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長勝院の萩(中)
チョウショウインノハギチュウ

築山殿の奸計により家康の寵を失ったお万に家康の嫡男信康が想いを寄せる。将たる稟質に恵まれながら信康は、己が体内の今川の血に滅びの予兆を感じていた。道ならぬ恋はやがて、舅織田信長の勘気にふれ、信康は自裁、お万は絶望のうちに信康の子を生む。戦国の掟に滅びゆく者の運命を哀切に描く中巻。
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目次
別れ霜
闇はあやなし
凍て蝶
桃かがり
鳥籠
毒薬
流れ星
伊達駒
銀河
刃傷
山ゆり
初雁
鬼あざみ
十二年
天下布武
帰路
悶情
白髪
雨しとど
待つ宵
痛恨
門扉
こおろぎ
曼珠沙華
潮の香
藪かげ
地獄
香煙
川霧
うぶ毛
井戸やぐら
夕虹
信康
書誌情報
紙版
発売日
1981年09月10日
ISBN
9784061317086
判型
A6
価格
定価:790円(本体718円)
ページ数
555ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2007年10月12日
JDCN
0613170800100011000E