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「選挙フェス」17万人を動かした新しい選挙のかたち
センキョフェスジュウナナマンニンヲウゴカシタアタラシイセンキョノカタチ

無名のミュージシャンが、参院選で17万票を集めた!
「自分の勝ち負けよりも、みんなの心に火をつけたい」本気でそう訴え、2013年夏の参議院選挙をかき回した候補者がいた。供託金調達のための全国ツアー、ラップを彷彿とさせる街頭演説、Twitterでの討論、野外フェスを選挙に持ち込んだ画期的選挙手法「選挙フェス」――。邪道とも言える方法で選挙をマツリへと変え、見事“種火”となった男、三宅洋平。彼はなぜ、無名の新人候補でありながら17万もの票を獲得することができたのか。また、国中で“祝祭空間”を創りだした特殊なやり方に、再現性はあるのか。選挙前・中・後、それぞれの三宅を主観/客観両面から検証し、その是非を問う。「選挙はおもしれぇ、だからやめらんねぇ!」
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書誌情報
紙版
発売日
2014年01月24日
ISBN
9784061385443
判型
新書
価格
定価:924円(本体840円)
通巻番号
041
ページ数
272ページ
シリーズ
星海社新書
著者紹介
ミュージシャン 1978年、ベルギー生まれ。(仮)ALBATRUSのボーカル・ギター。早稲田大学卒業。元リクルート社員。2013年、「日本社会の価値観を多様にひらく」必要性を感じ、参議院選挙への立候補を表明。緑の党の推薦候補として、型破りな選挙活動「選挙フェス」を展開する。天性のカリスマ性と言語感覚で、多くの有権者の共感を呼び、比例区17万6970の個人得票(全候補中26番目)を得るも、落選。口癖は「ヤーマン」。
ライター 1976年生まれ。社会、文化問わず、幅広く取材を行っている。立候補以前から、取材・トークイベント等、さまざまな形で三宅と接触し、本書を書き上げるに至る。『TV Bros.』『AERA』ほかで執筆中。趣味はランニング。