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ナニワ金融道(12)
ナニワキンユウドウ
- 著: 青木 雄二

帝国金融に入りたての新人営業マン・灰原が見たものは、金を操る人、金に操られる人がうごめく世界だった。不渡り、夜逃げ、追い込み、差し押さえ……。貸した金はあらゆる手段で回収。法を利用して、人を操り、金から金を生む、それが帝国金融だ。金が人間を変えていく悲喜劇を、コテコテにお見せします。
書誌情報
紙版
発売日
1994年11月18日
ISBN
9784063283907
判型
B6
価格
定価:556円(本体505円)
ページ数
230ページ
シリーズ
モーニング KC
初出
『モーニング』’94年15号から18号、20号から26号、31号から34号に掲載された作品を収録
著者紹介
1945年、京都府生まれ。岡山県立津山工業高校土木科卒業後、関西の電鉄会社に就職する。退社後、岡山にて町役場に勤めるが数ヵ月後に退職。次いで大阪でパチンコ店店員、寿司職人見習いなど約30種の職業を経験する。後に、デザイン会社を設立し約8年間、経営した。1989年、『50億円の約束手形』でアフタヌーン四季賞入賞。1990年、モーニングで『ナニワ金融道』の連載を開始する。1992年講談社漫画賞、1998年手塚治虫文化賞を受賞。近年は漫画のみならず評論家としても活躍していた。『ナニワ金融道』のほか近著に『だまされたらアカン』『ゼニの美学』『青木雄二のどついたれッ』『ゼニのカラクリがわかるマルクス経済学』(いずれも講談社刊)がある。