
疲労と体力の科学 健康づくりのための上手な疲れ方
ヒロウトタイリョクノカガクケンコウヅクリノタメノジョウズナツカレカタ

疲労には“善玉疲労”と“悪玉疲労”があるのだ
疲労というと普通“筋肉痛”“頭痛”“肩こり”“過労”というようなマイナス・イメージしか思い浮かばないだろう。しかし根をつめて勉強をしたり、事務作業をした後では、軽いジョギングとかスポーツをしてからだを使ったほうが、早く精神的な疲労から回復するという経験を持っている人は多いはずだ。実際、健康や体力は疲労と表裏一体の関係にあり、適度な疲労こそが健康なからだや体力の増強を促すともいえるのだ。本書はそのような視点から疲労のメカニズムを知り、“上手に疲れる法”について考えていく。
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目次
1 疲労と体力は表裏一体のもの
2 疲労とは何だろう
3 疲労からどう回復するのか
4 筋肉の疲労はどうしておこるか
5 能力の心理的な限界をたかめるには
6 筋力の生理的な限界を知る
7 心をトレーニングする
8 どんなトレーニングが効果的か
書誌情報
紙版
発売日
1986年08月19日
ISBN
9784061326583
判型
新書
価格
定価:902円(本体820円)
通巻番号
658
ページ数
206ページ
シリーズ
ブルーバックス