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おかあちゃんがつくったる
オカアチャンガツクッタル
- 作: 長谷川 義史

「あれ、こうて」とぼくが言うと、おかあちゃんは「そんなん、つくったる!」と、なんでもミシンで作ってしまう。それが、ちょっとかっこわるい。あるひ、ぼくは思ってもいないことを口にしてしまった。そして、おかあちゃんは……。せつなくて、あたたかくて、でも笑える、いとおしい家族の物語。
『てんごくのおとうちゃん』で、幼いころに亡くした父との思い出を描き、ユーモアにとどまらない奥深さを描いた長谷川義史氏。本書はその後日談でもあるお話で、“おかあちゃん”の明るさ、優しさ、力強さを、あたたかいタッチで描いた著者渾身の作品。すべての“おかあちゃん”と、その子どもたちへおくります。
ⒸYoshifumi Hasegawa
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書誌情報
紙版
発売日
2012年04月27日
ISBN
9784061325043
判型
B12取
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
ページ数
36ページ
シリーズ
講談社の創作絵本
電子版
発売日
2022年10月14日
JDCN
06A0000000000517921N
著者紹介
1961年、大阪府生まれ。グラフィックデザイナーなどを経て、『おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん』(BL出版)で絵本作家に。『スモウマン』(文・中川ひろたか、講談社)、『うえへまいりまぁす』(PHP研究所)、「どこどこどこ」シリーズ(ひかりのくに)、『おたすけてんぐ』(教育画劇)、『がまの油』(文・斉藤孝、ほるぷ出版)、『やまださんちのてんきよほう』(絵本館)、『いろはのかるた奉行』(講談社)、「いいからいいから」シリーズ(絵本館)など、ユーモアあふれる作品を発表。2003年、『おたまさんのおかいさん』(解放出版社)で講談社出版文化賞絵本賞、2005年に『いろはにほへと』(文・今江祥智、BL出版)で、日本絵本賞を受賞。2008年に『ぼくがラーメンたべてるとき』(教育画劇)で日本絵本賞、小学館児 童出版文化賞を受賞。『てんごくのおとうちゃん』(講談社)、『8月6日のこと』(文・中川ひろたか、河出書房新社)、『しげちゃん』(文・室井滋、金の星社)など、ユーモア絵本にとどまらないテーマにも意欲的に取り組んでいる。