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虚構の彷徨 ダス・ゲマイネ
キョコウノホウコウダスゲマイネ

左翼運動への裏切りと鎌倉海岸での心中未遂、縊死未遂の告白を軸に、小市民的モラルを否定しながらも惨落と自負の意識に痛ましく引き裂かれていく青春の日々、その絶望の乱舞を、道化の言葉でつづった、「道化の華」「狂言の神」「虚構の春」という、いわゆる『虚構の彷徨』三部作。他に、芥川賞落選で精神的に追い込まれた同時期に書いた「ダス・ゲマイネ」も併録。
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書誌情報
紙版
発売日
1973年09月26日
ISBN
9784061311930
判型
A6
価格
定価:220円(本体200円)
ページ数
231ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2019年03月08日
JDCN
06A0000000000023515J
著者紹介
装画: 司 修(ツカサ オサム)