SFはどこまで実現するか 重力波通信からブラック・ホール工学まで

SFはどこまで実現するか 重力波通信からブラック・ホール工学まで

エスエフハドコマデジツゲンスルカジュウリョクハツウシンカラブラック・ホールコウガクマデ

ブルーバックス

反重力マシンは可能だ!!
地球のどこからでも瞬時に映像を届ける放送衛星は、数世代前の祖先にとっては、魔女の魔法の水晶球のように見えるだろう。過去・未来に通信を送るタキオン電話、物質を100パーセントすべてエネルギーに換える反物質燃料、恒星間旅行を可能にするレーザー帆船、ブラック・ホールから無限のエネルギーを取り出したり、タイム・マシンやスペース・ワープ機関として利用するブラック・ホール工学など、現在の私たちには魔法としか見えない未来の魔法の可能性と実現方法を、SF作家でもある物理学者が詳細に検討する。


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目次

1 未来の通信
2 魔法のエネルギー源
3 宇宙にかかるケーブルカー
4 魔法の恒星船
5 重力を消す魔法
6 ブラック・ホールを飼いならす
7 時を駆けるタイム・マシン
8 スペース・ワープの魔法
9 未来を考える

書誌情報

紙版

発売日

1989年11月15日

ISBN

9784061328013

判型

新書

価格

定価:876円(本体796円)

通巻番号

801

ページ数

340ページ

シリーズ

ブルーバックス

著者紹介