キャラバンカー
訪問スケジュール
2018年1月
1号車 愛知県
2号車 高知県
2018年2月
1号車 三重県
2号車 愛媛県

2018年3

1号車 大阪府
2号車

徳島県

2018年4月
1号車 神奈川県
2号車 和歌山県

2018年5

1号車 宮城県
2号車 奈良県
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隊長日記(2号車)

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月がわりで「隊長さん」が、訪問先での出来事をつづっていますヽ(^o^)丿
2014年1月 徳島県編 
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谷 道子隊長



徳島阿波踊り空港  今年の2号車のスタートは徳島県からです。新たな気持ちで、全国の子どもたちに絵本の楽しさを伝えていきたいと思います。
 1月8日、「徳島阿波おどり空港」に到着。ロビーに降りていくと、軽快な「ぞめき囃子」が聞こえました。テレビの大画面いっぱいに手を高く上げ、軽やかな足運びで「ヤットサー」のかけ声と共に踊る集団美は圧巻。お坊さんまで踊る阿呆になっていました。「ああ 徳島に来た」と実感する瞬間です。

沖洲幼稚園 1月9日(木)午前
 午前の訪問先は徳島市の沖洲幼稚園です。昔この辺は海辺だったのが埋め立てられて、大きな松の並木がわずかにその面影を残していました。保育室でのおはなし会では初日とあって、マスコミの取材があり、大きなカメラが回っているので、5歳児さんは少し緊張していました。子どもたちに声を出してもらおうと、私はよねづゆうすけさんの仕掛け絵本『たべものだーれ?』を読みました。「いぬ」「きりん」……と元気に答えてくれましたが、「カボチャ」で子どもたちの顔は「???」。 沖洲幼稚園 色んな答えが出る頃には気分がすっかりほぐれてきました。ボランティアさんの『なわとびしましょ』『にじいろのしまうま』では、心のこもった読みきかせに、集中することが出来ました。『しろくまのパンツ』は表紙のしろくまが赤いパンツをはいているので、本が開きません。パンツをスポッと取って、おはなしが始まりました。子どもたちは、パンツやおしりのおはなしが大好きで、カメラのことも忘れて笑い声がはじけました。
 午後は、市内の論田小学校を訪問しました。キャラバンカーで走っていると、遠くの山々が白く霞んで見えました。ドライバーさんが「山は雪かも知れない」と言いました。市内も冷えてきたので、本の見学は教室に持ち込んで読んでもらいました。午後もマスコミの取材がありましたが、さすが1年生、2年生は活発な反応と集中力で聞いてくれました。

論田小学校 ボランティアさんが読んだ『パンダ銭湯』では、パンダの目のまわりが黒いのはサングラスで、お風呂に入っているうちにだんだん変なパンダになり、大爆笑になりました。私が『オレ・ダレ』をクイズ形式に読むと、動物の名前を元気に答えてくれました。『うんちしたのはだれよ!』に続いて大型本の『よかったねネッドくん』では、“よかった!”“でもたいへん!”のパートをボランティアさんが二人で分担して読むと「出來過ぎ!」「運がよかったんや!」と賑やかな反応を示しました。 論田小学校 最後に紙芝居『ももたろう』で締めくくりました。  この日の夕食はこの時期限定の「生わかめのしゃぶしゃぶ」です。褐色のわかめをお湯にくぐらせた瞬間、鮮やかな緑色に変わればもう食べられます。シャキ シャキとした歯ごたえがたまりません。「ぼうぜの姿ずし」も美味しくいただきました。


さくら保育園 1月10日(金)
 この日は日本中が寒気に包まれて、徳島でもこの冬一番の寒さになりました。石井町のさくら保育園に着くと、園庭で子どもたちが元気に体操をしていました。そのあと園庭を何周も走り、「体がポカポカしてきた」とほっぺたを赤くして部屋に入っていったので、キャラバンカーを園庭に入れました。

さくら保育園 おはなし会に2歳児と一緒に子育て支援センターの0~1歳の子どもたちとお母さんが参加しました。『くろねこかあさん』『わにわにのごちそう』『こぐまちゃんとどうぶつえん』では、絵をじーっと見て、おはなしを真剣な顔で聞いていました。 私が読んだ『もぐもぐもぐ』は子どもたちの好きな動物と食べ物が描かれた穴あき絵本です。食べると「むしゃむしゃ」「ポリポリ」音がして、「ああおいしい」と動物たちが笑顔になると、子どもたちも、とてもいい笑顔になりました。3歳児の回では、『おむすびころりん』を歌も入れて読みました。けちで欲張りのじいさんが、もぐらになる場面になると、お母さんの方から「えーっ! そんな話だった?」「もぐらになったの?」と小声が聞こえました。やはり、昔ばなしはたくさんの人に知ってもらいたいので、これからも読み伝えようと思いました。


藍住町立中央保育所  午後は「四国三郎」とも呼ばれる、海のように川幅が広い吉野川を渡って、対岸の藍住町に来ました。会場に行く途中、四国八十八ケ所霊場巡りで「一番さん」と親しまれている一番札所霊山寺(りょうぜんじ)に徳島県スタートに合わせてお参りした後、地続きにある鳴門市ドイツ館も見学してきました。ここは第一次世界大戦で捕虜になったドイツ兵が暮らした板東俘虜収容所でした。 藍住町立中央保育所 日本で初めてベートーベンの第九を全楽章演奏した場所としてもで有名です。等身大の人形が演奏を聴かせてくれました。そこからほど近い藍住町立中央保育所が午後の会場です。到着した時はまだお昼寝中でした。キャラバンカーを開きおはなし会会場の準備が終わる頃、目覚めた子どもたちの声が聞こえ、おはなし会にはさっぱりとした顔で落ち着いた様子だったので、会を始めました。

藍住町立中央保育所 おはなし会は、2回とも3歳児さん対象です。『たべものだーれ?』『ゆきのひの ころわん』『こんぶのぶーさん』『ひょいひょいひょい』などに子どもたちは、身を乗り出して聞いてくれました。本の見学の様子を見に行くと、男の子が絵をじーっと見て、次のページをゆっくり開いていました。まだ字が読めなくても、頭の中でストーリーを作っているのでしょうね。


阿波市立土成図書館 1月11日(土)
 この日の訪問先は阿波市立土成図書館です。外での本の見学ですから、子どもたちのおしりが冷えないようにブルーシートの上にスポンジマットを敷き、カーペットを乗せました。休日の早朝にたくさんの親子や小学生が集まってくれました。年齢に幅があったので、ボランティアさんお二人と『どうやってねるのかな』『へんしんトンネル』『わらしべちょうじゃ』を選書し、長いおはなしの後で『おもちのきもち』で一息ついて、

阿波市立土成図書館 紙芝居は子どもたちの間では有名な『もったいないばあさん まほうのくにへ』を読み、最後に紙芝居にちなんだマジックで驚いてもらいました。昼食はドライバーさんお勧めの土成名物「たらいうどん」をいただきました。器が「たらい」というのがおもしろいですね。讃岐うどんと比べても遜色がない、おいしいうどんでした。


附家書店国府店 1月12日(日)
 午前は徳島市の附家書店国府店です。4周目から毎回おはなし隊の訪問に応募してくださっている、読みきかせに熱心な書店さんです。おはなし会会場の横には、特別に『ぼくのくれよん』『にじいろのさかな』『あらしのよるに』『100万回生きたねこ』等々講談社を代表する絵本を展示してくださっていました。ボランティアさんは中学校の国語の先生で、「中学生にも絵本の読み聞かせをしますが、喜びますよ」と話された通り、大人の私達でも読み聞かせをしてもらうことは、心地よいものです。

はじめにボランティアさんが読んだ大型絵本『だるまさんの』の歯や目がデフォルメされた絵に一同大爆笑しました。「だるまさん」シリーズはどれもおもしろく、子どもたちに受けますね。私は『おむすびころりん』を読みました。「すっとん」のくり返しには、一緒に声を出して楽しんでくれました。『にゃーご』『おもちのきもち』も読んでもらい、大満足のようでした。 附家書店国府店  寒い日もありましたが、お天気に恵まれた4日間でした。のびやかな風土に育った素直な子どもたち、ボランティアさんとの嬉しい出会い、美味しい海の幸と徳島野菜等々、2年後にも再び訪れたいと思いました。そして熱狂の阿波踊り。私も踊る阿呆になってみようかしら!?

徳島のお土産 <徳島のお土産>
・なると金時芋は袋入りを少々
・鳴門塩蔵生わかめ・茎わかめ
・小男鹿(さおしか)……和三盆糖の上品な甘さの蒸し菓子

おすすめ今月の隊長おススメ!
『もぐもぐもぐ』『もぐもぐもぐ』
作/よねづゆうすけ


 穴あきの仕掛け絵本です。表紙はネコさんが大きな口をあけてお魚を食べています。「ネコさんおさかなだーいすき! もぐもぐもぐ ああ おいしい!」.めくると、かわいい動物と食べ物がならんでいて、お口の中に大好物をパックンと,次々と美味しそうに食べます。
食べると音がします。「ポリ ポリ ポリ」「あむ あむ あむ」そして「ああ おいしい!」とみんな笑顔になって、食べる喜びが伝わってくる本です。2歳ぐらいからの子どもに読んであげると、一緒に声を出して楽しんでくれます。子どもたちと楽しい対話ができるこのような本も、一冊用意しておくといいですね。