
恐龍はなぜ絶滅したか
キョウリュウハナゼゼツメツシタカシンカシノミステリーニイドム

恐龍を滅ぼした真犯人をつきとめた……
約6500万年前、それまで栄華を誇っていた恐龍をはじめ、70パーセントを越す生物が地球から姿を消した。進化史上最大の謎とされるこの“大絶滅”の真因を探って、これまで多くの学者たちが、さまざまな説を展開してきた。恐龍たちは徐々に滅んだのか、突発的な事件によるものか? あるいは、進化論的にみた不適応のためか、気候変動によるのか……。この本は、そうした従来の諸説を批判的に検討しつつ、微惑星の地球衝突というショッキングな仮説を提起し、その可能性を多方面から実証的に検証する。
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目次
1 発端――死体が発見された
2 事件解明の手がかりを得た
3 突発的な『事件』で滅んだ
4 容疑者がしぼられてきた
5 惨劇現場を再現してみた
6 犯行現場をつきとめた
7 絶滅の真因に迫った
8 情況証拠は固まった
9 ほかの可能性も考えてみた
10 真犯人を確定し、再犯を防止する
書誌情報
紙版
発売日
1984年12月20日
ISBN
9784061181892
判型
新書
価格
定価:855円(本体777円)
通巻番号
589
ページ数
302ページ
シリーズ
ブルーバックス