
粉体の科学 最先端技術を支える「粉」と「粒」
フンタイノカガクサイセンタンギジュツヲササエルコナトツブ

インスタントコーヒーから超微粉まで!
穀物や医薬品、工業製品の原材料や、LSI等のクリーンルーム、また最近の超微粉まで、私たちのまわりで「粉」はいろいろな形で利用されている。ひとくちに「粉」といっても、その大きさは数十センチメートルから、ナノメートル領域まで実にさまざまである。それらの「粉」は大きさにより、物性や機能性まで異なってくるという。これらの「粉」はどのようにつくられ、利用されているのだろうか。粉体工学の基礎から最前線までを探る。
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目次
第1章 粉体とはなにか
第2章 どこからどこまでが微粉体か
第3章 粉体・微粉体・超微粉体の時代
第4章 粉体粒子の正体を知る
第5章 粉体をつくる
第6章 自然界の粉体――粉体粒子の移動
第7章 粉体のトラブル――蟻疑獄とピラミッドの盗人対策
書誌情報
紙版
発売日
1985年08月19日
ISBN
9784061326132
判型
新書
価格
定価:880円(本体800円)
通巻番号
613
ページ数
180ページ
シリーズ
ブルーバックス
著者紹介
装丁: プラス・ビー(プラス.ビ-)