キャラバンカー
訪問スケジュール
2018年1月
1号車 愛知県
2号車 高知県
2018年2月
1号車 三重県
2号車 愛媛県

2018年3

1号車 大阪府
2号車

徳島県

2018年4月
1号車 神奈川県
2号車 和歌山県

2018年5

1号車 宮城県
2号車 奈良県
この先はこちら

本とあそぼう「全国訪問おはなし隊」  > 隊長日記(2号車)  > 2013年1月 鹿児島県編

隊長日記(2号車)

2017年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 休み 休み 9月 10月 11月 12月
2018年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
月がわりで「隊長さん」が、訪問先での出来事をつづっていますヽ(^o^)丿
2013年1月 鹿児島県編
【写真をクリックすると拡大表示します】
渡邉 達夫隊長より
今年から正式デビューしました渡邉達夫(わたなべたつお)です
 2013年、いよいよ今年から正式デビューしました渡邉達夫(わたなべたつお)です。新参者ですが宜しくお願いします。


東京から那覇で飛行機を乗り継ぎ、与論島に降り立つちました
1月8日(火)
 という訳で、新年早々、鹿児島県の訪問がスタートしました。鹿児島県といっても、私が担当するのは、与論島と沖永良部島。両島とも私にとっては初めての地。期待と不安でワクワク、ドキドキです。寒い東京から那覇で飛行機を乗り継ぎ(ボンバルディアDHC8、 双発エンジンのスマートな機体です!)、与論島に降り立つと、曇り空から寒風に交じって雨粒も。とても南国とは思えない天気に迎えられました。
 空港で、ドライバーさんと合流。海も荒れていて、フェリーはかなり揺れたそうです。
 ともあれ、霧雨の中、最初の会場となる与論町立図書館へ向かいました。車窓からの風景は、想像していた南国とはかなり異なる景色が続きます。後でわかりましたが、昨年秋の台風の被害が甚大で、塩害の影響で植物もダメージが大きく、いまだに回復していないそうです。

町立図書館の会場では、みんな楽しそうに聞いていました
 町立図書館では雨、強風を考え、図書館裏手の駐車場前に設営しました。3名の職員の方が読み聞かせボランティアさんです。皆さん、おはなし隊の訪問をとても楽しみにされていました。
 おはなし会に参加する「茶花こども園」、「与論こども園」「那間こども園」の子どもたちがバスで歓声を上げながらやって来ました。子どもたちにとってはビッグイベントなのでしょう。こちらもうれしくなります。『おしくら・まんじゅう』『おおきくなるっていうことは』『しりとりのだいすきなおうさま』のプログラムを、みんな楽しそうに聞いていました。 『まゆげちゃん』では、反響の良さに、ビックリ! 私は、十八番になった『まゆげちゃん』で、スタート。反響の良さに、ビックリ! 『のりものつみき』 『くだものだーれ?』も皆、大きな声で答えてくれました。
 那覇からの機内で、偶然隣に座られた方が、わざわざ見に来られました。
 横浜在住の方ですが、読書が大好きで「おはなし隊」を自分の目で見てみたいと、小雨の中、自転車で来てくださいました。 皆さん、おはなし隊の訪問をとても楽しみにされていました こんな出会いも隊長冥利につきますね。
 子どもたちの「みっしーく とぅーとうがなしー!(どうもありがとうございました)」の声に送られて図書館を後にしました。


ハレルヤこども園
1月9日(水)
 今日も、はっきりしない、そして寒い一日でした。
 午前中の会場は「ハレルヤこども園」です。ここも、台風の傷跡が残っていました。門の内側が大きく陥没し、キャラバンカーを安全に入れるため、応急処置でレンガを敷きました。先生に交じって園児たちも運んでくれています。みんな有難うね!
 園庭には立派なモミの木があります。毎年クリスマスには、イルミネーションで飾られるツリーですが、やはり台風で枝がほとんど折れて、まるぼうずになっています。春になって、早く元の姿になるといいですね。
読み聞かせボランティアさんは、こちらの先生
 読み聞かせボランティアさんは、こちらの先生。『かいじゅうたちのいるところ』『どうする どうする あなのなか』『いろいろおふろはいり隊!』など、声色をうまく使い分け、子どもたちをグングン物語に引き込んでいきます。上京の際、本をたくさん買いに行くほどの熱心な先生です。
 私も張り切って『りんごはいくつ?』 『のりものつみき』 『まゆげちゃん』 『ぼくのくれよん』などを読みました。
声色をうまく使い分け、子どもたちをグングン物語に引き込んでいきます  フェリーの出航時間が迫っているため、後ろ髪をひかれる気持ちで、園を後にし、港へ向かいました。


コンテナが次々運び込まれ、最後にキャラバンカーが積み込まれます
 与論港に着きましたが、岸壁にコンテナが並んでいるだけで、ここからフェリーが出るのか不安になりましたが、やがて、バイクに乗った女性職員が到着。なんとコンテナを改造した券売所が店開きです。フェリーが到着すると、にわかに港が忙しくなります。コンテナが次々運び込まれ、最後にキャラバンカーが積み込まれます。
 無事に乗船。いよいよ荒海に出航です。約2時間の船旅で午後2時ごろ、沖永良部島・和泊港に到着です。CS放送局「キッズステーション」の撮影クルーの皆さんが待ち構え、船の前でちょっと収録。


わどまり保育園
 午後の会場は、港のそば、「わどまり保育園」です。ボランティアさんは季節を考えて本を選んでくださいました。『おもちのきもち』『おおさむこさむ』『おしくら・まんじゅう』『はらぺこヘビくん』を、子どもたちも真剣に聞いています。

参加型の絵本に、みんな我先に答えてくれます
 私の披露した『ぼくのくれよん』 『のりものつみき』 『くだものだーれ?』 『まゆげちゃん』など参加型の絵本に、みんな我先に答えてくれます。0歳児の子どもも数名いましたが、お兄さんやお姉さんに交じって楽しそうに聞いていました。


沖永良部のお菓子、「やちむち」(焼いた餅)と「たいももち」(田芋餅)をお抹茶と一緒にご馳走になりました
 終了後、沖永良部のお菓子、「やちむち」(焼いた餅)と「たいももち」(田芋餅)をお抹茶と一緒にご馳走になりました。どちらも、黒糖を使ったおいしいお菓子でした。

東京では見たこともない、大きなキクラゲやアオサ、ニンニクの茎
 夕食はキッズステーションのクルー、ドライバーさんも一緒に、地元料理のお店に行きました。東京では見たこともない、大きなキクラゲやアオサ、ニンニクの茎など、地元の特産を使ったお料理に舌鼓を打ちながら、明日への鋭気を養いました。


「下平川保育所」は海を見下ろす、芝生の園庭
1月10日(木)
 今日も曇天、「晴れ男だったはずなのに!」と、空を見上げてため息をつきます。
 午前中の、「下平川保育所」は海を見下ろす、芝生の園庭。子どもたちの木登りに格好のガジュマルが植わっています。ここでは、地元の「よみっこクラブ」の4名の皆さんが読み聞かせボランティアとして参加されました。皆さん大変熱心で、大型絵本を使った読み聞かせ方法を吸収しようと、事前練習に余念がありません。

子どもたちは大型絵本の迫力に大変驚いていました
 ボランティアさんたちは大型絵本を使って『どうぶついろいろかくれんぼ』『おっぱい』『みんなうんち』『にじいろのさかな』を読まれました。子どもたちは大型絵本の迫力に大変驚いていました。隊長は、反対に小さな『りんごはいくつ?』 『まゆげちゃん』でコントラストを作りました。


知名町立図書館
 午後は「知名町立図書館」でのおはなし会です。ここも海を見下ろす高台にあります。
「おはなし隊」のパンフレットにも使われている会場です。
 キッズステーション収録の為、急遽、おはなし会を2回することになり、明日行く「しらゆり保育園」の子どもたちが来てくれることになりました。
 午前中、ボランティアとして読み聞かせをしていただいたお二人も含め、大人の方もたくさん来場くださいました。
紙芝居は『ももたろう』です  ここは私一人の予定でしたが、同行の講談社Wさんにもお手伝いをお願いしました。
 『あしたうちにねこがくるの』『ふってきました』 『もったいないばあさん』など、楽しいおはなしが続きました。
 紙芝居は『ももたろう』です。みんな、身を乗り出すようにして聞いていました。


おはなし会が終わっても、キャラバンカーには、まだたくさんの子どもたち
 おはなし会が終わっても、キャラバンカーには、まだたくさんの子どもたち。寒い中、熱心に本を読んでいます。
 すると、突然「クジラだ!!!」の声。見ると、眼下の海にそれらしき姿が。目で追っていると、なんと大きくシオを吹いています。自然の中で見る、なんと大きな存在感でしょうか。いままでの悪天候の日々を吹き飛ばす、素晴らしい出会いでした。


しらゆり保育園
1月11日(金)
 私の最終日。やっと天気が回復しました。ホテルのチェックアウトの際、フロントの男性から「おはなし隊の方ですね。昨日、保育園に通う息子が大変喜んで帰って来ました」とお礼を言われました。こちらもハッピーな気持ちです。
 午前中の会場は「しらゆり保育園」です。晴天のもと、海を見下ろす芝生の園庭を、子どもたちが裸足で走り回っています。昨日、図書館に来てくれた子もいます。プログラムがダブらないように構成しました。ここでも講談社Wさんと二人三脚です。

最新刊の『ごとんごとんごー!』の登場です
 『ねえ、あそぼ! 2さいのパンダちゃん』や最新刊の『ごとんごとんごー!』の登場です。子どもたちの観察眼の素晴らしさに、改めて驚かされました。二人で読んだ『ころころパンダ』 『ゆらゆらパンダ』も裏表紙で2匹がつながると、大歓声! また、奄美のクロウサギのおはなし『とんとんとんのこもりうた』には、息をのむようにして聞き入っていました。そして、『ぶきゃ ぶきゃ ぶー』では大笑い、変化のあるおはなし会になりました。

皆そろって記念撮影
 最後に、皆そろって記念撮影。特産の黒糖焼酎のお土産、ありがとうございました。


 徳之島へ向かうキャラバンカーを見送り、飛行機までの時間待ちで、ホテル前の緑地公園で海を眺めていると、島の年配の方々が三々五々集まって来られました。皆さん気さくに、声をかけてくださいます。お誘いに乗って、一緒にグランドゴルフをやらせていただきました(笑)。
 天気は悪い日が多かったですが、両島の皆さんの暖かさに包まれた旅になりました。


おすすめ今月の隊長おススメ!
『まゆげちゃん』を読みました 『まゆげちゃん』

 この本は、校正刷りの段階で、おはなし会で読んで以来、私と深い関係を持つ本という感じで向き合っています。簡潔な文章と明確な絵で構成される本ですが、びっくりするほど子どもたちの反応が返ってきます。普通に「間」を取って読んでもいいのですが、いろいろ工夫して参加型にしたりすることも可能です。そういう意味で使い勝手の良い絵本です。
 最後に、表紙を、大きく口を開けた自分の顔に上手に重ねると……、さらに大きな歓声に包まれる事でしょう。読み聞かせに挑戦しているお父さん、ぜひ恥ずかしがらずにやってみてください!