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恋時雨
2012.05.18発売
恋時雨
著:蘇部 健一,絵:羽住 都
YA!ENTERTAINMENT
昭和30年と2005年――。 50年の時を超え、ふたつの恋が危うく交錯する! 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が好きなきみに贈るノンストップ・タイムマシン・ストーリー! 昭和30年の辻村琴美と2005年の森谷香織。愛してもいない許嫁(いいなずけ)からの求婚に、時を超え、同じように悩むふたり。そんな彼女たちの前に、見知らぬ青年が現れたことで、ふたりの運命の歯車が音をたてて、回りはじめた――。 昭和30年と2005年――。 50年の時を超え、ふたつの恋が危うく交錯する! 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が好きなきみに贈るノンストップ・タイムマシン・ストーリー! 昭和30年の辻村琴美と2005年の森谷香織――。愛してもいない許嫁(いいなずけ)からの求婚に時を超え、同じように悩むふたり。そんな彼女たちの前に、見知らぬ青年が現れたことで、ふたりの運命の歯車が音をたてて、回りはじめた――。
電子あり
家計を蝕む「金融詐術」の恐怖 大ウソカネもうけにダマされるな!
2012.05.18発売
家計を蝕む「金融詐術」の恐怖 大ウソカネもうけにダマされるな!
著:吉本 佳生
欧米の金融危機、円高ショックが日本経済に本当の打撃を加えるのは、まさにこれから。「三井住友銀行」や「東京三菱UFJ銀行」などのメガバンク、「野村證券」などの大手証券会社が加担し、大阪市や神戸市などの中核自治体や東大、京大、早慶など超有名大学までが骨の髄まで汚染され、国民の年金基金や貯蓄までが飛び去る金融派生商品の正体を、『スタバではグランデを買え』などを著したベストセラーエコノミストが簡明に斬る 欧米の金融危機、円高ショックが日本経済に本当の打撃を加えるのは、まさにこれから。「三井住友銀行」や「東京三菱UFJ銀行」などの日本のメガバンク、「野村證券」などの大手証券会社が加担し、大阪市や神戸市などの中核自治体や東大、京大、早慶など超有名大学までが骨の髄まで汚染され、国民の年金基金や貯蓄までが飛び去る金融派生商品「デリバティブ」「仕組債」のデタラメな正体を、『スタバではグランデを買え』などを著したベストセラーエコノミストが簡明に斬る。
電子あり
日本のバーをゆく
2012.05.18発売
日本のバーをゆく
著:太田 和彦
名バーは地方にあり! 札幌・やまざき、秋田・レディ、宇都宮・TANAKA、横浜・スリーマティーニ、沼津・フランク、松本・サイドカー、金沢・倫敦屋、京都・祇園サンボア、大阪・堂島サンボア、神戸・サヴォイ北野坂、高知・コリンズバー、福岡・オスカー、鹿児島・池田バー、沖縄・ヴィンテージ、銀座・テンダーなど、厳選33店! 地方に名バーあり。 <いい街、いい酒、いいマスター 厳選33店> 札幌 やまざき/ドゥ・エルミタアヂュ 秋田 レディ/THE BAR 1980 宇都宮 TANAKA/シャモニー 横浜 スリーマティーニ/パパジョン 沼津 フランク/ビクトリー/梅邑 松本 サイドカー/メインバー・コート 金沢 倫敦屋/スプーン 京都 祇園サンボア/カルヴァドール 大阪 堂島サンボア/ウイスキー 神戸 サヴォイ北野坂/キース 高知 コリンズバー/フランソワ 福岡 オスカー/いしばし 鹿児島 池田バー/ハイブリッジ 沖縄 ヴィンテージ/フォックスホール 銀座 テンダー/ルパン/スタア・バー/フォーシーズンズ バーは東京や大阪など大都会だけのものと思っていたが、地方都市にも本格バーがひっそりと長く続いていた。それらのバーは東京のように流行に左右されることなく昔ながらの本格をきちんと守り、マスターはひとつの職業を続けた風格を持ち、本物のバーは地方にありという確信がわいてきた。「本物のバー」とは、その町に住む人とともに歴史を重ねてきたということ。英語で言う「ネイバーフッド・バー(ご近所バー)」だ。 (あとがきより) 「ジントニックをください」「かしこまりました」タンブラーに氷を投げ入れ、ジン、トニックウォーター、ライム果搾り落とし。おなじみの「ジントニック」を、私はいつもの癖でグラスをしばし高く上げてからスイと飲んだ。「うまい」「どうも」バーカウンターに座った第一声は注文だ。世間話はあと。酒を作っている間は黙って仕事を眺め、できあがると飲み、それから声をかける。 (本文より) ※本書は、『小説現代』平成22年7月号(7月1日発行)から平成23年10月号(10月1日発行)まで、16回にわたり連載された「バーのある街へ」を改題し、加筆修正して単行本にまとめたものです。 ※カクテルのレシピは基本的に『ザ・カクテルブック』(社団法人日本バーテンダー協会編著・柴田書店刊)に準拠していますが、バーにより作り方が異なる場合があります。
電子あり
「関係の空気」「場の空気」
2012.05.18発売
「関係の空気」「場の空気」
著:冷泉 彰彦
講談社現代新書
なぜ上司と部下は話が通じないのか。キレる若者・息苦しい教室・無意味な会議・くだらない標語・リストラと自殺・女性の雇用と少子化問題・女子アナ人気・小泉劇場……、「なんか変だ」。 なぜ上司と部下は話が通じないのか キレる若者・息苦しい教室・無意味な会議・くだらない標語・リストラと自殺・女性の雇用と少子化問題・女子アナ人気・小泉劇場……、「なんか変だ」 村上龍氏推薦!! 「日本語は、日本社会を映す鏡であり、駆動させる燃料でもある。NY在住の著者は『空気』というキーワードで『流通する日本語』を正確に検証している」 「空気」がすべてを決めていく……国際関係、少子化、高齢化、若年層の雇用、教育、財政赤字、消費税率、年金……。論点のそれぞれは深刻なのに、激しい対立もなければ現実的な妥協もない、それでいて何となく何かが決まっていく、あるいは先送りされていく、それが日本社会のようだ。そこでは「空気」がすべてを支配しているといってもよいだろう。論理や事実ではなく、「空気」が意思決定の主役になり、またその「空気」が風向きの変化によってよく変わるのだ。(中略)「空気」が支配しているのは、一国レベルの「世論」だけではない。個々の企業における「社内世論」や、学校のクラスにおける「先生ムカツク」とか「○○ちゃんウザい」というようなものも「空気」に他ならず、それぞれの小社会であたかも絶対権力を握っているかのようである。そして、この「空気」に対して、日本人の一人一人は無力である。「何ごともその場の空気によって決まる、というのは良いことではない。だが、その場の空気が濃くなればそれに対抗するのは難しいし何よりも損だろう」そんな感覚が日本の社会の隅々までを満たしている。――<「はじめに」より>
電子あり
カーニヴァル化する社会
2012.05.18発売
カーニヴァル化する社会
著:鈴木 謙介
講談社現代新書
2000年代の若者達のリアルを鮮かに斬る。「やりたいこと」を探し続けるニートたち、自己確認をするデータベースとしての監視社会、そして「ケータイ依存」。これらを支える社会のメカニズムを分析する。 分断される自己イメージ、データベース化する人間関係… ネット世代の論客が解き明かす「僕たちの日常」 「日常の祝祭化」の中を生きる 私たちの生きる社会は、上述してきたような「祭り」を駆動原理にし始めているのではないか、と私は考えている。本書では、そうした祭りのメカニズムについて、様々な事例に分け入りながら明らかにしていきたい。祭りといっても、季節とともに訪れる、伝統的な祝祭のことではない。21世紀に入って以降の我が国で、そしておそらく欧米では20世紀の終わり頃から顕在化し始めた、日常生活の中に突如として訪れる、歴史も本質的な理由も欠いた、ある種、度を過ぎた祝祭について、それはいったい何なのか、なぜ今になってそうした祭りが頻発するのか、といった問題を、様々な角度から論じたのが、この本である。結論を先取りして述べることになるが、私が本書で論じる「日常の祝祭化」は、近代化と、そしてその徹底として生じる「後期近代」に特有な現象として説明することのできるものだ。また、そうした「日常の祝祭化」の中を生きる私たちのライフスタイルも、これまで近代のシステムが前提にしてきた、確固たる自己像とはまったく異なった種類の自己モデルを要請し始めている。本書で取り扱うのは、こうした、日常に祝祭がビルトインされることによって可能になる、社会や自己の仕組みや、その要因についてなのだ。――<本書より>
電子あり
社長 島耕作の地球経済学 日本再生・エネルギー編
2012.05.18発売
社長 島耕作の地球経済学 日本再生・エネルギー編
監:島 耕作
モーニング
島耕作完全監修、「地球経済学」シリーズ第四弾のテーマは「復興」「エネルギー」「日本再生」です。東日本大震災は、「災後」という言葉を生み出すほどに、日本人に大きなショックをもたらしました。震災から1年、東北はどのように生まれ変わろうとしているのか。エネルギーを考えるために必要なものは。日本再生のため、島耕作がやさしくていねいに解説します! 島耕作完全監修、「地球経済学」シリーズ第四弾のテーマは「復興」「エネルギー」「日本再生」です。東日本大震災は、「災後」という言葉を生み出すほどに、日本人に大きなショックをもたらしました。震災から1年、東北はどのように生まれ変わろうとしているのか。エネルギーを考えるために必要なものは。日本再生のため、島耕作がやさしくていねいに解説します!
電子あり
新・学問のススメ─生涯学習のこれから
2012.05.11発売
新・学問のススメ─生涯学習のこれから
著:石 弘光
講談社現代新書
生涯学習とは、学生期間を終え、社会に出たり家庭に入ったりした後も再び学習を始め、生涯にわたってつづけるものとして認識されています。また、人生のあらゆる段階で、さまざまな場所や分野における学習・教育を総合的に含むとされています。放送大学の元学長である著者は、今後の遠隔教育のあり方について、世界各国の事例などと比較しながら、生涯学習の現状と課題を浮き彫りにしていきます。 一般的に生涯学習とは、学生期間を終え、社会に出たり家庭に入ったりした後も再び学習を始め、生涯にわたってつづけるものとして認識されています。さらに最近では、人生のあらゆる段階で、さまざまな場所や分野におけるフォーマルな、あるいはインフォーマルな学習・教育を総合的に含むとされています。 経済学者としても著名な著者は、2011年5月まで放送大学の学長を務め、公開大学(オープン・ユニバーシティー)の教員として、生涯学習の一翼を担ってきました。 そういった経験から、正規の教育課程を歩めなかった「第二の教育機会」としての社会的意義や、IT社会の進化にともなう今後の遠隔教育のあり方などについて、世界各国の公開大学の事例などと比較しながら、生涯学習の現状と課題を浮き彫りにしていきます。 明治維新間もない時期に、かの福沢諭吉が『学問のスゝメ』を著し、広く国民に学問の重要性を説いたように、高齢社会が到来した新しい時代の下、生涯学習の必要性をあらためていま問い直していきます。
電子あり
とっさに使える大人の中学英語―役立ちフレーズ591
2012.05.11発売
とっさに使える大人の中学英語―役立ちフレーズ591
著:多岐川 恵理
講談社+α文庫
命令形は命令するときだけ使うのではない! こうした誤解をとけば、日本人が中学で習った英語は充分大人のシーンで通用する。“Say when.”(どこまで注ぐか言ってね)“When.”(そこまででいいです)“We’ll miss you.”(あなたがいなくなるとみんな寂しくなるわ)など、すぐ使ってみたくなる表現が一杯!! 命令形は命令するときだけ使うのではない! こうした誤解をとけば、日本人が中学で習った英語は充分大人のシーンで通用する。 “Say when.”(どこまで注ぐか言ってね) “When.”(そこまででいいです) “We’ll miss you.”(あなたがいなくなるとみんな寂しくなるわ) “As far as I know,the contract is not signed yet.”(私の知る限りでは、その契約はまだ成立していません) など、すぐ使ってみたくなる表現が一杯!!
電子あり
分冊文庫版 狂骨の夢(下)
2012.05.11発売
分冊文庫版 狂骨の夢(下)
著:京極 夏彦
講談社文庫
「実に、見事な左道であった」。謎の寺院、聖宝院文殊寺に乗り込んだ京極堂。白丘、降旗、そして朱美……、照魔鏡(しょうまきょう)をかかげるがごとく記憶の深淵が明らかにされたとき、歴史の底に凝(こご)っていた妄執が、数百年の時空を超えて昭和の御代に甦る。いくつもの惨劇を引き起こした邪念は果たして祓(はら)い落とせるのか。
電子あり
分冊文庫版 狂骨の夢(中)
2012.05.11発売
分冊文庫版 狂骨の夢(中)
著:京極 夏彦
講談社文庫
「あなたの夢こそ鍵になるでしょうね」。京極堂は刑事・木場とともに店の敷居を跨いだ降旗にそう言った。逗子湾に浮かぶ金色(こんじき)の髑髏(どくろ)、葉山の山中で起きた男女集団自決に絡まり縺(もつ)れるようにして殺された老作家・宇多川。やはり犯人は朱美か?目撃された「復員服の男」とは何者なのか?謎は謎を呼ぶ。
電子あり
分冊文庫版 狂骨の夢(上)
2012.05.11発売
分冊文庫版 狂骨の夢(上)
著:京極 夏彦
講談社文庫
「妾(わたし)は人を殺したことがあるんでございますよ」。湘南の保養地、逗子で遊民・伊佐間(いさま)は朱美と名のる女と出会う。彼女は幻想小説界の大御所・宇多川崇の妻。しかも奇怪なことにこれまでに何回も夫を手にかけたという。あまりに妖しい告白を聞かされた元精神科医の降旗と牧師・白丘は激しく惑乱して……。
電子あり
年中無休スタジアム
2012.05.11発売
年中無休スタジアム
著:乙武 洋匡
スポーツライター・乙武洋匡の傑作短編集。井上康生、秋田豊、安藤美姫、日本シリーズ、高校サッカー……乙武洋匡が駆け抜けた、スポーツの世界。甲子園からアテネまで、今日も明日も感動を求めて、スポーツライター・オトタケ、走る、走る。
電子あり
刻謎宮(4) 登天篇
2012.05.02発売
刻謎宮(4) 登天篇
著:高橋 克彦
講談社文庫
大林宣彦監督も絶賛「超大作が4本分!」 歴史を歪めてまで、坂本龍馬が追い求める夢とは。歴史を修復するため、幾多の難敵を斬り続ける沖田総司の正義とは――。両者の無念が、その魂に時空を超えさせたのか。夢を追う龍馬は味方に裏切られて孤立し、正義を追う総司のもとには続々と仲間たちが集まる。高橋幻想ロマンの最高傑作、感動のラストへ。
電子あり
刻謎宮(3) 渡穹篇
2012.05.02発売
刻謎宮(3) 渡穹篇
著:高橋 克彦
講談社文庫
総司の正義×龍馬の理想 宿命が2人を導く―― 峰飛麟(ほうひりん)の体を借りた沖田総司は、古代中国で“センター”から別々に派遣された仲間を探す。ヘラクレスが借りた肉体は、龍馬王こと坂本龍馬と袂をわかった天子の血を継ぐ燕子外(えんしがい)だった。ヘラクレスは再び龍馬のもとに戻り、総司たちを導く。龍馬がひた隠す「刻」を超える“トロイアの木馬”を見つけるため――。
電子あり
刻謎宮(2) 光輝篇
2012.05.02発売
刻謎宮(2) 光輝篇
著:高橋 克彦
講談社文庫
沖田総司×坂本龍馬 中国の大地で激突す! 歪められた歴史を修復する鍵は、坂本龍馬が握っていた。古代ギリシァで沖田総司はアンネ・フランクやヘラクレスとともに闘い、あと一歩のところまで追い詰めるが……。相容れない両者の理想と現実。龍馬は再び「刻」を超え、古代中国に理想郷を求める。総司もまた歴史修復のため、宿敵を追い古代中国へ!
電子あり
刻謎宮(1) 彷徨篇
2012.05.02発売
刻謎宮(1) 彷徨篇
著:高橋 克彦
講談社文庫
ギリシァ神話×明治維新 夢のコラボ大河ロマン ミケーネ遺跡の王墓を発掘中にシュリーマンが目にしたもの――それは12年前に幕末の横浜で、自らが勝海舟に贈った金時計だった。歴史を歪めた“犯人”を探るため、“管理センター”は新選組の沖田総司を蘇生させ、古代ギリシァに向かわせた。ギリシァ神話と明治維新、奇跡のコラボレーション・ファンタジー。
電子あり
ベトナムから遠く離れて(上) 【小田実全集】
2012.04.27発売
ベトナムから遠く離れて(上) 【小田実全集】
著:小田実
電子のみ
戒厳令の夜 下巻
2012.04.27発売
戒厳令の夜 下巻
著:五木 寛之
 福岡の大物国士・鳴海望洋と組んだ江間は、学生時代の恩師の娘・冴子とともに、パブロ・ロペス作品の、日本への流入経路について調べ始めた。謎の究明は、スペイン内乱にはじまり、ナチスのパリ無血占領、GHQの日本戦後統治、さらに日本政界の疑獄事件へとつながっていく。筑豊の炭鉱から、タヒチ、チリ人民政府へと移ろう舞台。ドイツから流出したと見られる、幻のロペス作品は見つかるのか! 壮大なスケールの歴史ロマン。  映画雑誌社に勤める江間は、出張のとき博多のとあるバーで、「伝説中の幻の絵」といわれるパブロ・ロペスの作品を見かける。ロペスは、地方の貧しい人々を描き続けた、スペイン画家だ。彼が国際画壇で無名なのは、50代後半まで一歩もスペインから出なかったことと、その作品が国外に流出しなかったことに起因する。なぜ、日本に? 大学で美術史を専攻した江間の血が騒ぐ。江間は早速、美術品に興味を持つ、福岡の大物国士・鳴海望洋に相談する。バーの絵が本物であることを確認した二人は、江間の学生時代の恩師の娘・冴子をも巻き込んで、パブロ・ロペス作品の、日本への流入経路について探索を開始した。謎の究明は、スペイン内乱にはじまり、ナチス・ドイツのパリ無血占領、GHQの日本戦後統治、さらに日本政界の疑獄事件へとつながっていく。筑豊の炭鉱から、タヒチ、チリ人民政府へと移ろう舞台。ドイツから流出したと見られる、幻のロペス作品は見つかるのか! 壮大なスケールの歴史ロマン。
電子のみ
ロボットとは何か-人の心を映す鏡
2012.04.27発売
ロボットとは何か-人の心を映す鏡
著:石黒 浩
講談社現代新書
「なぜ私は人型ロボットを作るのか」。自分がモデルのアンドロイド、ロボット演劇など、世界が注目する「人間酷似型ロボット」の第一人者が、その研究と「人間とは?」という問いの軌跡を綴る快著。 -出版社からの紹介- この本のカバーの(超太帯の)写真をご覧ください。双子のようなペアの、右側が著者の石黒浩氏、左は、自身をモデルにした遠隔操作型のアンドロイド「ジェミノイド」です。 石黒氏は、これまでにほかにも、自分の幼い娘をモデルにした子供アンドロイドや女性アンドロイド、ロボットが役者と演じる「ロボット演劇」、介助されて立ち上がる「発達する子供ロボット」など、国内外を驚かせ、注目を集める研究を行ってきました。 「なぜ人間型ロボットにこだわるのか?」――それは、このような一連の研究は、著者にとって「人間とは何か」を問う自己探求の試みでもあるからです。 本書では、人間型ロボット第一人者である石黒氏が、これまで開発したロボットを紹介しながら、研究の過程で感じてきたことを、疑問や戸惑いも含めて率直に語ります。また、有名な「ロボット3原則」や、ロボットと人間の将来まで論じた、すぐれた情報社会論でもあります。
電子あり
枢密院議長の日記
2012.04.27発売
枢密院議長の日記
著:佐野 眞一
講談社現代新書
大正期、激動の宮中におそるべき“記録魔”がいた。その名も倉富勇三郎。宮中某重大事件、皇族・華族のスキャンダル、摂政問題……。誰も読み通せなかった超一級史料にノンフィクションの鬼才・佐野眞一が挑む。幕末に生まれ、明治、大正、昭和を生き、三代の天皇に仕えた倉富は、時代の変遷をどう見つめ、年月の足音をどう聞いて、記録にとどめたのか?いざ、前人未到の倉富ワールドへ! 大正期、激動の宮中におそるべき“記録魔”がいた! 宮中某重大事件、皇族・華族のスキャンダル、摂政問題……。 誰も読み通せなかった超一級史料にノンフィクションの鬼才が挑む。
電子あり