
改訂新版 細胞の社会 生命秩序の基本をさぐる
カイテイシンパンサイボウノシャカイセイメイチツジョノキホンヲサグル

生きものの謎はどこまで解けたか?
バイオテクノロジー、バイオインダストリーという言葉がいまもてはやされている。たしかに遺伝子操作・細胞融合などの新しい手法は、いままで地味だった生物学の潜在的な応用力の大きさを明らかにし、社会全体からその実用化が期待されている。だが、人間がギリシアの昔から知性として追求してきた生きものの謎は、本当に解けつつあるのだろうか?いわゆるバイテクの可能性を踏まえながら、その基礎となる伝統的なバイオロジーの課題が、いまどのように解き明かされつつあるかを紹介する。
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目次
1 細胞は協調する
2 細胞からビルディングをつくる
3 細胞社会の柔軟さ
4 細胞から個体をつくる
書誌情報
紙版
発売日
1987年05月18日
ISBN
9784061326873
判型
新書
価格
定価:919円(本体835円)
通巻番号
687
ページ数
240ページ
シリーズ
ブルーバックス
著者紹介
装丁: プラスビー(プラスビ-)