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北国の女の物語(上)
キタグニノオンナノモノガタリジョウ

大正3年、青森県尻屋崎で遭難した船から、ただ一人生き残った赤子があった。その子は沖子と名付けられ、観音堂守りのもとで育てられたが、長じて材木問屋の女中として働くことになる。沖子の美貌と陰日向ない働き振りは誰からも好かれ、17歳の年に番頭の伊助と結婚するが、運命の悪戯は沖子に無情だった……。暗い宿命に耐えて生き抜く女の哀しさと美しさを謳いあげる哀切ロマン。〈上下全2巻〉
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書誌情報
紙版
発売日
1975年01月27日
ISBN
9784061312739
判型
A6
価格
定価:396円(本体360円)
ページ数
313ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2019年08月23日
JDCN
06A0000000000052965D