執念夫婦添い節

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執念夫婦添い節

シュウネンメオトソイブシ

講談社文庫

漫談家の昇仙にくどかれて夫婦になった福子は、妊娠できない体質だったうえに、女盛りに卵巣を摘出し、ますます夫からの情が薄れていく。そして昇仙は妾をかこい、帰宅するのは月に数回。だが、たまたま帰ったときに、脳溢血で倒れてしまう。福子は、ひもかわまがいとなった昇仙の一物を口にふくみ、ようやく彼が亭主になったという実感を味わうーーという表題作ほか、純情にして猥褻な女と男を描いた傑作5篇。


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書誌情報

紙版

発売日

1978年03月29日

ISBN

9784061314474

判型

A6

価格

定価:286円(本体260円)

ページ数

222ページ

シリーズ

講談社文庫

電子版

発売日

2019年03月08日

JDCN

06A0000000000033677G

収録作品

  • 作品名

    松街てまり唄

    初出

  • 作品名

    乱菊樽おけさ

    初出

  • 作品名

    浮寝鳥藻抜空床

    初出

  • 作品名

    南無阿弥マンボ

    初出

  • 作品名

    執念夫婦添い節

    初出

  • 作品名

    菊縁宝門柵

    初出

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