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よみきかせ日本昔話 かさじぞう
ヨミキカセニホンムカシバナシカサジゾウ

おおみそか。笠が売れず、年越しの魚やお餅を買うことができなかったおじいさん。帰り道、雪にまみれたおじぞうさまを見つけ、持っていた笠を丁寧にかぶせていきました。その夜、おじぞうさまが素敵な恩返しをして――
よみきかせ日本昔話、冬の巻、3、4歳児向けは、もっとも人気のある昔話のひとつ、「かさじぞう」。文は青い鳥文庫「若おかみは小学生!」 シリーズで人気の令丈ヒロ子氏、絵は味のある表情を持つ木彫りが野村たかあき氏が担当。しんしんと降る雪の風景、そして、愛くるしいおじぞうさまの表情が、読者をぐっと物語に引き込んでくれます。きっと、こどもたちは「年越し」や「おじぞうさま」が大好きになることでしょう。
短いお話の〃おなはしもうひとつ〃は「じゅうにしのはじまり」。年末になれば、家族で盛り上がること間違いなし。来年の干支は、どのように決まったでしょうか? 短くてわかりやすい文章とユーモラスに描かれた動物たちが魅力です。
ⒸHiroko Reijo,Takaaki Nomura
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書誌情報
紙版
発売日
2012年11月27日
ISBN
9784061325319
判型
AB
価格
定価:1,320円(本体1,200円)
ページ数
36ページ
シリーズ
講談社の創作絵本
電子版
発売日
2019年03月22日
JDCN
06A0000000000047151C
著者紹介
1964年、大阪市に生まれる。嵯峨美術短期大学(現・京都嵯峨芸術大学)卒業。講談社児童文学新人賞に応募した作品で、独特のユーモア感覚を注目され、作家デビュー。おもな作品に「若おかみは小学生!」シリーズ(講談社青い鳥文庫)、『メニメニハート』『パンプキン! 模擬原爆の夏』(以上、講談社)、「ブラック・ダイヤモンド」シリーズ(フォア文庫)、「笑って自由研究」シリーズ(集英社)などがある。
1949年、群馬県前橋市に生まれる。1985年より木彫・木版画工房「でくのぼう」を主宰。『ばあちゃんのえんがわ』で第5回講談社絵本新人賞、『おじいちゃんのまち』(講談社)で第13回絵本にっぽん賞を受賞。鬼をテーマにした版画や木彫り人形などを多く手がけ、どこか憎めない、愛嬌あふれる作品で人気を集める。