さむらい山脈

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電子あり

さむらい山脈

サムライサンミャク

講談社文庫

丹波亀山5万石は当主・伊勢守忠光が3年前に病死したため、弟の忠之が家督を継ぎ、後室・お茂の方は、深川・小名木川ぞいの小宅に住んでいる。お茂の方はまだ若く、すぐれた美貌だったため、その美しさに執心した忠之が、里方へ帰さなかったからだ。当主の邪恋の隙を狙ったのが、側用人・黒崎重四郎。江戸藩邸に黒崎党をつくって、一手に藩政をおさえようと野望に燃える。かくて、亀山家はお家騒動になるが、ここに敢然と立ち上ったのが青年創士・鶴田礼三郎だ。礼三郎は家老の息子だが、藩の危機を救うため、浪人の身となって、騒動のまっただなかへ乗りこんでゆく。剣が走り恋が咲く時代長編。


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書誌情報

紙版

発売日

1974年05月28日

ISBN

9784061117082

判型

新書

価格

定価:682円(本体620円)

ページ数

372ページ

シリーズ

講談社文庫

電子版

発売日

2021年09月17日

JDCN

06A0000000000303877O

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