ブルーバックス作品一覧

電子を知れば科学がわかる 物質・量子・生命を司る小さな粒子
電子を知れば科学がわかる 物質・量子・生命を司る小さな粒子
著:江馬 一弘,構成:松下 安武
ブルーバックス
物理学の基本がよくわかる、入門的なまさに科学への入口ともいうべき一冊。 「電子」の発見から、その基本的な性質、量子力学からみた電子のありさまとそのふるまい、あらゆる化学反応の主役ともいうべき電子のはたらき、われわれの生活技術を支える、金属・半導体と電子、そしてヒトをふくむ生物の体の中でも活躍する電子など、世界に充ち満ちている「電子」の性質、その不思議なふるまい、ま支えている支えているその多岐にわたるはたらきを余すところなく解説していきます。 著者は、上智大学で「身近な物理」の講義を受け持ち、科学雑誌ニュートンの監修などでもおなじみの江馬一弘先生。難しいテーマもわかりやすく、面白く伝えてもらいます。 目次 プロローグ 電子はこの世界の主役 第1章 電子は自然界の「最小部品」 第2章 電子の謎の解明が「量子力学」を生んだ 第3章 電子が見せる量子力学的なふるまい 第4章 化学の主役としての電子 第5章 金属と絶縁体、そしてIT社会を支える半導体 第6章 生物の体の中でも電子が大活躍 エピローグ 電子の物理学とその未来
電子あり
世界は基準値でできている 未知のリスクにどう向き合うか
世界は基準値でできている 未知のリスクにどう向き合うか
著:永井 孝志,著:村上 道夫,著:小野 恭子,著:岸本 充生
ブルーバックス
世界はいま、すべての境目が混沌としている。オリンピックではトランスジェンダーの選手が活躍し、大人になる年齢は18歳か20歳か曖昧になり、AIが書いた文章は人間のそれと見分けがつかなくなった。一方で、コロナ禍にできた「新ルール」は迷走し、PFASが「新たな脅威」として恐れられ、「新規」の食品や「新手」のハラスメントも次々に現れて、新しいリスクとなっている。こんなときこそ、われわれには「基準値」が必要だ。しかしすべての人に公平な基準値をつくるのは難しい。2014年刊行『基準値のからくり』が大好評を博した4人の基準値オタクが、今度は世界規模で基準値の驚きのからくりを解き明かす。ようこそ、目くるめく基準値の迷宮へ!  思わず人に話したくなるウンチク満載! ■明治時代は喫煙する小学生も珍しくなかった ■1964東京五輪では女子メダリストの4分の1以上が女性ではなかった ■コロナ禍の学校で実践された「トンデモルール」 ■トライアスロンで汚染が問題になったセーヌ川を道頓堀川と比べたら ■原発処理水の基準値は「ありえない仮定」でつくられている ■「受けないこと」が推奨されているがん検診がある ■PFASの規制では肝心なことが「野放し」になっている ■「昆虫」はふつうの食品よりもはるかに安全! ■カニが苦痛を感じずに茹でられるための基準値がある ■プライバシーポリシーに「同意」するとこんなことが起きる 目次 第1章 男と女の基準値 テストステロンルールの迷走 第2章 新型コロナの基準値(1) 「距離と時間」の狂騒曲 第3章 新型コロナの基準値(2) 空気感染とはなんだったのか 第4章 トライアスロンと水浴の基準値 セーヌ川だけが汚いのか 第5章 放射線の基準値 誰が処理水と除去土壌を受け入れるのか 第6章 原子力発電所の基準値 どのくらい安全なら安全なのか 第7章 治水と防潮堤の基準値 科学だけでは決められない 第8章 がん検診の基準値 受けるべきか、受けざるべきか 第9章 PFASの基準値 世界から追われる嫌われ者 第10章 新しい「食」の基準値 コオロギは本当に安全なのか 第11章 AIと個人情報の基準値 自分で基準をつくっていく コラム 1 先発投手の100球 2 花火大会の保安距離 3 学校の天井の高さ 4 水質環境基準のなりたち 5 妊婦はなぜ温泉に入れなかったのか 6 災害における「72時間」と「6ヵ月」 7 暑さと寒さはどっちが危険か 8 どこからがカスハラ? 9 安全係数「それ100で割っちゃうの?」 10 激辛食品のおかしな基準
電子あり
「超」入門 三角関数 三角は「円と波」から考える!
「超」入門 三角関数 三角は「円と波」から考える!
著:神永 正博
ブルーバックス
Q「三角関数って公式が多くない?」 A「三角関数を勉強するには、まずは半径が1の円を用意するといいよ」 Q「そもそも三角関数って何のためにあるの? 測量?」 A「もちろん測量もあるけど、実は「波」を表す道具として、三角関数はとっても役に立つのだ」 読まれ続けているロングセラー『「超」入門 微分積分』の姉妹編がついに登場! (「微分積分」編で話題になった、あの男女の名コンビが帰ってきました) 「公式が多すぎる」「そもそも何のために勉強するのかわからない」 微分積分と並んで、高校数学の難所でもある三角関数、その基本と応用について、徹底的にわかりやすく解説した本です。 「三角」関数なのに、三角関数の本質を理解するためのキーワードは、実は「円」と「波」なのです。 半径が1の単位円を使うと、サイン・コサイン・タンジェントの関係がよく理解できます。 結果、複雑な加法定理まで「わかった!」という気持ちになれます。 そして三角関数の凄さは、実は「波」や「周期」を数字や関数で表現できる点にあります。 三角関数(フーリエ解析)を使って、気候変動から、太陽の黒点、そしてウサギとヤマネコの関係にいたるまで 解き明かしていきます。 「三角関数なんて何が面白いのか、何の役に立つのか」と疑問に感じてきた方々は、 視界が一気に開けた爽快な気分になれるかもしれません! 今まで数学に苦しんできた人も、その面白さを味わいたいと思っている人もぜひご覧ください! 本書の主な内容 ●そもそも三角関数とは何か ●まずは円から考える ●暴れ馬タンジェント ●正弦定理 余弦定理も怖くない ●気候変動からフーリエ解析まで ●電気通信大学の校章に秘められた思い ●フーリエ解析で周波数を取り出す ●子猫の鳴き声を分解する? ほか
電子あり
硬くて柔らかい「複雑系」 骨のふしぎ からだを支えるだけでない、知られざるはたらき
硬くて柔らかい「複雑系」 骨のふしぎ からだを支えるだけでない、知られざるはたらき
著:石井 優
ブルーバックス
「見えない骨」を最新技術で覗き見ると、驚きの世界が広がっていた! 破壊と再生を繰り返す骨、そのカギを握るのは2つの細胞の「会話」だった! 免疫細胞の「教育」を担う骨髄、胸腺とは? 人類最大の敵、がんはなぜ骨に寄ってくるのかーー読めば「骨」のイメージが180度変わる最先端研究の数々を一挙紹介。あなたは、自分の骨について、まだ何も知らない。
電子あり
認知症とはどのような病気か 脳の構造としくみから全体像を理解する
認知症とはどのような病気か 脳の構造としくみから全体像を理解する
著:伊古田 俊夫
ブルーバックス
「脳の機能低下」はなぜ起こり、それがどう病気につながるのか? 「患者数を半減させる方法」とは? 経験豊富な認知症サポート医が最新情報を詳しく解説。 「本書の読者となるであろう患者家族の方々、認知症を心配されている方々、あるいは認知症の診療や介護に携わる医療関係者にとっては、一般に知られている認知症の解説書と比べ、その内容の鮮度やポジティブなメッセージが込められている点において、本書は別格の存在である」──北海道大学総長・寶金清博 〈家族の発病を疑ったら? 自分に不安を感じたら?〉 記憶力が衰え、自分が誰かがわからなくなる「アルツハイマー型」。 人柄が変わり、身勝手なふるまいが増える「前頭側頭型」。 存在しない人や動物が、ありありと見える「レビー小体型」。 40代、50代でも発症する「若年性」。 歩行障害や言語障害が突然生じる「血管性」や、「記憶障害が目立たない」認知症も存在する。 徘徊や暴言はなぜ起こる? 話題の新薬の効果は? 遺伝はするのか、しないのか。 認知症を予防する食べものとは? 認知症特有のトラブルを引き起こす要因は? 多様で複雑な病状を正確に理解するために必読の一冊。 〈もくじ〉 序章 「認知症の人が減る社会」を目指して 第1章 認知症を知ろう 第2章 認知症とはどういう病気か? 第3章 アルツハイマー型認知症の新薬「レカネマブ」と「ドナネマブ」──その効果と副作用、費用…… 第4章 記憶や言語はどう蝕まれるのか──認知症の中核症状(1) 第5章 人の気持ちを理解する、自分を知る──認知症の中核症状(2) 第6章 認知症はなぜ嫌われるのか?──暴言や徘徊を生み出す「行動・心理症状」を理解する 第7章 「納得のいく診療」を受けるために 第8章 認知症を予防するには?──すべきこと、してはいけないこと 第9章 認知症の人に優しい社会へ
電子あり
脳・心・人工知能〈増補版〉 数理で脳を解き明かす
脳・心・人工知能〈増補版〉 数理で脳を解き明かす
著:甘利 俊一
ブルーバックス
【AI研究の基礎を築いた伝説的研究者が、「人工知能と人間」の本質に迫る。】 松尾豊氏、推薦! 「いまの生成AI、深層学習の興隆の源流は日本にあった。さまざまな重要な発見を世界に先駆けて成し遂げた伝説的な研究者・甘利俊一氏の著書。宇宙から始まる大局観のなかで脳の仕組み、学習とは何か、そして現在のAIを紐解き、未来に思いを馳せる」松尾豊(東京大学教授・人工知能研究者) 「この知識の宝庫のような一般書を手軽に読めるのは、まさに時代の幸運と言えよう」ーー合原一幸(東京大学特別教授・名誉教授)本書「解説」より 〔本書を読まずして、AIは語れない。〕 2024年、ノーベル物理学賞が人工知能分野に与えられた。 生成AIの登場に象徴されるように、いま人工知能は飛躍的な進歩を遂げている。 本書は、現在の「人工知能の源流」を築いた著者が、脳とAI研究の歴史を辿り、その仕組みを解説。 数理で脳を研究するとはどういうことか。 脳とは何か。心とは何か。人工知能は心を持つのか。 宇宙の始まりから脳の誕生、人類の未来までを展望しながら、「人工知能と人間」の本質に迫る。 ■本書の内容 第1章 脳を宇宙誌からみよう 第2章 脳とはなんだろう 第3章 「理論」で脳はどう考えられてきたのか 第4章 数理で脳を紐解く(1)~神経興奮の力学と情報処理の仕組み 第5章 数理で脳を紐解く(2)~「神経学習」の理論とは 第6章 人工知能の歴史とこれから 第7章 心に迫ろう 第8章 現代AIの基本技術 ~深層回路網と生成AI 第9章 心と意識 ~AIは心を持つか 第10章 AI時代の文明と社会 解説 〈数理脳科学が切り拓いた人工知能への道〉合原一幸(東京大学特別教授/名誉教授) *2016年に刊行された『脳・心・人工知能』の内容に、新たな3章を加筆。
電子あり
いかにして解法を思いつくのか「高校数学」下
いかにして解法を思いつくのか「高校数学」下
著:芳沢 光雄
ブルーバックス
解ける人はどう考えているのか? 極限・級数・微積・確率統計……実践問題形式による「体験的数学思考」のススメ! 解き方を“思いつく”ための数学力とはなにか? 数学は「13通りの考え方」にまとめられると提唱する著者が、豊富な例題による「発見的問題解決法」を解説。 論理や直感を総動員して試行錯誤する楽しい数学を体験しながら“考える力”を磨く。 現代を生きるすべて人に必須の思考のプロセスを育てる実践的数学読本。 「発見的問題解決法」から“数学的思考力”を鍛える! シリーズ累計18万部突破「新体系・〇〇数学の教科書」シリーズに、新たなラインナップ。 名著「新体系・高校数学の教科書」の構成をもとに高校数学に必要な教程範囲を網羅し、実践的解法への発想法を解説します。 上下巻・同時発売!  「発想・展開・説明」――現代人に必須の数学的教養を
電子あり
いかにして解法を思いつくのか「高校数学」上
いかにして解法を思いつくのか「高校数学」上
著:芳沢 光雄
ブルーバックス
数学は“13種類”の考え方にまとめられる! シリーズ累計18万部突破「新体系・〇〇数学の教科書」シリーズに、新たなラインナップが登場 数学の問題を解く中でも重要なことが、なぜその解法を思いつくのか?という疑問です。 そこに注目し『新体系・高校数学の教科書』の構成をもとに、高校数学の全分野を網羅しながら、実践問題形式で解法への発想法を解説します。上下巻・同時刊行! 論理・直感・試行錯誤「体験的数学思考」をもとに、解法の発見に至るプロセスに必要な思考法や発想がみにつく! “思いつくセンス”を育てる、現代人必読の数学読本。 
電子あり
「分かりやすい文章」の技術 新装版 読み手を説得する18のテクニック
「分かりやすい文章」の技術 新装版 読み手を説得する18のテクニック
著:藤沢 晃治
ブルーバックス
シリーズ累計50万部突破! 大定番の1冊! メール・会議資料、レポート、SNS…わたしたちが普段、書かなければいけない文章はどうすれば「伝わる」のか?  すぐに使える実践的なテクニックを、豊富な具体例とともに解説! あなたの文章は「分かりにくい」と言われませんか? 小説やエッセイとは異なり、私達が普段書く文章には依頼や共有といった「目的」が必ずあります。 あなたの意図を正確に伝え、目的を達成する文章こそ、「分かりやすい文章」なのです。 読みたくなる、納得する、賛同したくなる、 そんな文章を書くために必要な、18のテクニックを伝授します! 【目次】 第1章 「分かりにくい文章」がいっぱい!  第2章 「分かりやすい文章」とはどんな文章か 第3章 趣旨を素早く伝える「構成の技術」  第4章 読む気にさせる「レイアウトの技術」  第5章 読み手を同意させる「説得の技術」  第6章 趣旨をスムーズに伝える「センテンスの技術」  第7章 文章をなめらかにする「推敲の技術」  第8章 「分かりやすい文章」のためのチェック・リスト 
電子あり
知られざるサメの世界 海の覇者、その生態と進化
知られざるサメの世界 海の覇者、その生態と進化
著:佐藤 圭一,著:冨田 武照
ブルーバックス
 映画『ジョーズ』に登場した、巨大で恐ろしい人食いザメに代表されるサメのイメージ。流線型の体と長い背びれをもった、美しいシルエット。どちらもサメの典型的なイメージだ。しかしそれだけではない。食卓に上るサケやサンマ、アジなどの硬骨魚類とはことなった軟骨魚類であり、もっとも長寿の脊椎動物であり、もっとも速く泳ぐ魚類の一つでもあるサメ。その特異な生態をサメ研究の第一人者である著者らが詳細に解説する。  また、硬骨魚類から分かれ、エイと分岐し、どのように現在の多様性をもつにいたったのか? さまざまな古代ザメを紹介しながら、その進化の道筋をたどる。  さらには世界初の人工子宮によるサメの繁殖を試みている美ら海水族館の研究者ならではの内容として、サメの繁殖にも1章をもうけている。  機能形態・生態・分類・繁殖と、専門的にかつ網羅的に解説した、類を見ない一冊。水族館でも最も人気のある魚種であるサメの総合解説書として刊行いたします。
電子あり
健康寿命と身体の科学 老化を防ぐ、50歳からの「運動・食事・習慣」
健康寿命と身体の科学 老化を防ぐ、50歳からの「運動・食事・習慣」
著:樋口 満
ブルーバックス
「年を取っても元気な人」には、科学的な共通点があった! 最新研究でわかった、「日本人の体質に合った健康法」とは? あなたの食事や運動習慣、ライフスタイルに応じて、 「老化時計」の進み方は大きく変わる―― 運動疫学や運動生理・生化学の発展に伴い、 精緻なエビデンスが積み上げられてきた《健康科学》。 近年は、老化プロセス自体をコントロールすることで、 健康寿命を延ばす「ジェロサイエンス仮説」も注目されている。 本書では、その成果を豊富な最新データとともに紹介。 日本人ミドル~シニア層を対象とした調査研究から、 長生きにつながる高い運動・食事・生活習慣を指南する。 《目次》 第1章 健康寿命はどのように決まるのか――「年を取っても元気な人」を科学する  1-1 「健康寿命」とはなにか?  1-2 健康寿命の正体は「体力」   1-3 ライフスタイルと遺伝リスク  コラム1 スポーツ科学が生んだ「新しいウォーキング」 第2章 老化はなぜ起きるのか、防ぐ方法はあるのか――「老い」のメカニズムと酸化ストレス  2-1 老化はなにによって起きるのか――老化学説  2-2 ライフスタイルと生物学的老化  2-3 老化と酸化ストレスの関係  2-4 酸化ストレスの防御法   第3章 50歳からの望ましい食事法――健康づくり研究で明らかになった「日本食のすごさ」  3-1 日本人の体質に合った栄養・食事  3-2 健康長寿と日本食   第4章 一生続けられる「科学的トレーニング」――メタボとロコモを防ぐ運動法  4-1 健康をキープする「最小限のトレーニング」  4-2 筋トレするとやせる理由  4-3 シニアは「ふくらはぎ」に要注意  4-4 糖尿病予防のカギは「筋肉」にあり  4-5 骨を強くする運動・スポーツ  4-6 最高のトレーニング法“ローイング”    コラム2 運動生化学のパイオニア・ホロツィー博士 第5章 健康寿命を延ばすライフスタイル、縮めるライフスタイル  5-1 心臓病が「月曜の朝」に多い理由  5-2 健康面からみた「飲酒のコツ」  5-3 「動楽」と「食楽」でフレイル予防  コラム3 スポーツ観戦とウェルビーイング
電子あり
続・入試数学 伝説の良問100 良問と解法で高校数学の極意をつかむ
続・入試数学 伝説の良問100 良問と解法で高校数学の極意をつかむ
著:安田 亨
ブルーバックス
2003年刊行のベストセラー『入試数学 伝説の良問100』以降、約20年で出題された大学入試数学から選び抜かれた100問。入試数学を解くさいに、必要な発想は何か、手順はどうするのか。良い問題と解法を繰り返すことで、実力を身に着ける。受験生がつまづきやすいポイントも言及しながら、入試数学の第一人者が解説する。多くの別解も掲載
電子あり
「分かりやすい説明」の技術 新装版 最強のプレゼンテーション15のルール
「分かりやすい説明」の技術 新装版 最強のプレゼンテーション15のルール
著:藤沢 晃治
ブルーバックス
説明が苦手な人でも、ほんの少しのコツさえわかれば会議やプレゼンが得意になる! 最強の説明術が学べるベストセラーの新装版! なぜ、あなたの話はいつも「分かりにくい」と言われてしまうのか? 会議で自分の意見をうまく主張できない人、プレゼンに苦手意識がある人、 話下手で友達の輪に入るのが苦手な人……。 本書は、こんな方々に向けて書かれました。 実は、ほんの少しの意識の変化や話し方の工夫で あなたの言いたいことが早く、正確に伝わるようになるのです。 本書ではこの「分かりやすい説明」の技術を15のルールに分けて解説します。 シンプルなこのルールを理解すれば、あなたの話は格段に「伝わる」ようになります。 明日からあらゆる場面ですぐ使える「分かりやすい説明」の技術を習得して、 自分の話を理解し、納得してもらえるようになりましょう! 【目次】 第1章 「分かる」とはどういうことか 第2章 説明術 基礎編 第3章 説明術 応用編 第4章 「分かりやすい説明」のチェックポイント 
電子あり
生命にとって金属とはなにか 誕生と進化のカギをにぎる「微量元素」の正体
生命にとって金属とはなにか 誕生と進化のカギをにぎる「微量元素」の正体
著:桜井 弘
ブルーバックス
金属なくして、生命の誕生も進化もありえなかった! 体内に1%以下しか存在しない微量元素の驚異のはたらきと機能を解き明かす! 〈マグネシウム、亜鉛、銅、マンガン、モリブデン……、金属は体内で、いったいなにをしているのか?〉 生命は誕生初期、エネルギーを効率よく使用するため、のちにヘモグロビンの中核をなす鉄を取り込んだ。 それ以降、生物が利用する金属の種類と機能は、体構造の複雑化にともなってどんどん多様化し、健康を維持するための必要不可欠な存在となった。 「微量」の名とは裏腹に、多種多様で、きわめて重要な役割を果たしている生体金属──。 その存在は、生命の誕生と進化にどう関わったのか? 多すぎても少なすぎても体調に異変をきたす理由とは? 「金属=無生物」の視点からみた壮大な生命史! 【もくじ】 金属はすごい! プロローグ カンブリア大爆発はなぜ起こったか? 第1章 生命の誕生と金属 第2章 生命のエネルギー源「酸素」を使いこなす金属 第3章 「新しい生物の出現」を可能にした金属のはたらき 第4章 微量元素を使え! 第5章 金属とはなにか 第6章 金属を薬にする!
電子あり
「分かりやすい表現」の技術 新装版 意図を正しく伝えるための16のルール
「分かりやすい表現」の技術 新装版 意図を正しく伝えるための16のルール
著:藤沢 晃治
ブルーバックス
シリーズ累計50万部突破! 20年以上読みつがれるベストセラーシリーズが待望の新装版になって登場! 出口の方向が分からない駅の案内板、目的のページが見つからない取扱説明書、何が言いたいのか伝わらないメール……。 本書ではこうした豊富な実例から、「分かりやすい表現」のために必要なルールを導き出します。 このルールさえ理解すればあなたのプレゼンやメールの文章といった日々の表現も、ぐっと伝わりやすくなります。 さあ、明日から使える「分かりやすい表現」の技術を身につけましょう! 目次 第1章 「分かりにくい表現」がいっぱい! 第2章 「分かりやすい」とはどういうことか 第3章 「分かりにくい表現」の主犯たち 第4章 「分かりやすい表現」のルール・ブック チェックポイント付き
電子あり
からだの「衰え」は口から 歯と健康の科学 健康寿命を左右する口のケアの最前線
からだの「衰え」は口から 歯と健康の科学 健康寿命を左右する口のケアの最前線
著:水口 俊介
ブルーバックス
体の衰えは口から始まる! 「歯周病やむし歯が全身に影響?」「 むせや滑舌の低下は要注意」など、歯と健康の驚きの関係に最新科学で迫る。巻末には、専門家が伝授する正しい歯磨きの方法や、気になる疑問をまとめたQ&Aも。全世代必読の科学的健康書。 目次 序章  「健康」は口から――日本人の歯の現状 第1章 口の中に広がる世界――知っているようで知らない構造 第2章 「噛む」を科学する――咀嚼は脳と口の共同作業 第3章  歯周病とむし歯――歯の健康と全身の病気との関わり 第4章  中高年は歯のケアが健康のカギ――歯を守って「衰え」を防ぐ 第5章 「歯が抜けた」から始まる連鎖――フレイルサイクルに陥らないために 第6章  高齢者の歯科治療 第7章  最新歯科技術はどこまで進んでいるか 第8章  健康長寿を口もとから 実践編  今日から始める 「正しい歯磨き」 付録1  歯磨き よくある疑問 Q&A 付録2  歯にまつわる素朴な疑問 Q&A
電子あり
手術はすごい
手術はすごい
著:石沢 武彰
ブルーバックス
医師の思考力と技能、器具の進化、そして患者の生命力――。 手術には3つの要素が組み合わさっていた!! 消化器外科医が考える「最高のオペ」とは? 手術を受ける人も、外科医を目指す人も、まずはこの1冊から! ●「時間を戻す」魔法の薬と「臓器トレーニング」 ●メスは最初の一刀だけ? 現代の手術器具はハイテクの塊 ●「光」やAIを使って標的の腫瘍を正確に知る技術 ●達人の糸さばき――古くて新しい針糸の世界 ●神様が定めた「身体の糊付け」を剥がすワザ ●良い外科医ほど、絵画も上手いのはなぜ? 【本書で詳細に扱う主な手術例 いずれも医師自身による詳細なスケッチつき】 1:胆石症に対する腹腔鏡下胆のう摘出術 2:大腸癌肝転移に対する右肝切除術 3:肝細胞癌に対するロボット支援肝S8切除術 4:膵癌に対する膵頭十二指腸切除術  【本書の主な内容】 1章 戦略・戦術編 手術だけが成し得ること/「マージン」と「リンパ節郭清」/「手先の器用さ」よりも「思考過程」/求められる病院の総合力 ほか 2章 武器編 鋼製小物/切開と凝固を行うことができる電気メス/血管シーリングシステム/手術支援ロボットの「骨格」 ほか 3章 技術編 その1 達人への道は「道具の持ち方」から/堅実な結節縫合か、華麗な連続縫合か/素早く確実に結紮するための「糸結び」各流派/ ほか 4章 技術編 その2 「剥離」のワザ――神様の「糊付け」を剥がせ!/肝臓とブロッコリーとパリ市街の共通点/達人が魅せる「一筆書き」の手術 ほか 5章 実践編(詳細な術式スケッチつき) 胆石症に対する腹腔鏡下胆のう摘出術/大腸癌肝転移に対する右肝切除術/肝細胞癌に対するロボット支援肝S8切除術/膵癌に対する膵頭十二指腸切除術 ほか
電子あり
世界一シンプルな進化論講義 生命・ヒト・生物――進化をめぐる6つの問い
世界一シンプルな進化論講義 生命・ヒト・生物――進化をめぐる6つの問い
著:更科 功
ブルーバックス
生物は、なぜ進化するのか? 生命40億年の冒険が始まる! なぜウマの指は1本になった? 獲得した形質の遺伝は存在する? 「共通祖先」は地球最初の生物ではない? 脳は進化の証拠か? ヒトは進化に抗うことができるのか? なぜ生物は変わるのか? 進化は進歩ではない!  『種の起源』・自然淘汰・生物・遺伝子・生命・ヒト――6つのキーワードをもとに、 進化の驚くべきメカニズムと、複雑にも単純にもなりうる生物の多様な姿を解説します。 全生物の「共通祖先」とは? 種の絶滅とは? ヒトは進化途上の生き物なのか? 世界一楽しい進化論講義が始まる! 進化論に関しては、未だに間違った考えがたくさん流布している。「生物は進化することによって進歩していく」、「私たちは進化を目の当たりにすることは不可能である」といった考えだ。これらの誤解について、なるべく簡単に、わかりやすく説明することが目標の一つである。本書にはもう一つ特徴がある。それは、ダーウィンについての態度である。私はダーウィンを歴史上もっとも偉大な生物学者であると考えているけれど、だからといってダーウィンの言ったことがすべて正しいと考えているわけではない。間違いは間違いとして、はっきりと指摘することを心掛けた。<「まえがき」より抜粋>
電子あり
SF脳とリアル脳 どこまで可能か、なぜ不可能なのか
SF脳とリアル脳 どこまで可能か、なぜ不可能なのか
著:櫻井 武
ブルーバックス
◆宇宙空間に一人取り残されてしまったジェイムスン教授は、近くの惑星に文明が発生するのを待った。(『二重太陽系死の呼び声』) ◆さて、どこへ行こうかしらね。ネットは広大だわ。(『攻殻機動隊』) ◆この頭の中には、二通りの記憶が刻みつけられてるんだ。いっぽうは現実、いっぽうは非現実。だがおれには、どっちがどっちだかわからん。(『追憶売ります』) ◆怖いよ、デイブ。怖いよ、デイブ。理性を失いつつある。わかるんだ……。(『2001年宇宙の旅』)   SF作品において「脳」は定番のテーマであり、作家たちはもてる想像力を駆使して、科学技術が進んだ未来の「脳」の姿を描いてきた。電子化して不老不死となった脳、意識をデータ化して取り出せる脳、記憶が書き換えられる脳、眠らなくてもよい脳、「心」をもった人工知能――はたしてそれらの「脳」は、本当に実現する可能性があるのか?  神経科学者として、脳の覚醒にかかわるオレキシンや、「人工冬眠」を引き起こすニューロンを発見する一方で、大のSFファンでもある著者が、古今の名作に描かれた「SF脳」の実現性を大真面目に検証! そこから、私たちの「リアル脳」の限界と、思いもよらなかった可能性が見えてくる!  ・サイボーグが「超人」にはなりえない理由 ・「電脳化」にはこれだけの困難がつきまとう ・記憶を書き換えるための意外な障壁 ・「時間」は脳がつくりだしているのかもしれない ・「脳は10%しか使われていない」はなぜ間違いといえるか ・脳は全身を犠牲にしてでも眠ろうとする  ・AIが「こころ」をもつために必要な、意外なものとは? 想像していたほどは「できない」が、想像もしなかったことが「できる」脳の本質が、奇想天外なSFの世界を楽しみながらわかる一冊!  (おもな内容と、登場するSF作品) 第1章 サイボーグは「超人」になれるのか(『二重太陽系死の呼び声』ニール・R・ジョーンズ) 第2章 脳は電子デバイスと融合できるか(『攻殻機動隊』士郎正宗) 第3章 意識はデータ化できるか(『順列都市』グレッグ・イーガン) 第4章 脳は人工冬眠を起こせるか(『夏への扉』ロバート・A・ハインライン) 第5章 記憶は書き換えられるか(『追憶売ります』フィリップ・K・ディック) 第6章 脳にとって時間とはなにか(『TENET/テネット』クリストファー・ノーラン監督) 第7章 脳に未知の潜在能力はあるのか(『LUCY/ルーシー』リュック・ベッソン監督) 第8章 眠らない脳はつくれるか(『ベガーズ・イン・スペイン』ナンシー・クレス) 第9章 AIは「こころ」をもつのか(『2001年宇宙の旅』スタンリー・キューブリック監督)
電子あり
時間治療 病気になりやすい時間、病気を治しやすい時間
時間治療 病気になりやすい時間、病気を治しやすい時間
著:大塚 邦明
ブルーバックス
【朝に多い】 → 心筋梗塞・脳梗塞・くも膜下出血・不整脈 【月曜日に増える】 → 狭心症 【冬に3割増】 → 心臓死 病気が生じやすい“魔”の時間帯はなぜ存在するのか? 〈体内で時を刻む精巧なメカニズムが、健康と病気をコントロールしていた!〉 脈拍や呼吸、睡眠はもちろん、細胞分裂やたんぱく質の製造まで、人体はさまざまなリズムにしたがって「いつ」「何を」おこなうかを精密に決めている。そのリズムの乱れが、健康を害する引き金になっていた。 「朝」「月曜日」「冬」など、病気が生じやすいタイミングがあるのはなぜか? 脳出血や心臓性急死にみられる約1.3年のリズムの正体とは? 薬が効く時間、効かない時間はどう決まるのか? それらを治療に活かす方法は? 時計遺伝子やカレンダー遺伝子の機能としくみから、体内時計を整える食品まで、生体リズムに基づく新しい標準医療=「時間治療」をわかりやすく紹介する。
電子あり