仕事をしたつもり

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仕事をしたつもり

シゴトヲシタツモリ

星海社新書

「仕事をしたつもり」とは、以下のような状態を指します。

・けっこう一生懸命、仕事をしている

・まわりもそれを認めていて、非難する人はいない

・本人はその行為にまったく疑問を持っていない

・しかし、成果はほとんど出ない

「社会人としてお金をもらっているんだから、そんなことやっち ゃいないよ」と思うかもしれませんが、私たちは毎日、それも大量に、やってしまっているのです。中身の薄い仕事に追われているだけなのに、つい「バタバタしていて……」と言ってしまう。そういった時間と労力の無駄は、もう終わりにしませんか?


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目次

第1章 何十枚も資料を作って、それで仕事をしたつもり?
    ――「量の神話」を突き崩せ――
第2章 流行のビジネスモデルを学んで、それで仕事をしたつもり?
    ――中身より形にこだわる「ハコモノ志向」――
第3章 みんなで一緒に考えて、それで仕事をしたつもり?
    ――大義が引き起こす「本末転倒」――
第4章 業界トップの真似をして、それで仕事をしたつもり?
    ――過去の自分までもが加担する「横並び意識」――
第5章 「お客様は神様です」とへりくだって、それで仕事をしたつもり?
    ――商売の原則を無視した「過剰サービス」――
第6章 新しいことにチャレンジしないで、それで仕事をしたつもり?
    ――「安全策」や「奇策」に逃げるな――
終章  「仕事をしたつもり」からの抜け出し方

書誌情報

紙版

発売日

2011年09月22日

ISBN

9784061385030

判型

新書

価格

定価:902円(本体820円)

通巻番号

002

ページ数

232ページ

シリーズ

星海社新書

著者紹介

著: 海老原 嗣生(エビハラ ツグオ)

雇用ジャーナリスト 1964年生まれ。リクルートグループで20年間以上、雇用の現場を見てきた経験から、雇用・労働の分野には驚くほど多くのウソが常識としてまかり通っていることを指摘し、本来扱うべき“本当の問題”とその解決策を提言し続けている「人事・雇用のカリスマ」。2008年に立ち上げた人材コンサルティング会社・ニッチモの代表取締役を務めながら、リクルートエージェント社のフェロー(客員社員)第1号としても活躍し、同社発行の人事・経営専門誌「Hrmics」の編集長を務める。常識や通説、固定概念を疑うことを習慣とし、時間をかけて物事の本質に迫り、解を出すことを信条にしている。いくつかの著書があるが、代表作は『雇用の常識「本当に見えるウソ」』(プレジデント社)。

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