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本とあそぼう「全国訪問おはなし隊」  > 隊長日記(2号車)

隊長日記(2号車)

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隊長が、訪問先での出来事をつづっています(*´▽`*)

 

2019年6月 岡山県編
牧野 博美隊長

私自身は4年ぶりの岡山県訪問です。4年前はキャラバンカーに不具合が発生し、代替車での訪問でした。今回、青い2号車と一緒に岡山の子どもたちに会いに行けるのが、とてもとても楽しみです!


6月19日(水)午前 真庭市立八束小学校

細い峠の道をのぼって行くと綺麗な校舎が見えてきました。晴天の空に溶けるような青いキャラバンカーの登場に、子どもたちの視線は釘付けです。1年生のおはなし会はボランティアさんと隊長のタッグで『ゆらゆらパンダ』『ころころパンダ』からスタート。ボランティアさんが2冊目に読んだのは『シバ犬のチャイ』。3冊目の『ほしじいたけ ほしばあたけ』では、水を浴びて若返ったほしばあたけの怪力に「すげー!」と驚いた声が上がります。4冊目の『めっきらもっきら どおんどん』では、めっきらもっきらの歌を一緒に口ずさんだり、2年生の会でも「135回もとんだ」という場面で「えー!」と驚きの声が上がりました。ボランティアさんのよく響く声と巧みな絵本の読み聞かせに、子どもたちはもう夢中で「おもしろい! おもしろい!」を連呼していました。隊長は『ねこです。』『どしゃぶり』を読みました。どしゃぶりの雨にうたれて遊ぶ男の子に「それじゃ風邪ひいちゃうよ!」、お風呂で傘を開いているラストシーンでは「風邪をひかないなんてずるーい」という声が上がるなど、みんな絵本の世界にどっぷりハマってくれました。


6月19日(水)午後 真庭市立余野小学校

午後からは高原の風が気持ちいい余野小学校です。児童数は1年生から6年生まで合わせて17名。元は保育園の園舎だったという可愛い集会場をキャラバンカーの見学スペースに開放してもらいました。キャラバンカーの設営は、先生方が総出でお手伝いくださりとても嬉しかったです。最初はおはなし会です。3人のボランティアさんが、『きょうりゅうのたまごにいちゃん』『小さいのが大きくて、大きいのが小さかったら』『でんしゃでいこう でんしゃでかえろう』と、それぞれが大好きだという本を読みました。子どもたちはどの本にも眼を輝かせて真剣な表情です。隊長は『ねこです。』『どしゃぶり』を読みました。どしゃぶりの雨にうたれて遊ぶ男の子の姿に、「気持ちよさそう」「風邪ひいちゃうよ」と正反対の声が漏れていました。見学は何度も何度もブルーシートとキャラバンカーと行き来しながら、手にした本を真剣に読んでいました。なかには青い鳥文庫の『若おかみは小学生!』を、30分の見学の時間に読破した女の子がいてビックリでした! 校長先生も得意げに「ウチの学校の児童はみんな本が大好きなんです。PTAが寄付で作ってくれた本棚もあるんですよ」と、学校自慢をなさっていました。


6月21日(金)午前 玉野市立大崎認定こども園

ピンクの可愛らしい門をくぐると大きな園庭が広がるこども園です。青いキャラバンカーを見つけた子どもたちが園舎の窓にすずなりです。実はこの園にはドライバーさんのお孫さんがいらして、さっそうとキャラバンカーを運転する姿に、他の園児からも「おばあちゃん、カッコイイ!!」の大合唱でした。おはなし会は、2~3歳の子どもたちには、二人組のボランティアさんが『ゆらゆらパンダ』『ころころパンダ』『サンドイッチ ぎゅーっ』『かさとながぐつ』を読みました。2歳の子どもたちもすべての本に集中して、しっかりと聞き入ってくれました。4~5歳クラスでは『サンドイッチ ぎゅーっ』『カ どこいった?』『かっぱのかっぺいとおおきなきゅうり』を読みました。この季節にぴったりな選書に、子どもたちはカをつぶしたり、きゅうりを齧ったり、大喜びで共感の声を上げていました。隊長は『パン どうぞ』『なかよし ちびゴジラ』を読みました。パンを食べたり、ちびゴジラと一緒に木の実を食べたりした子どもたちは「もうお腹いっぱいだよ!」とお腹を抑えて笑っていました。
中国地方の梅雨入りが遅かったおかげで、岡山県ではお天気に恵まれました。お土産のきびだんごに描かれた桃太郎のイラストのような可愛い子どもたちの笑顔に、また会いに来たいです!




おすすめ今月の隊長おススメ!
『なかよし ちびゴジラ』
作/さかざきちはる
「はじめましてのゴジラ」をテーマに生まれた『がんばれ ちびゴジラ』の続編です。今回は“ちびラドン”と“ちびギドラ”に加えて、“ちびモスラ”と“ちびアンギラス”も一緒に、ちびゴジラのおともだちになってくれます。おなじみのJR東日本Suicaペンギンなどのキャラクターデザインも手がける作家・さかざきちはるさんの愛らしい絵が、ほっこり楽しい気持ちにさせてくれる絵本です。ひとりぼっちになってしまったちびゴジラが、得意の火を吹くだけじゃなく、木の実を分け合うことで、他の怪獣たちとおともだちになっていきます。読み聞かせの時にはぜひ、子どもたちにも怪獣たちと一緒に、木の実を食べさせてあげてください。子どもが素直に共感できるおはなしです。