
魚のおもしろ生態学 その生活と行動のなぜ
サカナノオモシロセイタイガクソノセイカツトコウドウノナゼ

日本のまわりに約2千種、魚の種類数世界一!
日本は世界一、魚の種類の多い国である。現在地球上に生活している魚は約2万種、その約1割が日本のまわりに生息している。
たとえば産卵。メスが卵を産み、オスが精子をかけるのがふつう。ところがサメのように交尾器を挿入して産卵する1群がいるし、メバルのように胎生で出産するものもいる。タツノオトシゴに至っては、オスが胎生で子を産むという。また、性転換して1人2役を演じる魚もいて、産卵1つとっても魚の世界がこんなに多彩なのは、なぜだろう。
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目次
1 魚はどこからきたか
2 浮魚の背はなぜ青い
3 底魚の種類が多彩なわけ
4 川魚は海水魚とどこが違うか
5 魚の恋愛・結婚・出産
6 魚はなぜ旅を続けるか
書誌情報
紙版
発売日
1991年09月17日
ISBN
9784061328860
判型
新書
価格
定価:1,034円(本体940円)
通巻番号
886
ページ数
268ページ
シリーズ
ブルーバックス
著者紹介
装丁: プラスM(プラスM)