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隊長日記(2号車)

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月がわりで「隊長さん」が、訪問先での出来事をつづっていますヽ(^o^)丿

 

2017年4月 福岡県編
猪口 まり子隊長

 

今年は例年より少し遅く盛りになった桜が葉桜になる頃、私の福岡県訪問が始まりました。といっても、4日間のうち3日は長崎県の対馬訪問です。対馬への交通の便が福岡からのほうがいいので、毎回福岡県巡回時に訪問します。福岡空港からは乗客が74人乗りのプロペラ機で30分の空の旅です(でも、到着してから宿泊地・厳原までのバスは、空港で1時間待ちでした)。


4月19日(水)午前 対馬市立美津島北部小学校

 

対馬の最初の訪問先は全校児童27名の小学校です。ボランティアさんが1~3年生に読まれた『あのな、これは ひみつやで!』は、ひみつ……といったお話がどんどんこじれて伝わってしまい、先生と園児が結婚? 他の園児は大号泣、というかわいいおはなし。4~6年生への『しらないまち』は、遠足のバスと間違えて変なバスに乗ってしまい着いた不思議な街での奇妙な体験のおはなし。聞いていたみんなはちょっとドキドキだったのでは。隊長は、『それはひ・み・つ』と『ねこの看護師 ラディ』です。紙芝居は『ももたろう』と『もったいないばあさん まほうのくにへ』にしました。『ももたろう』は子どもたちも(CMの影響からか)身近に感じているらしく、みんな、真剣に聞いていました。『ねこの看護師 ラディ』は最近私がよく読む本で、ポーランドに実際にいる猫の活躍を絵本にしたものです。


4月20日(木)午前 鶏知保育所

対馬の訪問先は小学校が多く、こちらが唯一の保育所です。4月ですのでまだ幼い3歳児さんですが、ボランティアさんの『ぼくのくれよん』『でんしゃにのって』『うがいライオン』、隊長の『ブービーとすべりだい』、そして紙芝居の『ショコラちゃんのおでかけドライブ』をしっかり聞いてくれました。『ブービーのすべりだい』では、「僕すべりだい滑れるよ」の声もあがりました。


4月21日(金)午前 対馬市立鶏鳴小学校

 

全校児童の人数が多いため、2~4年生のみの参加でしたが、それでも4回に分けてのおはなし会になりました。ボランティアさんが2年生に読んでくださった『キリンですけど』は、キリンにはいろいろとなってみたいものがあって、夢の中でウシになったり、サボテンになったり、ライオン、人間にもなってみますがどれもうまくいかず……やっぱりキリンが一番と気づきます。子どもたちは、キリンの変身の面白さを楽しんでいました。隊長の『でんごんでーす』は鳥たちの伝言のおはなしです。最初の伝言からどんどん変わっていく内容に、みんな、笑いが止まりませんでした。ボランティアさんの4年生に向けて読んだ『おこる』『しげちゃん』はどちらも楽しい内容ですが、そこに込められたメッセージをきちんと理解してくれて、とても真剣に聞いていました。対馬は本当に景観のいい町です。昼食をとったところの近くに、万関橋という橋がありましたがそこから見る景色は絶景。昔は繫がっていた土地を、日露開戦に向けて船の航行を容易にするため、運河にしたところだそうです。それから、対馬といえばツシマヤマネコ。猫好きの私としてはぜひ会ってみたかったのですが、残念ながら会えませんでした。でもツシマヤマネコパンには会えました(美味しかったです)。


対馬訪問を終え、福岡に戻った22日は2カ所の図書館を訪問しました。午前の糸島市図書館・志摩館と午後の古賀市立図書館です。毎回、おはなし隊に参加くださる古賀市立図書館では図書館キャラクターのことちゃんも登場して盛り上げてくれました。対馬を含む4日間。雨マークのついた予報を吹き飛ばしてよい天候に恵まれました。そろそろ日差しが強くなり日焼けを気にする季節になりますが、黒くなってもめげることなく、毎月訪問地で頑張る隊長をみなさんも応援してくださいね!


おすすめ今月の隊長おススメ!

よみきかせ日本昔話 ももたろう
文/石崎洋司
絵/武田美穂

子どもたちに「知っている日本の昔話は?」と聞くと、まず最初に出てくるのは「ももたろう」という声が多いようです。昔話の中でもかなり親しみのあるおはなしなのでしょう。また、「ももたろう」は地方によって少し内容が変わります。隊長が読んでいる紙芝居の『ももたろう』は、読み聞かせを意識して作られた『ももたろう』の絵本を元に紙芝居にしたものです。おばあさんが川で洗濯をしているところに流れてくる桃がいっぱいなんです。1つしか流れてこないおはなしもありますね。また、動物が登場する順番が違ったり、最後が宝物だったり、お姫様をお嫁にもらったりと様々あるようです。一度、読み比べてみるのも面白いかもしれません。描かれている絵によってもまた雰囲気が違います。どの「ももたろう」を読むかは皆様のお好みで……。