
バイオテクノロジー
バイオテクノロジーイデンシコウガクガヒライタセンタンギジュツ

生命のなかに隠された未来技術
動植物の細胞のなかにある遺伝子。この遺伝子を操作する技術が急速に進んでいる。それをもとに、食品工業や医療分野などで、生物のもつ機能を取り入れ、利用することが盛んになってきた。この技術を「バイオテクノロジー」と呼ぶ。本書は、生命を加工する技術ともいえる、このバイオテクノロジーを支える基本的な理論と実際を解説。また、将来予測される食糧危機を克服する切り札が、バイオテクノロジーであることを詳しく述べてゆく。
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目次
1 バイオテクノロジーへの夢
2 抗体の遺伝子とモノクローナル抗体
3 食糧危機の克服――優良品種の育成とバイオマスの利用
4 高血圧の秘密に迫る
5 対談:遺伝子組換えを考える
書誌情報
紙版
発売日
1984年07月18日
ISBN
9784061181755
判型
新書
価格
定価:902円(本体820円)
通巻番号
575
ページ数
196ページ
シリーズ
ブルーバックス
著者紹介
装丁: プラス・ビ-(プラス ビ-)