
タンパク質とは何か 生命というドラマの主演者
タンパクシツトハナニカセイメイトイウドラマノシュエンシャ

誰でも知っているようで知らないタンパク質
栄養素としてタンパク質が重要だということは誰でも知っている。では、タンパク質が体の中でどんな働きをしているかときかれて、ためらわずに答えられる人は意外にすくないだろう。
核酸(DNAとRNA)と並んで、タンパク質は生命活動のもっとも重要な担い手であり、その多彩な働きは生命活動そのものと言っても過言ではないだろう。そもそもタンパク質とはどんな物質なのかをわかりやすく解説し、最近話題になることの多い生命科学の基本的な理解の手助けになる格好の入門書。
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目次
1 生体の中でタンパク質は多彩な働きをする
2 タンパク質はアミノ酸の鎖でできている
3 タンパク質は立体構造をもっている
4 タンパク質をどのように研究するのか
5 タンパク質は遺伝暗号をもとにつくられる
6 タンパク質をバイオテクノロジーでつくる
7 生体内においてタンパク質はたえず入れかわっている
8 タンパク質の異常が病気をひきおこす
9 タンパク質の中にメロディがある
10 タンパク質研究はこれからどのように発展していくか
書誌情報
紙版
発売日
1987年02月18日
ISBN
9784061326767
判型
新書
価格
定価:880円(本体800円)
通巻番号
676
ページ数
186ページ
シリーズ
ブルーバックス