卍ともえ

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電子あり

卍ともえ

マンジトモエ

講談社文庫

大阪・天満、油問屋の黄櫨屋(はぜや)は、人骨を使っての精油法を秘伝とし、天運来福、殷賑をきわめていた。人骨は、墓をあばいて集められたゆえ、骨にまつわる幾百、幾千の男女の怨霊は、黄櫨屋一門にとりつき、狂乱の渦に投げ込む。近親相姦、墓あばき、骨集め、惨殺など、戦慄の地獄絵図が、著者独自の幻想世界を構築する。


大坂天満の油問屋は人骨を使った精油法を秘伝として、殷賑を極めている。だが、墓を暴いて集められた骨にまといつく幾百、幾千の男女の怨念が一家を狂乱の渦に叩きこんだ……。著者初の時代長編小説。


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書誌情報

紙版

発売日

1975年03月26日

ISBN

9784061312777

判型

A6

価格

定価:374円(本体340円)

ページ数

311ページ

シリーズ

講談社文庫

電子版

発売日

2019年02月15日

JDCN

06A0000000000033676F

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