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唐草文様 世界を駆けめぐる意匠
カラクサモンヨウセカイヲカケメグルイショウ
- 著: 立田 洋司

古代ナイルに咲く睡蓮(ロータス)の花が生んだ生命の象徴「唐草」。神秘の蔓はペルシア、インド、中国を経て日本へと伸び、一方でロマネスク、他方でアラベスクへと変容する。悠久の歴史、東西の文化に絡みつく不滅の文様に迫る。
【目次】
第一章 杳かなる記憶
第二章 「幻の唐草」とアルカイスム
第三章 ギリシア式唐草の生誕
第四章 変容と新生
第五章 コスモポリタニズムの潮流のなかで
第六章 唐草東漸
第七章 ロマネスク美術
第八章 アラベスク的世界の展開
第九章 ガンダーラから中国へ
第十章 法隆寺への道
註
参考文献
あとがき
索引
- 前巻
- 次巻
目次
第一章 杳かなる記憶
第二章 「幻の唐草」とアルカイスム
第三章 ギリシア式唐草の生誕
第四章 変容と新生
第五章 コスモポリタニズムの潮流のなかで
第六章 唐草東漸
第七章 ロマネスク美術
第八章 アラベスク的世界の展開
第九章 ガンダーラから中国へ
第十章 法隆寺への道
註
参考文献
あとがき
索引
書誌情報
紙版
発売日
1997年01月10日
ISBN
9784062580946
判型
四六
価格
定価:1,602円(本体1,456円)
通巻番号
94
ページ数
258ページ
シリーズ
講談社選書メチエ
著者紹介
1946年、大阪府生まれ。東京芸術大学美術学部芸術学科卒業。同大学院修士課程(芸術学・西洋美術史専攻)修了。静岡県立大学国際関係学部教授。専攻は芸術学、比較美術史、東西文化交流史。 著書に『埋もれた秘境カッパドキア』(講談社)、『古代アナトリアの遺産』(近藤出版社)、『トルコの旅』(六興出版)などがある。
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