キャラバンカー
訪問スケジュール
2019年2月
1号車 群馬県
2号車 大分県
2019年3月
1号車 埼玉県
2号車 熊本県

2019年4

1号車 山梨県
2号車

長崎県

2019年5
1号車 新潟県
2号車 福岡県

2019年6

1号車 石川県
2号車 岡山県

本とあそぼう「全国訪問おはなし隊」  > 隊長日記(1号車)

隊長日記(1号車)

2018年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
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月がわりで「隊長さん」が、訪問先での出来事をつづっていますヽ(^o^)丿

 

2019年2月 群馬県編
堤 暢子隊長

2月の1号車は、赤城山や草津温泉で有名な群馬県の訪問です。前日4日に訪問していた隊長から「赤城おろしの風が冷たいです、暖かくしてね」とメッセージをもらいました。風対策、雨の心積もりをしての出発です。幸いお天気に恵まれたおはなし会となりました。


2月5日(火)午前 高崎市立吉井西幼稚園

 

高崎駅から向かうキャラバンカーから、真っ白な美しい浅間山が見えました。幼稚園に到着すると、広い園庭の真ん中に大きな円が描いてありました。ここにシートを広げて絵本を読めるようにと、先生が印をつけてくださったのです。キャラバンカーを楽しみに待ってご準備くださったのだな、楽しいおはなし会にしたいなと嬉しく、心もひきしまります。1回目、3歳児さんのおはなし会では、最初に『たべもの だーれ?』で、絵にかくれた動物をみつけて楽しみます。みつかるとみんな笑顔。「イエーイ」とガッツポーズをしたり、顔を見合わせたり、楽しみながらのおはなし会スタートです。そして、ボランティアさんの『これは まる』『そりあそび』とおはなし会は盛り上がっていきます。『これは まる』は、「たいようだ」などとすぐに感じたことを伝えてくれながら、絵に見入っていました。『そりあそび』では、すっかり絵本の世界に入り込んでいた子どもたち。「ぼくもすべりたかった」「わたしも」の声でいっぱいです。そりで遊んだあとは大型絵本『もりのおふろ』できれいさっぱり温まります。ごしごししゅっしゅっのリズムを楽しみました。紙芝居は『ショコラちゃんの おでかけドライブ』。好きなパンをそれぞれ食べて、おなかもいっぱいになりました。

2回目4~5歳児さんのおはなし会では、ボランティアさんの『そら はだかんぼ!』『もっちゃう もっちゃう もうもっちゃう』『どうぶつまぜこぜあそび』を、ハラハラしたり、ちょっとほっとしたり、笑ったりしながら楽しみます。『てぶくろ』は、最後に世界中の動物たちが手をつなぐ絵が出てきます。なんと、鯛やイルカもいます。「さかながいるよ」としっかり突っ込みを入れてくれる子もいて、そりゃ不思議に思うよね、と、率直な声にほっとします。この日は穏やかな天気で、「こんなに風がない日はめずらしい」とドライバーさん。子どもたちは、青空の下でキャラバンカーの階段を上り下りして、たくさんの絵本を楽しんでくれました。


2月5日(火)午後 安中市立秋間小学校

明るい生活科室がおはなし会の会場です。1回目は1年生。ボランティアさんが『おふろおばけ』を「みんなおばけは好き?」「こわくなったら教えてね」と楽しく問いかけ、「こわくない」「好き」「ちょっとこわい」などとやりとりしながらのスタートです。ドキドキしながらも「これならこわくない」と楽しく聴きました。『もっちゃう もっちゃう もうもっちゃう』では、なかなかトイレにたどり着けない主人公と一緒に「えーっ」などと声をあげたり、アドバイスをしながら聴いています。『はやくちことばえほん ももも すももも』では、早口言葉が上手でびっくりしました。『ももたろう』の紙芝居では、「みんなが読んだももたろうと同じかな? 違うところがあるかな?」と始めたら、最後「同じだった」「桃がたくさん出てくるところが違った」などと教えてくれました。

2回目は2年生。『だーるまさん だーるまさん』のにらめっこは、おなじみの「あっぷっぷ」ではありません。意外な「あっぷっ〇」に大笑い。先生が率先して大笑いをしてくださり、子どもたちも、よりリラックスしてのおはなし会スタートです。『もっちゃう もっちゃう もうもっちゃう』『パンダともだちたいそう』と続き『やきざかなののろい』では、冒頭、主人公の男の子の「ぼくは、やきざかながきらいです」のセリフに「なんで?」の声。先生のお話では「お魚が好きなクラス」とのことでした。物語の中盤、魚を上手に食べられずぐちゃぐちゃになっている絵のページでは「ぐちゃぐちゃだ」という声に、「しょうがない。子どもなんだから」と励ます声が。思わずふき出しました。「今月、1号車は群馬県のお友だちのところに行きますよ」と話したら、最後に「〇〇保育園行った?」「ぼく〇〇保育園だよ、行く?」とたくさんのお友だちが話しかけてくれました。みんな、自分が卒園した園が大好きで誇りなのですね。素敵ですね。

一つでも多くの場所に出向いて、たくさんの人と絵本との出会いを一緒に楽しみたいな、そんな気持ちになった群馬県でのおはなし会でした。みなさん、ありがとうございました。


おすすめ今月の隊長おススメ!

たべもの だーれ?
作/よねづ ゆうすけ

おはなし会に欠かせない一冊です。黒い線とシンプルな色で描かれた食べ物の絵をめくると、動物が出てきます。みつかるととってもうれしくて、次のページが楽しみになります。そして、素敵だと思うのは、本の大きさ、紙の厚み、角の丸み。持ちやすくて、めくりやすくて、つるつる丸い手触りが、安心で気持ちいいのです。絵本って五感で楽しむのだなあ、と実感します。とある会場で、読み終えて、脇によけておいたこの本を、2歳前くらいのお子さんが発見し、ママに見せていました。お気に入りの一冊に出会ってくれた?みたいです。