
薬は体にどう効くか 体からみたクスリ
クスリハカラダニドウキクカカラダカラミタクスリ

知って使うか、知らないで使うか?
誰でも病気になれば薬を使うが、薬の効き目は知っていても、体内に入った薬がどんな経路で、どう病気を治すのかを知ることは少ない。たとえば、飲み薬は腸から、貼り薬は皮膚から吸収されるが、薬を受け入れる人体の仕組みはどうなっているのだろう?
最近は、体の仕組みを巧みに利用して最大の効果を発揮するDDSなど新タイプの薬が続々と登場しているが、これらの薬と体の仕組みの両方を知れば、あなたは薬をもっと効果的に、しかも安全に使うことができる!
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目次
1 クスリは進化する
1.さまざまな「クスリ」
2.DDS(ドラッグ・デリバリー・システム)
3.クスリ――ミクロの世界
2 体のしくみとクスリの効き方
1.人間の脳と魂
2.消化管の中のクスリの様子
3.体内のクスリの行方
4.皮膚からクスリを飲む
3 クスリ難問集
1.難問――(1)
2.難問――(2)
4 よく出るクスリと医学の用語
1.抗原、抗体(免疫グロブリン)、免疫、拒絶反応
2.肝炎ウイルス
3.ビフィズス菌
4.抗生物質、化学療法剤、サルファ剤
5.インターフェロン
6.ワクチン
7.抗ヒスタミン剤
8.モノクロナル抗体、DDS
9.プロドラッグ
10.生物学利用率
11.カルシウム
12.カルシトニン
13.プロスタグランジン
14.インスリン
15.ストレスとクスリ
16.ドーピング
17.造血剤
18.クスリの輸出
19.三極とクスリ
書誌情報
紙版
発売日
1992年01月16日
ISBN
9784061329010
判型
新書
価格
定価:790円(本体718円)
通巻番号
901
ページ数
198ページ
シリーズ
ブルーバックス
著者紹介
装丁: 芦澤 泰偉(アシザワ タイイ)