花と骨群

部下との浮気でノイローゼになった課長代理が入院。そこで、神経障害者や精神病患者たちの必死の形相にぶつかる。病いに蝕ばまれた心と体の苦悩と、〈健康な生〉への凄まじい執着を追った表題作。ほかに、「さ迷える魂」など、生きること、愛することの苦しみと悲しみを、極限に追いつめられた人間群像のうちに見た６編を収録。

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書誌情報

紙版

• 発売日: 1982年05月12日
• ISBN: 9784061317543
• 判型: A6
• 価格: 定価：450円（本体409円）
• ページ数: 330ページ
• シリーズ: 講談社文庫

電子版

• 発売日: 2020年02月21日
• JDCN: 06A0000000000076691T

収録作品

• 作品名
  初出

• 作品名

  生きた造花

  初出

• 作品名

  双恋の蜘蛛

  初出

• 作品名

  宿家書房の終焉

  初出

• 作品名

  法王の牙

  初出

• 作品名

  さ迷える魂

  初出

• 作品名

  花と骨群

  初出

• 作品名

  最後の踊り

  初出

著者紹介

著： 黒岩　重吾（クロイワ　ジュウゴ）

解説： 郷原　宏（ゴウハラ　ヒロシ）

装丁： 亀倉　雄策（カメクラ　ユウサク）

装画： 箕村　禧男（ミノムラ　ヨシオ）

製品関連情報

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