電線のスズメはなぜ感電しない 電気&絶縁の初歩の初歩

電線のスズメはなぜ感電しない 電気&絶縁の初歩の初歩

デンセンノスズメハナゼカンデンシナイデンキ&ゼツエンノショホノショホ

ブルーバックス

意外や知らない絶縁のヒミツとは?
絶縁とは、縁を切るという意味で一般的にはあまりよいイメージではない。ところが、電気の世界では絶縁はきわめて重要な役割をもっている。私たちが使うどの電気製品も、電気を導く導体と電気をさえぎる絶縁体とで構成されている。むだなく電気を使おうとすると、高い電圧に耐える優秀な絶縁体が必要となる。
ここでは〈電線のスズメ〉に名をかりて、興味深い絶縁の世界を探ってみよう。このほか、雷、放電、発電、送電、オームの法則など電気に関することなら何でもにぎやかに登場する。


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目次

1 電気はどうして発生するか
2 静電気と放電の親玉は雷雲と雷
3 磁石が電気をつくる
4 どうして絶縁するか
5 絶縁材料とは
6 電力を輸送する
7 高電圧用の機器とケーブルとは
8 感電とは

書誌情報

紙版

発売日

1991年12月17日

ISBN

9784061328983

判型

新書

価格

定価:833円(本体757円)

通巻番号

898

ページ数

268ページ

シリーズ

ブルーバックス

著者紹介