キャラバンカー
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隊長日記(1号車)

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月がわりで「隊長さん」が、訪問先での出来事をつづっていますヽ(^o^)丿
2013年3月 東京都編
【写真をクリックすると拡大表示します】
宇田 詔子隊長より
 今年の春は、とても寒かったり、心地良い陽気であったり、日差しが眩しかったり、土埃が舞うほど風が強かったりと、毎日毎日、違う表情を見せてくれながら近づいてきました。そしてとても早いスピードで桜前線も連れてきてくれました。

 さあ、東京都での3月が始まりました。


日野市立第三幼稚園 3月12日(火) 午前 晴れ
 朝は肌寒いが、日差しが心地よく感じられる一日の始まり。キャラバンカーは、日野市立第三幼稚園を訪問しました。
 年中クラス30人、年長クラス27人と小規模なおはなし会となる予定でしたが、熱心な保護者の方々と未就学児が、たくさん参加してくれ、大盛況のおはなし会となりました。
 キャラバンカーの見学はぽかぽか陽気の中で行われ、青空の下、なんだかのんびり~とした気分になりながら絵本と触れ合いました。花粉症の方にはつらい時期ではありますが、暖かい日差しに、心も桜の蕾もふくらんだ一日です。

どちらのおはなし会も、『ちょろちょろかぞくの のばします』が大好評
 さて、この日のボランティアさんは、図書館で働かれている方でした。
 年齢に合わせた絵本の選び方、絵本の紹介から実際の読み聞かせも素晴らしく、子どもたちをグイグイと絵本の世界に引き込んでくれます。どちらのおはなし会も、『ちょろちょろかぞくの のばします』が大好評でした。
 隊長の私は、年中クラスで『まゆげちゃん』を読みました。子どもたちの表情を見ると文中のおとうさんの「まゆげ」をまねようと 隊長の私は、年中クラスで『まゆげちゃん』を読みました 四苦八苦している姿がほほえましかったです。
 実は、隊長たちの間で、絶対「はずさない」絵本と伝説になりつつある『まゆげちゃん』ですが、私が初めてこの絵本を子どもたちに読み聞かせした時は……、ちっともウケずにむしろ大失敗をした経験があります。子どもたちが、ぽか~んとして笑わない、むしろ顔が引きつっていく……、私の心が寒く、雰囲気もしらけ始め、恐怖でした(笑)。 春はもうそこまで、と感じました しかし、心優しい先輩隊長たちのアドバイスで、『まゆげちゃん』リベンジ! 子どもたちの笑顔を見て、ほっとしました。

 卒園式も目前、春はもうそこまで、と感じました。


市立国領小学校
 午後からは日野市を後にして、調布市へ。市立国領小学校を訪問しました。
 この日は、小学1年生から3年生を対象に3回のおはなし会をしました。
ボランティアさんが1年生に読み聞かせた『ティッチ』は、小さなティッチが大きいお兄さんお姉さんと比べて、すべての持ち物が小さいというおはなしで、淡々と物語が進むものでした。しかし意外や意外、子どもたちの心を掴み爆笑の渦が起こりました。そこに、『まゆげちゃん』を読んだので、それはそれは大爆笑となり、こちらも涙が出そうでした。

世界一の木セコイヤは、本を縦にするとびっくりするほど大きくて歓声が沸き上がりました
 ボランティアさんお二人が3年生に読み聞かせてくれた『ここがせかいいち』の大型本は、本当に大きくてびっくりしました。世界一の木セコイヤは、本を縦にするとびっくりするほど大きくて歓声が沸き上がりました。


桜が満開になった足立区立弘道第一小学校
3月23日(土) 午前 晴れ
 春があっという間にやってきて、あちこちの桜が満開になりました。
 午前は、足立区立弘道第一小学校を訪問しました。入り口の桜も満開で、空の青さと桜のピンクがとても綺麗でうっとりしました。

子どもたちは青空の下でリラックスして絵本を楽しんでいました
 土曜日の開催で、お花見日和に子どもたちは来てくれるかな? と思っていましたが、どんどんたくさんの子どもたちが集まってきてくれて、「良かったわ~」と図書ボランティアさんが胸をなでおろしていました。
 子どもたちは青空の下で、ごろんと横になったり、宝探し絵本『どこ?』に夢中になったりしながらリラックスして絵本を楽しんでいました。
『花じんま』という土佐弁の絵本に子どもたちは釘付け  おはなし会では、ボランティアさんが『花じんま』という土佐弁で書かれた花さかじいさんの絵本を読んでくれました。言葉の響きが新鮮なのか、絵の大胆さも素晴らしく、子どもたちは釘付けでした。
 隊長は、『くさをはむ』、紙芝居は『イカタコツルツル』を読みました。『イカタコツルツル』の「ツルツルツールツル」の台詞が気に入った子どもたちは、 鉢にいけられた桜もおはなし会の様子を見ていました ずーっとその台詞を連呼していました。鉢にいけられた桜もおはなし会の様子を見ていました。


西国分寺駅前のBOOKS隆文堂には「にしこくん」グッズコーナー
 午後からは西国分寺駅前のBOOKS隆文堂を訪問しました。ゆるキャラ「にしこくん」の本拠地だけあって、『ブンブンブック にしこくん』とともに、グッズもたくさん販売されていました。
 永年にわたり、毎月、おはなし会が開かれているこちらでは、キャラバンカーを覗いてくれた子どもたちの中に、常連さんもたくさんいました。 見学が始まるとたくさんの親子連れの方が足を止めてくださいました 日頃から絵本に慣れ親しんでいる子どもたちは、本が好きと顔に書いてあるような笑顔でした。
 駅前ロータリーという人通りの多い場所に設営をさせてもらったので、見学が始まるとたくさんの親子連れの方が足を止めてくださいました。
 おはなし会の会場は、キャラバンカーの側で野外ステージとなりました。
 私と、隊長の顔も持つ宮田桂子さんと『ゆらゆらパンダ』『ころころパンダ』を読みました。
3歳の子どもから、「なんでもったいないのかな? なんで??」と質問攻めに合いました  他にも『もったいないばあさんのいただきます』を読み聞かせ、3歳の子どもから、「なんでもったいないのかな? なんで??」と質問攻めに合いました。でも、ばあさんの「たべものは、みんなのためにだいじにそだてられたもの」の台詞が始まると、な~るほどと納得していました。
 子どもたちの素直な感性に触れながら、絵本のもつパワーにいつも圧倒される私でした。


1歳10ヵ月の娘を連れて、都内のおはなし隊に参加させていただきました
 余談になりますが、1歳10ヵ月の娘を連れて、都内のおはなし隊に参加させていただきました。ふと、自分の子どもとキャラバンカーと、沢山の絵本を写真に撮りまくる! 親御さんの気持ちがよく解りました。わたしも激写しながら、こんなに沢山の絵本に触れられて幸せ~と感じてしまいました。
 これからもおはなし隊の活動、親子ともども頑張ります!


おすすめ今月の隊長おススメ!
『くさをはむ』

 私と同い年の作家さんなので、陰ながら応援している、おくはら ゆめさんの作品です。 絵もほんわりとしていますが、言葉も詩的で不思議な感触にあふれています。
 子どもたちは初めて触れる不思議で素敵な世界で、シマウマが太っちょで脚が短い、など色々な感想を持つのでしょうが、じっとそれを噛み締め味わいながら、気がつくと読み聞かせに耳を傾け、また不思議な世界が広がります。
 今まで感じたことのない、心のツボにはまってください。

今月のおすすめ