シールの かくれんぼ

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シールの かくれんぼ

シールノカクレンボ

講談社の絵本

ある日、なおきくんは、おもちゃ箱の中から、使っていなかったシールを見つけます。シールは、ブルドーザーや消防車から、ケーキやプリンなど、思わず貼りたくなってしまいたくなる、かわいいものばかり。
嬉しくなったなおきくんは、お母さんに止められていたのにも関わらず、夢中で壁にどんどんシールを貼ってしまいます。ところが、ほとんどのシールを貼り終えた時、お母さんがなおきくんを探しに来たのです。我に返ったなおきくんは、大慌てで壁に貼りつき、必死でシールを隠そうとします。
「どうか見つかりませんように……!」
なおきくんの願いが通じたのか、お母さんはなおきくんやシールに気づかず、遠ざかっていきます。
安心したなおきくんですが、目を開けると、体が動きません。自分の体をよーく見てみると、自分もシールになってしまっていて……!?

思わずはがしたくなるようなかわいいシールのイラストや、なおきくんとお母さんのあたたかみのある表情が魅力の、心あたたまるファンタジーです。


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書誌情報

紙版

発売日

2012年05月24日

ISBN

9784061325067

判型

AB

価格

定価:1,540円(本体1,400円)

ページ数

36ページ

シリーズ

講談社の創作絵本

著者紹介

作・絵: 定岡 フミヤ(サダオカ フミヤ)

1979年生まれ。 立命館大学卒業。 絵本ワークショップ「あとさき塾」出身。 本作品で、第33回講談社絵本新人賞受賞。