キャラバンカー
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隊長日記(2号車)

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月がわりで「隊長さん」が、訪問先での出来事をつづっていますヽ(^o^)丿
2015年10月 島根県編
牧野 博美隊長

神在月の島根。

霊験あらたかなこの季節の訪問であればと、まずは出雲大社へ。

おはなし隊と子どもたちとの良いご縁を、二礼四拍手一礼でご祈願しました!

ついでに個人的な縁結びのお守りも買って(笑)、いよいよ明日からお楽しみの島根訪問です!!


10月9日(金)

秋晴れの午前に訪問したのは出雲市立大津小学校です。

おはなし会は1年生と2年生、計4回です。

最初はボランティアさんの『とべバッタ』。

力強い絵とバッタの思い切った行動に「すごーい、最強~!!」の声が上がります。

2冊目は隊長の『でんごんでーす』。ユニークな伝言に声をたてて大笑い!

3冊目はボランティアさんの『はなちゃんのみそ汁』。

ドラマや映画にもなっている実話です。

乳がんで亡くなったお母さんから教わったお味噌汁を、毎朝5時に起きて作るはなちゃん。

思い出のシーンで、切除したお母さんのおっぱいを「買ってあげる!」と言うところでは、クスクス笑いも起きます。

胸を打つ絵本にみんな真剣なまなざしをむけていました。

夕方からは少し涼しくなってきたものの、子どもたちは風の子!

訪問先の雲南市の四ッ葉学園保育所で、「(キャラバンカーの本)何冊読んだ?」とたずねると、

「30冊読んだ!」と答える子が!ん?それだと1分に1冊読んだ計算だけど!?

数えられないくらいたくさんの本を読んだってことですよね(笑)。

最初の4~5歳の部ではボランティアさんが『かっぱのかっぺいとおおきなきゅうり』『ぼくは』『ねずみのすもう』を、隊長が『のりものつみき』を読みました。

2~3歳の部ではボランティアさんが『ぼくそらをさわってみたいんだ』『りんごがコロコロコロリンコ』『どんぐりとんぽろりん』を、隊長が『たべものだーれ?』を読みました。


10月10日(土)

午前は奥出雲町の横田コミュニティセンター。

かわいい手作り看板がおはなし隊を迎えてくれました。

図書館がわりの町の図書室は、小さいながらもとても絵本が充実していました。

おはなし会は隊長1人が読み手です。

収穫の秋にちなんで『たべものだーれ?』『りんごがコロコロコロリンコ』『いもいもほりほり』を、

そして大型絵本『もったいないばあさん』と、紙芝居『ショコラちゃんのおでかけドライブ』を読みました。

奥出雲は米どころ&蕎麦どころということで、ランチはセンターの司書さんたちが教えてくれたお蕎麦屋さん「あさひ亭」へ。出雲名物の割子そばで蕎麦パワーをチャージです!

午後は出雲市立出雲中央図書館へ。

おはなし会では、隊長が『りんごはいくつ?』を、

ボランティアさんが、『かたあしのひよこ』『のりものつみき』、

大型絵本『わゴムはどのくらいのびるかしら?』を読みました。

宿泊先の松江への帰路、ちょうど美しい宍道湖の夕焼けが!!

わーい、明日もいい天気になるなあ~と思いきや……


10月11日(日)

……あいにくの雨。

キャラバンカーは今井書店 出雲店さんへ。

児童書コーナーの絵本は約2万冊と充実。

出雲の子どもたちがうらやましい~!

ボランティアさんが『のりものつみき』『てじな』『ぼくのくれよん』、

隊長が『いもいもほりほり』を読むと「おいもが食べたくなった~」という声があがりました。

午後は大混雑の出雲大社の参道を抜けて、ブックセンタージャスト大田店へ。

おはなし会には1~8歳くらいの子どもたちが集まってくれました。

隊長が『たべものだーれ?』、ボランティアさんが『10にんのきこり』『どっとこどうぶつえん』『てじな』を読みました。

どの本も子どもたちが声をだして参加してくれる楽しい絵本です。


10月12日(月)

この日も雨。松江市来待地区公民館では簡易テントを出してもらいました。

キャラバンカーへのいちばんのりは3年生の男の子たち。

小さい子どもたちが増えてくると「ぼくたちがいると邪魔だから」と場所を譲ってあげる、紳士的なお兄ちゃんたちです!

おはなし会には1~9歳の幅広い子どもたちが参加。

隊長が『たべものだーれ?』を、ボランティアさんが『ねずみのいもほり』『きちょうめんななまけもの』『おにぎり』を読みました。

隊長が『はっきょい どーん』を読むと、最後の裏表紙までずっと大笑いでした。

午後は松江市の今井書店グループセンター店へ。キャラバンカーの見学会が始まると、いきなりのゲリラ豪雨!!

おはなし会は急遽2回することに。

最初に集まってくれたのは主に1~6歳の親子連れ。

隊長が『たべものだーれ?』を、ボランティアさんが、『おにぎりくんがね‥』『さつまのおいも』『たんじょうびのごちそう』を読みました。

紙芝居は『ショコラちゃんのおでかけドライブ』。

いずれも食欲の秋にふさわしいお話ばかりです。

2回目のおはなし会には、それまで小さい子どもたちに遠慮して覗き見していた、パワフルな小学生たちが、率先して参加してくれました。

最初に隊長が『のりものつみき』を、ボランティアさんは『やまこえ のこえ かわこえて』『いもいもほりほり』を、

そして隊長が『でんごんでーす』、紙芝居『もったいないばあさん まほうのくにへ』を読みました。

一本締めで終了した後キャラバンカーに戻ると、おはなし会で読んだばかりの本を、「ほら、これ!」と見せてくれたのがうれしかったです!

たくさんの子どもたちの笑顔と、神話の国の人々らしい穏やかなやさしさに、また再びこの地を踏めることをポケットの中の出雲大社のお守りにお願いしました……。

島根県のみなさんありがとうございました。

またお会いいたしましょう!


おすすめ今月の隊長おススメ!

でんごんでーす

文/マック・バーネット
絵/ジェン・カラーチー
訳/林木林

鳥のお母さんから息子のピーターへの「そろそろ ばんごはんだから かえっておいで」という伝言は、

どんどんハチャメチャな内容になっていきます。電線に止まる鳥たちの、楽しい伝言ゲーム。

ページをめくるたびに、あらぬ方向に行ってしまう伝言の内容と言葉遊び的なユニークさが魅力です。

伝言を聞くごとに子どもたちの笑いもどんどんヒートアップしていき、

ラストのフクロウが伝えたセリフで、安堵のため息がもれます。

ストレートに、たんたんと読んでも充分おもしろいのですが、訳の日本語のリズムの巧みさを生かすためにも、

少し早口で読む伝言もあったほうがいいと思います。

きらめく言葉の洪水を感じることができますし、ラストの落ち着いたフクロウの伝言が、より生きてくることになるでしょう。