鉄火奉行

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鉄火奉行

テッカブギョウ

講談社文庫

現将軍派の頭領、老中・水野越前は、大御所派に属する遠山左衛門尉を失脚させ、自派の鳥居忠耀を奉行職に就かせようと画策し、兇悪五人組の召捕りに、ひと月の日限を切った。しかし、金さん自ら張込む陣頭指揮、町方躍起の探索にもかかわらず、連日市中を荒し回る傍若無人ぶりに、就任当時は江戸市民に人気のよかった金さんにも、「あんまり当てにならねえな」と、非難の声が起こり出した。窮地に立つ金さん! そして、仲秋8月15日、深川八幡祭りの夜、意外な事件が突発した。御家人くずれの馬場陣十郎に行手を阻まれた遊人風の男を見て、笠井小平太は思わず叫んだ。「あっ、親玉が危い!」……。


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書誌情報

紙版

発売日

1974年01月22日

ISBN

9784061116948

判型

新書

価格

定価:528円(本体480円)

ページ数

249ページ

シリーズ

講談社文庫

電子版

発売日

2021年09月10日

JDCN

06A0000000000303878P

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