キャラバンカー
訪問スケジュール
2017年11月
1号車 長野県
2号車 滋賀県
2017年12月
1号車 静岡県
2号車 香川県

2018年1月

1号車 愛知県
2号車

高知県

2018年2月
1号車 三重県
2号車 愛媛県

2018年3

1号車 大阪府
2号車 徳島県
この先はこちら

本とあそぼう「全国訪問おはなし隊」  > 隊長日記(2号車)  > 2013年1月 鹿児島県編

隊長日記(2号車)

2017年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 休み 休み 9月 10月 11月 12月
2016年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2015年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
月がわりで「隊長さん」が、訪問先での出来事をつづっていますヽ(^o^)丿
2013年1月 鹿児島県編
【写真をクリックすると拡大表示します】
渡邉 達夫隊長より
今年から正式デビューしました渡邉達夫(わたなべたつお)です
 2013年、いよいよ今年から正式デビューしました渡邉達夫(わたなべたつお)です。新参者ですが宜しくお願いします。


東京から那覇で飛行機を乗り継ぎ、与論島に降り立つちました
1月8日(火)
 という訳で、新年早々、鹿児島県の訪問がスタートしました。鹿児島県といっても、私が担当するのは、与論島と沖永良部島。両島とも私にとっては初めての地。期待と不安でワクワク、ドキドキです。寒い東京から那覇で飛行機を乗り継ぎ(ボンバルディアDHC8、 双発エンジンのスマートな機体です!)、与論島に降り立つと、曇り空から寒風に交じって雨粒も。とても南国とは思えない天気に迎えられました。
 空港で、ドライバーさんと合流。海も荒れていて、フェリーはかなり揺れたそうです。
 ともあれ、霧雨の中、最初の会場となる与論町立図書館へ向かいました。車窓からの風景は、想像していた南国とはかなり異なる景色が続きます。後でわかりましたが、昨年秋の台風の被害が甚大で、塩害の影響で植物もダメージが大きく、いまだに回復していないそうです。

町立図書館の会場では、みんな楽しそうに聞いていました
 町立図書館では雨、強風を考え、図書館裏手の駐車場前に設営しました。3名の職員の方が読み聞かせボランティアさんです。皆さん、おはなし隊の訪問をとても楽しみにされていました。
 おはなし会に参加する「茶花こども園」、「与論こども園」「那間こども園」の子どもたちがバスで歓声を上げながらやって来ました。子どもたちにとってはビッグイベントなのでしょう。こちらもうれしくなります。『おしくら・まんじゅう』『おおきくなるっていうことは』『しりとりのだいすきなおうさま』のプログラムを、みんな楽しそうに聞いていました。 『まゆげちゃん』では、反響の良さに、ビックリ! 私は、十八番になった『まゆげちゃん』で、スタート。反響の良さに、ビックリ! 『のりものつみき』 『くだものだーれ?』も皆、大きな声で答えてくれました。
 那覇からの機内で、偶然隣に座られた方が、わざわざ見に来られました。
 横浜在住の方ですが、読書が大好きで「おはなし隊」を自分の目で見てみたいと、小雨の中、自転車で来てくださいました。 皆さん、おはなし隊の訪問をとても楽しみにされていました こんな出会いも隊長冥利につきますね。
 子どもたちの「みっしーく とぅーとうがなしー!(どうもありがとうございました)」の声に送られて図書館を後にしました。


ハレルヤこども園
1月9日(水)
 今日も、はっきりしない、そして寒い一日でした。
 午前中の会場は「ハレルヤこども園」です。ここも、台風の傷跡が残っていました。門の内側が大きく陥没し、キャラバンカーを安全に入れるため、応急処置でレンガを敷きました。先生に交じって園児たちも運んでくれています。みんな有難うね!
 園庭には立派なモミの木があります。毎年クリスマスには、イルミネーションで飾られるツリーですが、やはり台風で枝がほとんど折れて、まるぼうずになっています。春になって、早く元の姿になるといいですね。
読み聞かせボランティアさんは、こちらの先生
 読み聞かせボランティアさんは、こちらの先生。『かいじゅうたちのいるところ』『どうする どうする あなのなか』『いろいろおふろはいり隊!』など、声色をうまく使い分け、子どもたちをグングン物語に引き込んでいきます。上京の際、本をたくさん買いに行くほどの熱心な先生です。
 私も張り切って『りんごはいくつ?』 『のりものつみき』 『まゆげちゃん』 『ぼくのくれよん』などを読みました。
声色をうまく使い分け、子どもたちをグングン物語に引き込んでいきます  フェリーの出航時間が迫っているため、後ろ髪をひかれる気持ちで、園を後にし、港へ向かいました。


コンテナが次々運び込まれ、最後にキャラバンカーが積み込まれます
 与論港に着きましたが、岸壁にコンテナが並んでいるだけで、ここからフェリーが出るのか不安になりましたが、やがて、バイクに乗った女性職員が到着。なんとコンテナを改造した券売所が店開きです。フェリーが到着すると、にわかに港が忙しくなります。コンテナが次々運び込まれ、最後にキャラバンカーが積み込まれます。
 無事に乗船。いよいよ荒海に出航です。約2時間の船旅で午後2時ごろ、沖永良部島・和泊港に到着です。CS放送局「キッズステーション」の撮影クルーの皆さんが待ち構え、船の前でちょっと収録。


わどまり保育園
 午後の会場は、港のそば、「わどまり保育園」です。ボランティアさんは季節を考えて本を選んでくださいました。『おもちのきもち』『おおさむこさむ』『おしくら・まんじゅう』『はらぺこヘビくん』を、子どもたちも真剣に聞いています。

参加型の絵本に、みんな我先に答えてくれます
 私の披露した『ぼくのくれよん』 『のりものつみき』 『くだものだーれ?』 『まゆげちゃん』など参加型の絵本に、みんな我先に答えてくれます。0歳児の子どもも数名いましたが、お兄さんやお姉さんに交じって楽しそうに聞いていました。


沖永良部のお菓子、「やちむち」(焼いた餅)と「たいももち」(田芋餅)をお抹茶と一緒にご馳走になりました
 終了後、沖永良部のお菓子、「やちむち」(焼いた餅)と「たいももち」(田芋餅)をお抹茶と一緒にご馳走になりました。どちらも、黒糖を使ったおいしいお菓子でした。

東京では見たこともない、大きなキクラゲやアオサ、ニンニクの茎
 夕食はキッズステーションのクルー、ドライバーさんも一緒に、地元料理のお店に行きました。東京では見たこともない、大きなキクラゲやアオサ、ニンニクの茎など、地元の特産を使ったお料理に舌鼓を打ちながら、明日への鋭気を養いました。


「下平川保育所」は海を見下ろす、芝生の園庭
1月10日(木)
 今日も曇天、「晴れ男だったはずなのに!」と、空を見上げてため息をつきます。
 午前中の、「下平川保育所」は海を見下ろす、芝生の園庭。子どもたちの木登りに格好のガジュマルが植わっています。ここでは、地元の「よみっこクラブ」の4名の皆さんが読み聞かせボランティアとして参加されました。皆さん大変熱心で、大型絵本を使った読み聞かせ方法を吸収しようと、事前練習に余念がありません。

子どもたちは大型絵本の迫力に大変驚いていました
 ボランティアさんたちは大型絵本を使って『どうぶついろいろかくれんぼ』『おっぱい』『みんなうんち』『にじいろのさかな』を読まれました。子どもたちは大型絵本の迫力に大変驚いていました。隊長は、反対に小さな『りんごはいくつ?』 『まゆげちゃん』でコントラストを作りました。


知名町立図書館
 午後は「知名町立図書館」でのおはなし会です。ここも海を見下ろす高台にあります。
「おはなし隊」のパンフレットにも使われている会場です。
 キッズステーション収録の為、急遽、おはなし会を2回することになり、明日行く「しらゆり保育園」の子どもたちが来てくれることになりました。
 午前中、ボランティアとして読み聞かせをしていただいたお二人も含め、大人の方もたくさん来場くださいました。
紙芝居は『ももたろう』です  ここは私一人の予定でしたが、同行の講談社Wさんにもお手伝いをお願いしました。
 『あしたうちにねこがくるの』『ふってきました』 『もったいないばあさん』など、楽しいおはなしが続きました。
 紙芝居は『ももたろう』です。みんな、身を乗り出すようにして聞いていました。


おはなし会が終わっても、キャラバンカーには、まだたくさんの子どもたち
 おはなし会が終わっても、キャラバンカーには、まだたくさんの子どもたち。寒い中、熱心に本を読んでいます。
 すると、突然「クジラだ!!!」の声。見ると、眼下の海にそれらしき姿が。目で追っていると、なんと大きくシオを吹いています。自然の中で見る、なんと大きな存在感でしょうか。いままでの悪天候の日々を吹き飛ばす、素晴らしい出会いでした。


しらゆり保育園
1月11日(金)
 私の最終日。やっと天気が回復しました。ホテルのチェックアウトの際、フロントの男性から「おはなし隊の方ですね。昨日、保育園に通う息子が大変喜んで帰って来ました」とお礼を言われました。こちらもハッピーな気持ちです。
 午前中の会場は「しらゆり保育園」です。晴天のもと、海を見下ろす芝生の園庭を、子どもたちが裸足で走り回っています。昨日、図書館に来てくれた子もいます。プログラムがダブらないように構成しました。ここでも講談社Wさんと二人三脚です。

最新刊の『ごとんごとんごー!』の登場です
 『ねえ、あそぼ! 2さいのパンダちゃん』や最新刊の『ごとんごとんごー!』の登場です。子どもたちの観察眼の素晴らしさに、改めて驚かされました。二人で読んだ『ころころパンダ』 『ゆらゆらパンダ』も裏表紙で2匹がつながると、大歓声! また、奄美のクロウサギのおはなし『とんとんとんのこもりうた』には、息をのむようにして聞き入っていました。そして、『ぶきゃ ぶきゃ ぶー』では大笑い、変化のあるおはなし会になりました。

皆そろって記念撮影
 最後に、皆そろって記念撮影。特産の黒糖焼酎のお土産、ありがとうございました。


 徳之島へ向かうキャラバンカーを見送り、飛行機までの時間待ちで、ホテル前の緑地公園で海を眺めていると、島の年配の方々が三々五々集まって来られました。皆さん気さくに、声をかけてくださいます。お誘いに乗って、一緒にグランドゴルフをやらせていただきました(笑)。
 天気は悪い日が多かったですが、両島の皆さんの暖かさに包まれた旅になりました。


おすすめ今月の隊長おススメ!
『まゆげちゃん』を読みました 『まゆげちゃん』

 この本は、校正刷りの段階で、おはなし会で読んで以来、私と深い関係を持つ本という感じで向き合っています。簡潔な文章と明確な絵で構成される本ですが、びっくりするほど子どもたちの反応が返ってきます。普通に「間」を取って読んでもいいのですが、いろいろ工夫して参加型にしたりすることも可能です。そういう意味で使い勝手の良い絵本です。
 最後に、表紙を、大きく口を開けた自分の顔に上手に重ねると……、さらに大きな歓声に包まれる事でしょう。読み聞かせに挑戦しているお父さん、ぜひ恥ずかしがらずにやってみてください!