一〇年代文化論

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一〇年代文化論

ジュウネンダイブンカロン

星海社新書

『僕たちのゲーム史』著者による、希望のポップカルチャー論!
本書は、二〇一〇年代の若者文化について語った本です。果たして、「二〇一〇年代の若者文化とは」という大きな設問に、まだ二〇一四年の現時点で、答えることはできるのでしょうか? それに、そもそも「若者文化など、なくなってしまった」という意見すらあります。しかし、それは誤りです。本書では、〇七年頃に「残念」という言葉の意味がポジティブに変化したことを手がかりに、一〇年代の文化と社会を読み解いていきます。若者文化は明確に存在し、これまでと違う、新しく自由な時代を築こうとしています。さあ、「現代社会は閉塞している」といったありきたりの社会論を超えて、「今」を肯定的に捉えなおしましょう!


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書誌情報

紙版

発売日

2014年04月25日

ISBN

9784061385450

判型

新書

価格

定価:902円(本体820円)

通巻番号

046

ページ数

208ページ

シリーズ

星海社新書

著者紹介

著: さやわか(サヤワカ)

ライター、評論家 1974年北海道生まれ。大学卒業後、音楽業界・出版業界での会社勤務を経験したのち、ライターとして執筆活動を開始。07年以降は『ユリイカ』『クイック・ジャパン』『朝日新聞』などを舞台に、幅広い文化ジャンルについて横断的に評論を行う。12年、初の単著『僕たちのゲーム史』(星海社新書)を上梓、独自の文脈でコンピューターゲームの30年史を提示し絶賛を浴びる。13年の『AKB商法とは何だったのか』(大洋図書)では、チャート分析とあり余る愛情で新たなアイドル論をうち立てた。本書はゼロ年代以降のポップカルチャーの変容を肌身で感じてきた著者による、初めての総合的な現代文化論である。ツイッターアカウントは@someru

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