介護ライブラリー作品一覧

最新 図解 介護保険のしくみと使い方がわかる本
介護ライブラリー
【はじめての介護保険 基礎からわかる入門書】
介護保険法は3年に1度の法改正があり、2024年が改正の年にあたります。本書は、介護保険を最大限に活用するためにいま知っておきたいことを”見開き1テーマ”でイラスト図解。申請の仕方、ケアマネの探し方、ケアプランの作り方、介護保険で受けられるサービス、お金の話、介護保険で入れる施設など複雑な介護保険のしくみと使い方がわかります。
さらに2024年度改正に盛り込まれた、医療と介護の連携推進、利用者の自立支援や重度化防止を重視した介護サービスの質の向上などをトピックスとして解説。介護保険をはじめて利用する人、はじめて介護の仕事に携わる人、今使っているサービスを見直したい人におすすめの一冊です。
【本書の内容構成】
1 申請から介護サービス開始まで
2 利用できる介護サービスを知る
3 介護保険料について知り、見通しを立てる
4 自宅で暮らしながら介護サービスを受ける
5 施設で暮らしながら介護サービスを受ける
【何がどう変わった?2024年度改正に完全対応!】
1 地域包括ケアシステムをさらに推進
2 自立支援・重度化防止への対応強化
3 介護分野における人材不足の改善
4 利用料や自己負担の見直し
5 今後の介護保険まわりの見通しをチェック

写真と動画でわかる! 埼玉医大式 力がいらない介助技術大全
介護ライブラリー
日本初!
大学病院がそのすごさを認めた身体介助の技術を、多数の写真と動画でわかりやすく解説。
埼玉医科大学が学生の授業に取り入れ、主要な教授、看護主任などにも導入させた
「力がいらない」「腰にやさしい」「感染リスクも抑えられる」新しいケアの技術です。
【目次から】
●第1章 埼玉医大式の介助術とは
「埼玉医大式」5つのポイント
「人の倒れる方向」を知ろう
立ち方、体の使い方、呼吸 ほか
●第2章 ベッドで体を動かす・起こす
基本的な寝返り介助
ベッド上に座ってもらう―介護度が軽い利用者の場合-
座った姿勢を維持する ほか
●第3章 座位から立ち上がる
介護度が低い利用者に-手引きによる立ち上がり-
体格差がない利用者に-背中に手をまわして立ち上がり-
脚力が弱い利用者に-親指の付け根を当てて立ち上がり- ほか
●第4章 体を支える・移動する・座る
介護事故防止のために知っておくべき3つのこと
横に並んでの体位保持
正面から支える-立位が安定しないとき・体が崩れたときに-
ベッド(椅子)に座る
ベッドに寝かせる ほか
●第5章 車イスを使って移動する
車イス介助の意義と難しさ
車イス各部の名称と5点確認
車イスの広げ方/車イスのたたみ方
ベッドから車イスへの移乗
深く座り直してもらう ほか

チェックリスト式 認知症高齢者の心がわかる本
介護ライブラリー
◎8枚のチェックリストで、認知症の人の「今の心の状態」がわかる!
◎独自のモデルで、この先、認知症の人の心がどう変化するか見通せる!
認知症の人の「心」がわかる! 心に寄り添う適切な「向き合い方」もわかる!
介護に携わっているすべての人におすすめしたい認知症ケアの本がここに。
認知症の人の心の底には必ず「不安」があります。
その不安に気づき、本人が抱えている不安の大きさに合わせた接し方をすること。
それが認知症ケアのコツです。
半世紀をこえる認知症診療の経験から、著者はつぎの2つのことに気づきました。
★認知症の人の心の移り変わりは、「4段階のモデル」でとらえることができる!
★どの段階にあるかは、その人の言動をチェックしスコア化すれば見当がつく!
認知症の人の心は、その人が亡くなるまでの間に
次のように変化していきます。
(1)「とまどい・不安の時期」
↓
(2)「否認・怒りの時期」
↓
(3)「焦り・抑うつの時期」
↓
(4)「無欲・安穏の時期」
その高齢者がどのステージにいるかがわかれば、適切な関わり方は見えてきます。
本書では、高齢者の心のステージを特定するための独自のチェックリストを公開するとともに、
心の状態に応じた、落ち着いてもらえる48の接し方を詳しく紹介します。
家庭で、介護現場で多くの人に愛用された『図説 認知症高齢者の心がわかる本』を
全面的に刷新した最新版がついに登場。ぜひ現場で役立ててください。
★著者紹介★
平沢スリープ・メンタルクリニック院長、精神科医(医学博士)。1949年、東京都生まれ。徳島大学医学部を卒業後、東京都養育院附属病院(現・東京都健康長寿医療センター)精神科勤務、米国留学などを経て、2001年に平沢記念病院を開設し院長に就任。2016年より現職。約50年にわたる認知症診療の経験を活かし、「所沢認知症ネットワーク」の設立に尽力するなど地域活動にも取り組んでいる。

介活入門 将来の介護に備えて、今やるべきことがわかる本
介護ライブラリー
【介護の準備って何をしたらいいの?】
介護はある日突然やってきます。
そうなったときのために介護保険制度があるのですが、介護保険は申請主義。
自ら動かなければ、支援やサービスは受けられません。
自分が望んだ介護が受けられるよう、
また、家族がいる場合はその負担を減らせるよう、
元気なうちから情報を集め、手配まで準備するのが「介活」です。
本書は、家族のため、自分のための介活の入門書です。
【本書の内容構成】
介護の不安の根源は「知らない」こと。
今から知識を身につけ、“もしも”に備えていれば、
精神的にも金銭的にも、余裕で老後を楽しめます!
STEP1 介護の質を左右するケアマネの見つけ方・付き合い方
STEP2 在宅介護を充実させるケアプランの考え方
STEP3 失敗しない! 介護施設の選び方
STEP4 思わぬ落とし穴に注意! 申請しないともらえないおカネ

完全図解 介護に必要な 医療と薬の全知識
介護ライブラリー
もう悩まない! 迷わない!
医療の「正しい使い方」がわかる新しい高齢者ケアの教科書が誕生。
在宅医療の第一人者・長尾和宏と介護のカリスマ・三好春樹が総力を結集して贈ります!
◎高齢者のお世話にあたっている介護者には、こんな悩み・迷い・戸惑いがつきもの
●何℃の熱がでたら受診するの?
●救急車を呼ぶべきか、少し様子を見るべきか?
●不眠、動悸、嘔吐など、医者に行くほどでもない不調をどうする?
●がん、認知症、糖尿病ってそもそも何だっけ?
●家で介護するか、施設にお願いするか、なにをもとに考える?
●看取りの場所はどこにすればいいの?
これらに対する回答がすべて載っています!
要介護となった高齢者の心身の特徴、健康を保つためにどう生活をつくるか、
よくある持病と薬の基礎知識、そして穏やかな最後を迎える方法まで。
300点をはるかに超えるイラストと図解で、完全解説しました。
これ1冊で、介護者に必要な「高齢者医療の知識」が丸ごとわかる決定版です!!

東大教授、若年性アルツハイマーになる
介護ライブラリー
元脳外科医で、最高学府の教授でもあった夫・若井晋。
その彼が若年性認知症になるとき、本人は、そして家族は、どうしたのか。
長い苦悩をへて病を受け入れ、新たな道へと踏み出した
夫婦の軌跡を、妻・若井克子が克明に描き出す。
●当事者・若井晋が語る「認知症の人から見た世界」とは?
「最初は『何でだ』と思っていました」
「けれども私は私であることがやっとわかった」
「私が見ている感じと、みなさんが見ている感じが違うんです」
「僕の住んでいる世界は、たいへんなんだよ」
「『大変だったなあ』と一言、言ってくれればよかった」
【著者・若井克子の言葉・・・本文より】
晋は若年性アルツハイマー病になって、知識を、地位を、職を失った。
それは、世間からは「地獄」に見えるのかもしれない。
だが私には、むしろ、すべて失ったことで「あるがまま」を得て、
信仰の、人生の本質に触れたように感じられるのだ。
病は人生の一過程に過ぎない。認知症になっても、私は私であることに変わりはない――。
認知症患者800万人時代を生きるための必読書がここに!

認知症の人は何を考えているのか? 大切な人の「ほんとうの気持ち」がわかる本
介護ライブラリー
アメリカ、中国でも講演実績あり!
大人気「認知症講師」による渾身の書き下ろし。
認知症の人は、なぜ介護者を困らせるような「行動」をするのか。
なぜ、介護者をまごつかせる「言葉」を口にしてしまうのか・・・・・・。
その理由を解き明かし、ケアの新たな指針となる1冊。
認知症になっても、人には「迷惑をかけたくない」「できることは自分でしたい」「役に立ちたい」
などといった、「人間らしい気持ち」がしっかり残っている。
ところが行動に移そうとすると、「忘れる」「段取りを組めなくなる」「手順が混乱する」など
認知症特有の症状が邪魔をして実現できず、周囲に迷惑をかける結果になる。
・・・・・・これが、認知症の人がうまく生活できなくなる原因だった。
ここで大切なのは、認知症という病気に目を向けるのではなく、
まず根本にある「人としての気持ち」に目を向けること。
「同じ状況で、自分ならどう感じるか」「この人は何を考えてこうしているのか」と想像してみれば、
問題とされていた行動の理由がわかり、認知症の人も介護者もストレスを減らすことが可能になる。
認知症の人の「行動のメカニズム」をマンガと図解で解き明かす、
初心者もベテラン介護職も必携の1冊。
全国で年間250~300回のセミナーをこなす講師の人気の講演に大増補した決定版、ここに誕生。

最新版 図解 介護保険のしくみと使い方がわかる本
介護ライブラリー
【基礎知識をまるごと図解! 2021年度の改正に完全対応!】
介護保険法は3年に1度の法改正があり、2021年度が改正にあたります。
本書は、介護保険を最大限に活用するためにいま知っておきたいことを
“見開き1テーマ”でイラスト図解。
申請の仕方、ケアマネの探し方、ケアプランの作り方、
介護保険で受けられるサービス、お金の話、介護保険で入れる施設など
複雑な介護保険のしくみと使い方がわかります。
さらに2021年度改正に合わせて感染症の対策、自己負担金は上がるのか、
認知症のある利用者への対応に変化はあるのか、などをトピックスとして解説。
介護保険をはじめて利用する人、はじめて介護の仕事に携わる人、
今使っているサービスを見直したい人におすすめの一冊です。
【本書の内容構成】
1申請から介護サービス開始まで
2利用できる介護サービスを知る
3介護保険料について知り、見通しを立てる
4自宅で暮らしながら介護サービスを受ける
5施設で暮らしながら介護サービスを受ける
[トピックス]
2021年度改正、新型コロナウイルス感染症対策etc.
利用者が知っておきたい最新・介護保険事情
【監修者プロフィール】
牛越博文(うしこし・ひろふみ)
日本生命保険相互会社に入社後、ドイツ、オーストリア、イギリス駐在中に医療・介護関連の調査に携わる。日本生命退社後、厚生労働省所管(当時)の研究機構等に属しながら、中医協・診療報酬改定関連業務担当、早稲田大学エクステンションセンター講師を務め、テレビ朝日『ニュースステーション』等に出演。社会医療法人の経営企画部長、有限責任監査法人トーマツ(デロイトトーマツ)勤務を経て、パラマウントヘルスケア総合研究所所長。『よくわかる介護保険のしくみ』(日本経済新聞出版社)、『医療経済学入門』(岩波書店)、『これだけは知っておきたい ドラッカー』(文藝春秋)などの著書がある。

実践! 介護フットケア 元気に歩く「足」のために
介護ライブラリー
高齢者のケアで見逃しがちなのが、足に対するケアです。高齢になると、加齢により身体機能が低下します。足についても、長年の生活習慣の影響で、指が変形したり、巻き爪が生じたり、さまざまな変化が起こります。弱くなった皮膚は白癬(水虫)に感染しやすくなります。足の異変や異常は、「足の生活習慣病」ともいえるのです。
高齢者に足の異常が起こると、歩行困難、活動域の制限につながり、生活の質にも影響していきます。高齢者の足のケアは、足だけでなく生活を守るための大切なケアなのです。
本書では、介護職や家族の人が、高齢者の足や足の爪の健康を維持するために必要な知識とケアの方法を、わかりやすく解説しています。足の異変を知らせる観察ポイント、加齢によって変化した体に合わせた爪の切り方、足の洗い方、踵のケア、足湯、清拭といった介護に役立つ5つのフットケアを多彩なイラストを添えて紹介しています。また、足の変形を防ぎ、転倒を予防するために靴の選び方や靴の履き方など、日常生活で気をつけることもアドバイス。
高齢者が、いつまでも元気に自分の足で歩くために、介護に役立つフットケアの知識と実技のコツをイラスト入りでまとめた、待望の1冊です。
【主な内容】
第1章 介護に役立つフットケア
介護になぜフットケアが必要か?
フットケアの効果
第2章 高齢になると足はどうなるのか
皮膚の変化や病気
足や足指の変化
爪の変化
骨・筋肉・関節の変化
神経や感覚の変化
ケア要因・社会的要因
足にも変化を起こす病気
第3章 観察編 フットチェックの仕方
フットチェックは気持ちを理解することから
足と爪の観察ポイント
第4章 実践編 フットケアをやってみよう
フットケアの種類・目的・行う間隔
ケアを始める前に
基本の身支度
足浴
爪切り
踵のケア
保湿
清拭・足湯
第5章 日常生活編
足の生活習慣病を防ぐ
正しい靴の選び方
正しい靴の履き方
足の健康維持のための簡単な運動と靴下のチェック
高齢者・認知症の人との接し方のコツ
フットケアQ&A
フットチェック&ケアシート

世界が注目する日本の介護 あおいけあ で見つけた じいちゃん・ばあちゃんとの向き合い方
介護ライブラリー
●Ageing Asia Global Ageing Influencer 2019 獲得
●日経ビジネス「次代を創る100人」選出
●第1回かながわ福祉サービス大賞 受賞
●応援メッセージも続々(敬称略)
☆「加藤忠相さんは、認知症の真実を私に教えてくださった方です」樋口 直美(文筆家・レビー小体病当事者)
☆「日本のケアはもっと優しくなれる^_^」与那覇 涼(うらそえ介護福祉士会・会長)
☆「目指すべき支え合いの姿を実感いたしました。多くの共感を期待します」(匿名希望の読者)
☆「多彩なスタッフと利用者さんが創り続ける「物語」は面白い!「あおいけあ」の進化に期待しています」竹林洋一(静岡大学教授)
☆「日本中で簡単に壊されてしまっている『普通に暮らすこと』の幸せ。そのキラキラとした幸せをご近所中に、そしてこの国に、お裾分けしまくっているのが『あおいけあ』!」くさか里樹(漫画家)
国内外で講演歴、多数。
NHK「プロフェッショナル~仕事の流儀~」でも取り上げられ、
映画『ケアニン~あなたでよかった~』のモデルにもなった!
今、日本で一番注目されている介護事業所「あおいけあ」(神奈川県藤沢市)。
実際の毎日を再現したストーリー漫画と、著者渾身の文章で「世界が注目するケア」のすべてがわかる!
★Webメディア「みんなの介護」人気連載が待望の単行本化。
★本書の電子版には「特別編」も収録されています。
《ストーリー》
管理的な施設を辞めた介護士「多賀かなこ」は、縁あって「あおいけあ」に入職する。
型破りな介護の数々を前に戸惑いを感じつつ、個性的なお年寄りの面々に翻弄されながら、
それでも「ケアニン」として成長していく……。
「寝たきりだった人が、畑仕事ができるまでに回復」
「認知症があって要介護なのに、普通のお年寄りにしか見えない」
「利用者とスタッフの区別が全然つかない!」
見学者が一様にそう驚く認知症ケアは、どのように行われているのか?
その発想と技術がわかる決定版が登場しました!

介護施設は「人」で選べ 親を安心して預けられる施設とは?
介護ライブラリー
本書は、よくある介護ガイドブック、ハウツー本の類とは違います。認知症の要介護親を持った子の立場で、介護施設探しから看取りまでに経験する難問の数々をいかに解いていくかを「本音で」書いたものです。
介護施設選びに関する本はすでにたくさん出ていますが、とおりいっぺんの情報やノウハウを列挙しただけのものが目立ちます。それらを読んで、私たち利用者側は「なるほどそうなのか」と勉強していくわけですが、いざ実際に体験してみると、「え? 聞いていた話とはずいぶん違うではないか」ということが多々あります。
特に、特養だからこうだ、民間の老人ホームだからこうだ……といった「一般論」は、現実にはあまり通用しません。特養や老人ホームとひとまとめに言っても、施設ごとに、雰囲気も、対応のきめ細かさも、その施設なりのローカルルールも大きく違うのです。
ここ数年で介護業界は激変し、かつての常識や通説が通用しなくなってきました。今までのマニュアルや通説通りに施設探しをしても、よい施設にたどり着くことはまず難しいのです。
そこで本書では、表に出てきにくい情報や、よい介護施設にたどり着くための具体的な戦略について、赤裸々に、「超本音」でストレートに語ってみました。
よくある類書のように、制度や仕組みについて建前を厳密に説明するのではなく、筆者の経験や取材を交えて「そうはいっても実際にはこうなのだ」という介護現場の実状・実態を、極力分かりやすく書いています。
さらには、運よく介護施設に入居できたとしても、その後、親を看取るまでに起こりうる典型的な事例として、骨折や肺炎による容態急変の際の医療機関との関わり方についても、実例をもとに詳しく説明しました。
2020年初頭からの新型コロナウイルス感染症により、世界中の医療機関や高齢者施設は戦場のようになりましたが、医療現場や介護施設は、ある意味、平時でも気を抜けない戦場です。その厳しい戦場でも、スタッフのみなさんは、毎日、笑顔で、精一杯の努力をしています。そのことを忘れずに、利用する側の私たちも、目の前の介護問題に真摯に向き合い、合理的な解決策を探っていきましょう。
【おもな内容】
1 施設選びの前に知っておくべきこと
2 「特養」の最新事情・裏の裏
3 「老健」の最新事情・裏の裏
4 「民間老人ホーム」への大誤解
5 よい施設を見分ける技術
6 介護と医療を連携させる難しさ
7 施設で看取るために必要な覚悟

認知症の人のイライラが消える接し方
介護ライブラリー
《早くも4刷!》
★「中國新聞」(2020年11月20日)に著者インタビュー掲載で話題沸騰!
「認知症の世界 お邪魔してみる」
★大好評! 共感の声が続々!★
◎「読みやすい」「この本に書いてある通り」「親にあてはまる。納得できる」(読者のお便りから)
◎〈尊厳なんていう言葉よりも確実に心を動かされる〉「シルバー新報」2020年6月9日号書評
◎〈認知症ケアの醍醐味を本書を通じて味わえる〉「月刊ケアマネジメント」2020年7月号書評
◎〈介助が思わず楽しみになり、ケアしケアされる自分に自信と勇気がもてる、そんな本〉「ベターケア」2020年夏号
認知症ケアの本質、それは「人間関係を整えること」にあり!
お年寄りが「イライラ・ソワソワ」と落ち着かない……。そんなとき、どうすればいい?
認知症のお年寄りは、困りごとが増えるためイライラ・ソワソワと落ち着かなくなるのです。
おまけに「介護している人」との間に誤解やすれ違いが生まれやすくなるため、
円満だった関係が壊れ、つい怒ったり、乱暴な言葉が出たりします。
では、どうすれば「いい関係」を作れるのか? この本には、そのヒントが満載。
介護者が困る(そして、お年寄りも困っている)次のような問題の解決策が見つかります!
【こんな問題を解決】
●理不尽なイライラ →「話に同調」「逆質問」で回避
●他人の物を盗る →「一言追加」「スキンシップ」でOK
●暴言や悪口がひどい→「苦労話」で気持ちを変える
●出ていこうとする →「忘れ物!」でまず時間かせぎ
●幻覚・幻視で不穏 →「場面を変える」で解消
などなど、「ウソ」「おどかし」「無理やり」に陥らずにできる介護を、
豊富な事例とともにお贈りします。
◎本書の目次から◎
第1章 大事なのは「お年寄りとの人間関係」
第2章 「頼れる人」がいれば介護はうまくいく
第3章 「すれ違い」をなくして人間関係を整える
第4章 お年寄りに納得してもらえる「約束」のケア
第5章 認知症を越えて、穏やかな「旅立ち」へ

認知症の人がパッと笑顔になる言葉かけ
介護ライブラリー
認知症は脳の病気です。病気によって周囲の状況を正しく理解できなくなるため、家族や介護者と衝突します。そしてイライラ/ウツウツとした気分になったり、閉じこもりがちになってしまうのです。本書で紹介するのは、ほんの少しの言葉かけで、そんな「ネガティブ気分」をパッと晴らす方法。本人だけでなく、介護している人の心も・生活もパッと明るくなるケアの技術を教えます。

あなたが介護で後悔する35のこと そして、後悔しないための8つの心得
介護ライブラリー
長尾和宏(長尾クリニック院長)氏推薦!「良い本です。具体的でわかりやすく、身にしみる。家で看る人、施設に託した人、専門職、どの方にもぜひ、読んでいただきたい!」家で看ても施設に預けても、兄弟姉妹・親類縁者と仲が良くても悪くても、終の棲家がどこであろうと、悔いなく終わった介護はひとつとしてない。でも、後悔は必ず減らせます。 介護の“先輩”たちの体験を徹底取材。迷ったとき「どうすればいいか」がわかる本

突然はじまる! 親の介護でパニックになる前に読む本
介護ライブラリー
今日始まってもおかしくない! 介護の4割は「想定外」の状態のなか始まります。いざというときに慌てず先を読み、次の展開に備えるため必要な基礎知識を平易に解説。テレビ・雑誌など各メディアでおなじみの淑徳大学・結城康博教授が、ていねいに教えます。楽しいマンガと、わかりやすい文章で、予備知識ゼロの人でもスイスイ読める。40代・50代の新たな必読書がここに!
今日始まってもおかしくない!
慌てず先を読み、介護に備えるため必要な基礎知識を、
テレビ・雑誌など各メディアでおなじみの結城教授が
楽しいマンガと、わかりやすい文章で、やさしく解説します!!
こんなデータをご存じですか?
●介護者の4割は、介護が始まるなんて「想定外だった」と考えている
●特養入所の待ち時間は平均して「1年3ヵ月」
●月々かかる介護費用の平均は、だいたい「8万円」
●親の世話に費やす時間は平均「12年」(母親の場合)
いずれもきちんとした統計やアンケート調査で出た数字です。これらをまとめると、
「介護は思いもかけないときに始まるが、
施設にはなかなか入れない可能性がある。
一方、お金のかかる状態が
かなり長く続くことがあり得る」
ということ。あくまでも平均値にすぎませんが、これは誰の身にも起こり得ることです。
介護について無知ではいられません。
介護をとりまく現状や、介護保険制度のあらましなど、
基本的なことを知っておかなければ、
「親が倒れた!」なんてときにパニックになるのは必至!
本書では「イザ!」というときに備えて知っておきたい基礎知識の数々を、
専門家がわかりやすく・手短に伝授します。
【本書の特徴】
★統計情報やアンケート結果を縦横に活用。根拠が確かでイメージしやすい
★テーマごとに短めの文章でまとめられ、好きなところから読める
★介護の始まりから終わりまでを網羅
★マンガも入って楽しく理解できる
介護はまさに「情報戦」!
うまくいくかどうかは、いかに早く知識を得るかに左右されます。
すぐにでも直面する可能性が高い40代・50代の、新たな必読書。
とくに、「気になるけど、よく知らない」という初心者におすすめの一冊です!

転倒予防のすべてがわかる本
介護ライブラリー
高齢者の転倒事故には、骨折から寝たきりになり、認知症まで引き起こしかねない怖さがあります。本書では、介護現場にも詳しく、高齢者の体をよく知る理学療法士が、高齢者を転倒事故から守るために知っておきたい情報、身につけたい介助法、簡単ですぐできる転倒予防体操などをわかりやすく解説しています。介護職の方はもちろん、在宅でも役立つ情報満載。身近に高齢者がいる人は、ぜひ読んでおきたい転倒予防丸わかりの1冊。
【寝たきりや認知症につながる高齢者の転倒をどう防ぐか】
高齢者の転倒事故が急増しています。加齢や持病により体が弱くなった高齢者は、転倒して骨折すると、そのまま寝たきりになり、さらには認知症を発症してしまうことさえあります。たった一回の転倒から生活が一変し、元気を失う、そんな悲しい事例が実際に起きているのです。
本書は、介護職場に詳しい理学療法士が、高齢者を転倒事故から守るために、知っておきたいこと、身につけたい介助法、転倒予防体操などを、わかりやすく、イラストをたくさん使って解説しています。介護職の方はもちろん、身近に高齢者がいるご家族の方にも役立つ情報が満載です。「転倒さえしなければ……」そんな後悔をする前に、ぜひ読んでおきたい1冊です。
【本書の構成】
《第1章 高齢者はなぜ転ぶのか?》
1.一回の転倒から悲劇が……
2.増え続ける高齢者の転倒
3.高齢者の転倒は大ケガにつながりやすい
4.転ぶ原因はどこにあるのか
《第2章 転びそうな高齢者の見分け方》
1.加齢による変化
2.病気・障害によるリスク
3.薬・食事の影響
4.脳と体の衰えを確認
《第3章 転ばない環境をつくろう》
1.環境づくりのポイント
2.歩行補助具・装具の活用
3.設備の改善
4.突発的要因への対処
《第4章 転倒させない介助術》
1.高齢者の力を生かす介助の心得
2.ダメな介助と良い介助術の違い
3.身につけたい基本の介助
《第5章 転倒しない体づくりをしよう》
1.生活の基本を整える
2.実践――転倒予防体操と脳トレ

図解 介護保険のしくみと使い方がわかる本
介護ライブラリー
介護保険を最大限に活用するために、知っておきたいことを “見開き1テーマ”でイラスト図解。申請の仕方/介護認定の受け方/ケアマネの選び方/ケアプランの作り方/介護保険で受けられるサービス/認知症への対応/お金の話/介護保険で入れる施設etc.はじめて介護保険を使う人、はじめて介護の仕事に携わる人、今使っているサービスを見直したい人にわかりやすく解説します。2018年度の改正に完全対応。
【基礎知識をまるごと図解! はじめての介護保険】
高齢者の数が増え、介護が必要な人も年々増えています。
介護保険制度ができてから18年たち、介護のニーズはますます高まっていますが、介護保険の申請のしかたや使い方、サービスの内容にはどんなものがあるのか、在宅でどこまでできるのか、などまだ十分に理解されているとはいえません。
使えるサービスを知らずに苦労している人や、介護保険をすでに利用していても、うまく活用できていない人は大勢います。
さらに介護保険制度は定期的に見直され、3年に一度、改定されます。そのことも、介護保険を使いづらくしている大きな原因です。
本書は、はじめて介護保険を使う人、はじめて介護の仕事に携わる人、今使っているサービスを見直したい人などを対象に、介護保険を最大限に活用するために、知っておきたいことを “見開き1テーマ”でイラスト図解した一冊です。
(本書は2018年4月現在の情報をもとにしました)
【本書の内容構成】
1 申請から介護サービス開始まで
2 利用できる介護サービスを知る
3 介護保険料について知り、見通しを立てる
4 自宅で暮らしながら介護サービスを受ける
5 施設で暮らしながら介護サービスを受ける
《トピックス》 2018年度改定で利用者が知っておきたいポイント

完全図解 世界一役に立つ 介護保険の本
介護ライブラリー
2018年の制度改正に完全対応! 介護保険の仕組みや改正の動向など、おさえたい情報を完全図解。初心者でもラクラクわかります

マンガでわかる成年後見制度 一生安心!老後のお金から遺言の書き方まで
介護ライブラリー
成年後見制度は専門家からみても難しく、教科書通りの説明ではなかなか理解してもらえません。本書では実際に高齢者やその家族から相談を受けたケース――介護、通帳管理、悪徳商法、相続トラブルなどのテーマを厳選、12話のマンガにしました。なぜ、この制度が必要なのか、スムーズに利用するにはどうしたらよいか、認知症になっても安心して暮らすには今何をしておいたらよいのか、などを登場人物と一緒に考えながら学べます。
【リアルな事例でわかるあなたの生活を守る法律活用術!】
成年後見制度は、認知症などで判断能力を失ってもその人の財産を守る制度です。
認知症高齢者が増え続ける社会でなくてはならない制度なのです。しかし未だに「成年後見制度は難しくてよくわからない」「どうしてこんな制度を使わなければならないの」という声があとを立ちません。
この制度は、専門家からみても難しく、教科書通りの説明ではなかなか理解してもらえません。そこで本書では実際に高齢者やその家族から相談を受けたケースを12話のマンガにしました。なぜ、この制度が必要なのか、スムーズに利用するにはどうしたらよいか、認知症になっても安心して暮らすには今何をしておいたらよいのか、などを登場人物と一緒に考えながら学べます。
【内容構成】
第1 話 成年後見制度ってなに?
第2 話 妻が夫の後見人になる
第3 話 兄弟間の仲が悪い場合の後見人は誰に?
第4 話 保佐人はどこまでできるの?
第5 話 後見の申し立て 親族でなければダメ?
第6 話 知的障害のある子どもの将来を考える
第7 話 自分が認知症になったら……
第8 話 おひとりさまの老いじたく
第9 話 親の財産をめぐって兄弟間が不信に
第10 話 死後のことはどうする?
第11 話 任意後見契約を開始しない場合
第12 話 どうしたら市民後見人になれる?
*本書は2009年に講談社から刊行した『一生安心、老後のお金! マンガでわかる成年後見制度』の内容をアップデートしたうえで新たな制度「後見制度支援信託」、および「遺言の書き方」を加筆したものです。

完全図解 介護リスクマネジメント トラブル対策編
介護ライブラリー
介護施設の現場は大きな転換期を迎えています。基本に忠実に防ぐべき事故を防いでいるだけでは足りず、事故を巡る「家族トラブル」の防止という新たな課題が持ち上がったのです。
歩行すれば転倒の危険は避けられないのに「絶対転ばせるな」と無理な要求をする家族。事故の補償に不満があるとすぐに訴訟を口にする家族。施設の事故説明は全てICレコーダーに録音する家族。そのうえ、認知症利用者の防ぎようがない転倒事故の過失を認めてしまう裁判官。
家族は施設の「良きパートナー」ではなくなり、対応の甘い施設はすぐに突っ込まれてしまう。このように家族を敵に回してしまった原因は、リスクの事前説明、基本的事故防止対策、事故後の家族対応など、「顧客」から見れば当然の対策を怠ってきたツケと言えるかもしれません。
権利意識を強める利用者・家族にいかに向き合い、クレーム等に対応すべきか、介護リスクマネジメントのプロがイラストを交えながらわかりやすく解説します。