スペイン語のすすめ

スペイン語のすすめ

スペインゴノススメ

講談社現代新書

セニョール、セニョリータ……。闘牛とフラメンコとカソリックの国、スペインのことばは、中南米諸国の公用語でもある。スカッとした男性的なことば、世界でいちばん美しいことばとすっかりスペイン語のとりこになっている著者は、「スペイン語を話してみませんか」とよびかける。ウイットのきいた文章。身近で楽しい話題。スペイン語のABCから片言の会話まで、スペイン語の基礎は、この1冊で楽々マスターできる。読んで楽しく、ためになる入門書である。

〈スペイン語はカステラ語〉スペイン語は一名カステラ語とも呼ばれるといったら、お菓子の名まえですから、おかしいとお思いでしょう。しかしじつは、スペイン語は、スペインからムーア人を15世紀に追放して、国を統一したCastilla(カスティリア)王国を中心とした地方の言語が、スペインの共通語となったのです。そして、それが植民地のアメリカ大陸に移し植えられました。ですから、あの広い地域に広がっている言語はCastillaのことばなので、スペイン語はカスティーリャ語ともいいます。――本書より


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目次

●遠くて近いスペイン語
●パン・タバコ・メリヤス
●あなたも知っているスペイン語
●まず発音から
●はじめまして、どうぞよろしく
●アメリカ帰りとラテン音楽
●動詞はこうして覚えよう
●「これ」「それ」「あれ」の使い分け
●愛しておくれ、アマポーラ
●カトコトで話してみようスペイン語

書誌情報

紙版

発売日

1965年07月14日

ISBN

9784061154490

判型

新書

価格

定価:704円(本体640円)

通巻番号

49

ページ数

203ページ

シリーズ

講談社現代新書

著者紹介