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本とあそぼう「全国訪問おはなし隊」  > 隊長日記(2号車)  > 2019年4月 長崎県編

隊長日記(2号車)

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隊長が、訪問先での出来事をつづっています(*´▽`*)

 

2019年4月 長崎県編
佐々木 貴美子隊長

2号車は長崎県を訪問。前回9周目はキャラバンカーに不具合があり、代替車での訪問でした。約4年ぶりにキャラバンカーに会えて、皆さんとても喜んでくださいました。長崎港では「2019長崎帆船まつり」を開催中で、日本丸をはじめロシアや韓国の帆船6隻が停泊しているのを見ることができました。入港パレードや船内公開、打ち上げ花火などのイベントが行われ、賑わっていました。


4月21日(日)午前 南島原市布津公民館

雄大な雲仙普賢岳を眺めながら到着した会場には、たくさんの子どもたちが待っていてくれました。キャラバンカーの見学では、小学生にだっこしてもらってにっこり笑顔の赤ちゃんや、パパのおひざの上で本を読んでもらっている子がいました。ボランティアさんは『もったいないばあさんの  いただきます』を読んでくださり、子どもたちは「きらいって言わないでなんでも食べるよ」とおうちの人に話していました。終了後には公民館内の図書室に寄る子もいて、「こんなにたくさん借りたよ」と、本を見せてくれました


4月22日(月)午前 あやめ東幼稚園

キャラバンカーに気がついた子どもたちが「来たー!」と嬉しそうに叫んで迎えてくれる中、到着。廊下からキャラバンカーの準備作業を見て「まだかな? 早く中に入りたいよー」とドライバーさんに話しかけていました。ボランティアさんが読んでくださった『おにぎりにんじゃ』では、おにぎりにんじゃが盗まれた巻物を忍術で取り返すのを応援する子どもたち。『くものすおやぶん  とりものちょう』は、きれいな桜の花が描かれていて、今の季節にぴったりのお話でした。キャラバンカー見学では、紙芝居で見た『ショコラちゃんの おでかけドライブ』の絵本があるのを見つけた女の子が先生に読んでもらっていると、他の子どもたちも集まってきていっしょに聞いていました。隣の子が読んでいる本を読みたくなった男の子は、あとで貸してもらって、仲良く交換して読んでいました。


4月22日(月)午後 いちご西保育園

日の当たる所は暑いので、屋根のある駐車場の前にキャラバンカーを停めました。3歳児はキャラバンカーの中で読書タイム。「この中、大好き!」と嬉しそうに言っていました。ボランティアさんは3人で『たべもの だーれ?』『ひとりになったライオン』『もっと いろいろ ばあ』などを読んでくださり、子どもたちは楽しそうに聞いていました。『おめんです2』は大型絵本を使ったので、実物に近い大きさのお面に子どもたちは驚き、お面をかぶっているのが誰か、正解するたびに盛り上がりました。


4月23日(火)午後 三城児童クラブ

この回の会場は、昼間保護者が家にいない小学生が放課後を過ごす学童保育の施設です。子どもたちは「キャラバンカーには読んだことのない本や、新しい本がいっぱいある」と言って、次々に本を選んで読んでいました。おはなし会では隊長が『ちゅうちゅうたこかいな』『りょうりを してはいけない なべ』『でんごんでーす』『ももも すももも』などを読みました。『ちゅうちゅうたこかいな』では、1年生から6年生まで全員でいっしょに答えを考えて、「なまはげ」や「なかなおり」を当てました。『ももも すももも』では早口言葉を「やったー! 全部、言えたー!」と、笑顔がいっぱいのおはなし会でした。


4月24日(水)午前 長崎市立形上小学校

広い体育館でのびのびと読書。子どもたちは読んでいる本のおもしろい場面を先生に話し、隊長にも「『おえかきしりとり』は難しいよー」「『しょうがっこうへいこう』は校長先生がおもしろすぎー」「『ほしじいたけ  ほしばあたけ』はシリーズの4冊とも読んだよ」と、話しかけてくれました。おはなし会では、最後に「感想を言いたいです」と子どもたちが言い出して、急きょ発表会が始まりました。『りょうりを してはいけない なべ』『ねこ  どんなかお』『おばけだじょ』や紙芝居『もったいないばあさん  まほうの くにへ』などのおもしろかったところを発表してくれました。どのお話もしっかりとみんなの心に届いていたことに、ボランティアさんも喜んでくださいました。


4月も多くの皆さまのご協力で、子どもたちに絵本の楽しさを届けることができました。本当にありがとうございました。


おすすめ今月の隊長おススメ!

『新版 みずまき』
作・絵/木葉井悦子
太陽が庭の真上を通りすぎるので、暑くてみんな昼寝をしています。「にわのみなさん おきてください。あめだぞ あめだぞ」と、水をまき始める女の子。女の子がまく水は画面を縦横無尽にかけめぐります。ホースの口から水がほとばしり、乾ききった夏の庭の生き物たちに降りかかります。水をまいたその先にはさまざまな世界が広がっていて、水を浴びたあおむしの登っていく石垣が亀の甲羅だったり、むくどりがエサを探しているのが牛の背中だったり。空間も、ものの大きさも無視した絵は、子どもたちを〝小宇宙″に誘います。そして女の子が水をまき終えて、庭の生き物は息を吹き返すのでした。思いっきり水をまく楽しさと清々しさが感じられて、これからの季節にぴったりのお話です。