車)  > 2017年9月 秋田県編

隊長日記(1号車)

2017年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2016年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2015年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
月がわりで「隊長さん」が、訪問先での出来事をつづっていますヽ(^o^)丿
2017年9月 秋田県編
牧野 博美隊長

残暑厳しい東京から一路、そろそろ秋めいてきた秋田・横手駅に到着。さっそく名物の横手やきそばを食べようと観光案内所のある駅のラウンジに行くと、そこにはなんとそれぞれ教科書や参考書とノートを広げて勉強に勤しむ数名の学生たちの姿が! さすが全国模試トップクラスの秋田県!! そんな感動から始まる秋田訪問です。
横手市役所の敷地内にあるかまくらの展示室で、氷点下10度の世界を体験しました!


9月11日(月)

午前中は美郷町立千畑なかよし園へ。広い敷地内にある大きな施設には、元気いっぱいの子どもたちが。食欲の秋、収穫の秋などなど、季節を意識した選書を心がけました。3歳児には『バナーナ!』が大うけ。英語読みの発音と意外性のあるバナナの絵に大喜びです。45歳児ではボランティアさんが読んでくれた『ちゅうちゅうたこかいな』で、「ちゅーちゅー」の大合唱。郷土の伝統「なまはげ」登場に、子どもたちの声が一段と大きくなったのは、さすが秋田っ子です。おめんの下に隠れている動物を当てる『おめんです』が登場すると、「いま(キャラバンカーで)読んできた!」と声が上がり、大相撲の秋場所真っ最中ということで選んだ『はっきょいどーん』では、「え!? 小さいお相撲さんが、大きいお相撲さんに勝ったの!?」と真剣に驚いている子どもたちもいました。美郷町は湧水群で知られる町。湧き水散策をしながら休憩です。こんこんと湧き出る清水を見ているだけで、自然のパワーをいただけます。お水もお食事も美味しくて……ついつい食べ過ぎちゃいました!


9月12日(火)

午前中は一国一城令の特例として破却をまぬがれた横手城のお膝元にある横手市立横手南小学校へ。ボランティアさんはPTAの読み聞かせグループです。いつもの「◯◯の母です」という自己紹介を「おはなし隊隊員の○○です」に替えて、皆さん緊張の面持ちです。1年生にはボランティアさんが『ねこってこんなふう?』を読みました。いろいろな生き物たちから見た予想外のねこの姿に、「かわいいー!」「でかっ!」「こわーい!!」などの声が上がりました。


9月13日(水)

午前中は横手市の十文字保育所へ。ボランティアさんのお孫さんが通う保育所にサプライズです。ボランティアさんが読んだ『なにをたべてきたの?』の、何でも食べちゃうブタさんがせっけんを食べるシーンでは、「食べちゃだめだよー」と心配する声が上がります。『ぼくのくれよん』では、食べられないバナナを描いたゾウとライオンのシーンに「なんで怒られるの?」と不満げな声。『へんしんトンネル』の登場には「大好き!!」と歓声が沸きました。

ランチは保育所の方のおすすめの「名代 三角そばや」へ。北は横手の横手やきそば、南は湯沢の稲庭うどんと並ぶ秋田名物“十文字中華そば”は、煮干し・鰹節・昆布だしのあっさりスープと極細ちぢれ麺の昔なつかしい中華そば。お腹にも懐にもやさしい郷土食を堪能していると、「おはなし隊の方ですか?」と店員さんに声をかけられました。なんと午後から訪問する東成瀬村の方で、「防災無線で村中に(訪問の事が)流れていましたよ」との情報をいただきました。感激です!途中パラパラと小雨が降ってきたものの、午後の訪問先なるせ保育園に着いたときには良いお天気に。園児と学童保育の子どもたちに参加してもらいました。ボランティアさんはとても熱心な地元の読み聞かせグループの方々です。横手市の読み聞かせボランティアの皆さんは、常に交流されながら読み聞かせの勉強を重ねているそうです。今回の横手訪問の各地で参加してくださった皆さんも、ほとんどがお知り合いということで、読み聞かせ談議に花が咲きました!


9月14日(木)

近づく台風情報に、ビクビクしながら迎えた午前中の横手市立朝倉小学校への訪問でした。嵐の前の静けさか、夏にもどったような晴天で気持ちの良い見学会となりました。年間100冊以上も本を読む子どもがたくさんいるということで選書にも力が入ります。ボランティアさんが読んだ翻訳絵本『つかまるわけないだろ!』では、ラストシーンの解釈にさまざまな意見が飛び交い、どんな困難も前向きにとらえるおばあさんが主人公のイギリス民話『わたしゃほんとにうんがいい』では、「いいなぁ~」とつぶやく子どもたち。読書の秋、余韻が残る絵本の数々が、子どもたちの心に浸透してくれますように!

美味しい郷土食に、勉強熱心な子どもたちとボランティアさんたち。頭とお腹と心が満たされた充実の秋田県訪問でした。ありがとうございました!



おすすめ今月の隊長おススメ!

『ほしじいたけ ほしばあたけ カエンタケにごようじん』
作/石川基子


水を得ると若返ってパワー炸裂! 濃ゆ~い絵柄がクセになる、大人気シリーズの第三弾です。今回は、赤いキノコに囚われの身となったほしじいたけと光るキノコの、ワクワクの脱出劇。ヒーローストーリーとして子どもたちが喜ぶのはもちろん、ボランティアの皆さんたちにも共感性があると大好評。キャラクター物は読み聞かせが難しくて……という相談もよくうけますが、型にはまらず淡々と、ただしストーリーの内容に合わせた緩急だけはしっかりつけるようにすれば、テンポよく楽しく読み聞かせができます。秋の味覚・キノコのあやしい魅力がふんだんなので、これからの季節にビッタリです!