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2002.02.08発売
銅の貴公子 ム-ン・ファイア-・スト-ン(2)
講談社X文庫ホワイトハート
金と銀のふたりに,謎の銅仮面の仲間が…!ハルシュ老の最期の頼みを果たすため,旅路を急ぐリュ-とエリア-ド.その途中で,シェクの街で二人を救った謎の銅仮面の男が,強引に二人の仲間に入ってきた.

2002.02.08発売
鳴門秘帖(一)
他国者は容易に近づけない、密国阿波に潜入した幕府隠密・甲賀の宗家、世阿弥が消息を絶って10年。家名の断絶を目前にして、悲嘆にくれる娘のお千絵を見かねて、2人の男が阿波渡海をはかった。だが夜魔昼魔、お十夜孫兵衛、見返りお綱が2人の邪魔に入る――。昭和初年大衆文学の興隆期に発表され、人気沸騰した名作『鳴門秘帖』は争って読まれ、虚無僧姿の法月弦之丞は銀幕のヒーローに。

2002.02.08発売
自由ヶ丘密会夫人
講談社文庫
若妻を蕩かす不倫の夜。官能推理シリーズ。29歳の人妻、伊集院明日香は箱根の不倫の宿で歓びに身を泳がせた。しかし同じ夜、不倫相手の元恋人が殺され彼の無実を証明できるのは明日香だけになってしまう

2002.02.08発売
日本の中の朝鮮文化(9)阿波・土佐・伊予・讃岐
講談社文庫
四国地方には、古代朝鮮からの渡来文化が、いたるところ残されている。波多国、大三島の大山祗(おおやまつみ)神社、須佐之男命(すさのおのみこと)の朝鮮渡りの船神楽などは、何を物語るか?そこに隠された朝鮮文化の系譜を踏査し、誤った古代日本の姿を正す。徳島・高知・愛媛・香川の各地に、真実の歴史を求めて歩くシリーズ第9巻。

2002.02.08発売
日本の中の朝鮮文化(8)因幡・出雲・隠岐・長門ほか
講談社文庫
〈因幡(いなば)の白うさぎ〉の神話は何を物語るか?神話と銅剣文化のふるさと=出雲など、鳥取・島根・山口の各地を訪ね、朝鮮渡来文化の跡をたどる。韓神(からかみ)新羅(しらぎ)神社や萩・見島のジーコンボ古墳群など、踏査すればするほど、従来の日本古代史は書き変えねばならなくなる。真実の歴史をもとめて歩くシリーズ第8巻。

2002.02.08発売
ぼくのムショ修業
講談社文庫
塀の中のシステムを科学した刑務所体験学.拳銃不法所持に麻薬法違反まで重なってオツトメした,府中刑務所の四年間.専門用語や独特の仕来り,氷点下の冬の過ごし方などイザというとき役立つ知識を満載.

2002.02.08発売
水滸伝(二)
講談社文庫
天こう星(てんこうせい)三十六員、地さつ星七二座は地上に散った。その星の宿命を背負った世に入れられぬ好漢たち。義を重んじて財を疎んじ、危うきを助けて苦しめるをすくう彼らは、不可思議な見えない糸に操られるかのように、しだいに梁山泊へ屯集するきざしを見せる。――中国四大奇書の1つ、大長編伝奇小説の完訳。

2002.02.08発売
水滸伝(一)
講談社文庫
江西(こうせい)の竜虎山は道教の大本山である。そこの伏魔之殿に昔から封じこめられていた妖魔を誤って逃がしたばかりに、三十六員の天こう星(てんこうせい)がこの世に臨み、72座の地さつ星が下界におりて宋国の乾坤を揺るがす。――梁山泊に屯集して世間を騒がす108人の好漢(おとこだて)の事跡を描く中国四大奇書の1つ、大長編伝奇小説の完訳。

2002.02.08発売
読書の旅
講談社文庫

2002.02.08発売
苦海浄土 (わが水俣病)
講談社文庫
公害という名のおそるべき犯罪、“人間が人間に加えた汚辱”、水俣病。昭和28年1号患者発生来10余年、水俣に育った著者が患者と添寝せんばかりに水俣言葉で、その叫びを、悲しみ怒りを自らの痛みとし書き綴った《わがうちなる水俣病》。凄惨な異相の中に極限状況を超えて光芒を放つ人間の美しさがきらめく。

2002.02.08発売
物理の風景 数理物理学者の見た世界
ブルーバックス

2002.01.11発売
桜の降魔陣 銀の共鳴(1)
講談社X文庫ホワイトハート
新宿の一画を、密かに脅かす不気味な触手。その異常事態に、2人の少年と1人の美女が立ち向かう。怜悧(れいり)な美貌を苦痛に歪ませる智(さとる)、健康優良児でお人よしの京介(きょうすけ)。そして、長い髪をなびかせて疾走する麗子(れいこ)。一見アンバランスな3人が、一丸となって戦う奇妙なモノの正体は!?はたして、彼らの真の目的はなんなのか!?都会に巣食う怨念に挑む、心霊戦士たちのサイキック・ファンタジー開幕!!

2002.01.11発売
新・水滸伝(一)
中国は宋朝の時代、勅使として龍虎山に派遣された洪信は、厳しく禁じられた石窟の中を掘ったため、封じられた108の魔星はどっと地上に踊り出た。やがて、その一星一星が人間と化して、梁山泊をつくり、天下を揺さぶる。――これが中国最大の伝奇小説『水滸伝』の発端である。『新・水滸伝』は、少年時代からこの中国古典に親しんだ著者が、思うままに意訳し、奇書の世界を再現する一大絵巻。

2002.01.11発売
赤坂哀愁夫人
講談社文庫
葉山慎介は美しい未亡人、門倉朱鷺子(ときこ)の胸の膨らみに覆い被さった。彼女は亡夫からホテルという財産と借金の両方を受け継いだ。ホテル売却で借金を返そうと仲介業者葉山を訪れたのだった。2人は意気投合し、ベッドに……。嫉妬した彼女の義弟健太郎はホテルを狙う一味に加担する。息もつかせぬ官能&サスペンス。

2002.01.11発売
工藤写真館の昭和
講談社文庫
東京下町で激動の昭和を生きた最後の写真師二・二六事件、真珠湾奇襲、敗戦、復興。写真師の日々に時代が二重写しにされる。家族が家族として存立していた時代への哀歓。講談社ノンフィクション賞受賞作。

2002.01.11発売
ぐうたら好奇学
講談社文庫
とめてとまらぬ好奇心、こいつばかりは別ものか。ウデが折れたで負けてはおれぬ、飛びだしたのが街の中……ヒガ目スガ目は初手の内、便学しようと糞励し、ヨコ目に女性斜に世相、うまいもの屋に変人、オカルトまでをひっくるめノゾキ精神大修業!若きの日の風流漫歩に支えられた珍無類の傑作エッセイ集。

2002.01.11発売
ばいにんぶるーす
講談社ノベルス

2002.01.11発売
この地球に生れあわせて
講談社文庫
自分の内側に、わざわざ達成できないような理想を温存している…理想と現実の矛盾を生きる糧にしている。と語る著者の創造論との関連での生きがい論文明論。様々な旅の回想等思想と心の遍歴を綴る随筆集。

2002.01.11発売
ぐうたら愛情学 〈狐狸庵閑話〉
講談社文庫
象牙の塔的2枚目文化も、道化役的3枚目文化も、現実をふまえた2枚目半文化の前には影が薄れる。男女同権とは男女分権であり、姑のイジワルは女性を本来の姿にもどすものであり、雌鶏に刻を告げさせて眠っていることに亭主の幸せはある等々。憎まれ口の裏に、女性へのやさしさを隠した、痛快無比な愛情論。

2002.01.11発売
ぐうたら人間学 狐狸庵閑話
講談社文庫
ぐうたら人生の味を開陳する狐狸庵山人の珍妙なる人間学。秀吉の夫婦喧嘩を仲裁する信長に英雄偉人の尻尾を覗き、酒癖のあれこれに人情風俗の妙を知る。権威や独善には背を向け、劣等生的人間に豊かさを見、親愛感を覚える。愛すべきはマヌケ人間、語るべきは気弱人間。人生の味をいかんなく示すエッセイ。