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世界一退屈な授業
セカイイチタイクツナジュギョウ
- 編: 適菜 収

若者諸君! 本物の授業をいま、はじめようではないか
本書は、江戸・明治・大正・昭和の時代を生きた、5人の「本物の先生」――内村鑑三、新渡戸稲造、福沢諭吉、柳田国男、西田幾多郎――のメッセージを、いまを生きる若者たちに向けて編纂したものだ。読書、仕事、金、学問、人生とは何か? 現代はどこにも師が見当たらない時代だ。本当に大切なことは誰も教えてはくれない。大学は職業訓練所のようになり、ビジネスの成功者のみがもてはやされる。本質を語る人間は隅に追いやられ、古典は古くてつまらない「退屈なもの」として、忘れ去られてしまった。いまこそ、ものごとや人生の価値を教えてくれる先生の声に耳を傾けよう。若者諸君! 本物の授業をはじめようではないか。
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書誌情報
紙版
発売日
2011年12月22日
ISBN
9784061385092
判型
新書
価格
定価:902円(本体820円)
通巻番号
008
ページ数
256ページ
シリーズ
星海社新書
著者紹介
作家、哲学者 1975年山梨県生まれ。早稲田大学哲学科でニーチェを専攻。卒業後、出版社勤務を経て現職。ニーチェの「アンチクリスト」を現代語に訳した著書『キリスト教は邪教です!』(講談社+α新書)が、ニーチェの難解な思想を誰にでもわかるように翻訳した「真髄を捉えた新訳」として話題に。他の著書に『いたこニーチェ』『脳内ニーチェ』(朝日新聞出版)、『ゲーテの警告 日本を滅ぼす「B層」の正体』(講談社+α新書)、『ゲーテに学ぶ賢者の知恵』(だいわ文庫)などがある。主にニーチェとゲーテに私淑しているが、日本人では徳川家康が好き。世界各地、日本各地の100以上の都市を訪れ、哲学的生活とは何かを探る紀行家でもある。オフィシャルサイト http://www.geocities.jp/tekina777/