
タイムマシンの作り方 光速突破は難しくない!
タイムマシンノツクリカタコウソクトッパハムズカシクナイ

タイムマシンは可能か?ミンコフスキーは言った、「もしかしたら……」
相対論によれば、猛スピードで運動すると時計が遅れ、やがて光速に達すると時間がたたなくなる(永遠に現在!)。そして光の速度を超えると、その乗り物もしくは情報は過去へ向かう。そこで、超光速粒子タキオンを使って過去へ指令を送るというのが従来のタイムマシンの1つだった。しかしどうもタキオンは存在しないらしい。ということで今注目されるのが、宇宙の虫くい穴(ワームホール)や量子結合を使った方法だ……。
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目次
1 とんでもない速さ!
2 タイムトラベルは可能か? ミンコフスキーは「もしかしたら……」と言う
3 アインシュタインの壁をとりはらう
4 上空大気の超光速の波
5 謎の時間の矢
6 曲がった時空の近道をゆく
7 時の流れを変える型破りな連中
8 量子結合こそ本命か
9 キミも挑戦しないか!
書誌情報
紙版
発売日
1989年12月18日
ISBN
9784061327986
判型
新書
価格
定価:1,034円(本体940円)
通巻番号
798
ページ数
270ページ
シリーズ
ブルーバックス