
ストレスと免疫 “ストレス病”はなぜ起こる、どう防ぐ
ストレストメンエキストレスビョウハナゼオコル、ドウフセグ

「病は気から」の謎をとく――
昔から「病は気から」といわれています。このことは経験的に誰もが本当らしいと思っていても、なぜそうなるのか、これまで科学的に解明されたことはありませんでした。ところが数年前から、心や体のひずみであるストレスが人体を守る免疫細胞の働きを弱めて、ガンなどの生命にかかわるような病気を引き起こすことがわかってきました。では、ストレスはどのように免疫のシステムを狂わせるのか、また危険なストレスをどう防いだらいいのでしょう? 自らもストレス病にかかったことがある著者が、その体験もふまえてやさしく解説します。
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目次
1 ストレスとは何か?
1.体の健康、心の健康
2.ストレスとストレッサー
3.ストレス国、ニッポン!
4.“体内時計”の乱れはストレスとなる
5.色もストレスと関係がある
6.ストレスと免疫
2 ストレスに体はどう反応するか?
1.ストレスと生体反応
2.ストレス学説
3.ストレスの種類と免疫反応
3 ストレスは死を招く
1.動脈を弱めるストレス
2.ストレスはガンを呼ぶ
3.長寿には「いいストレス」と性格が影響する
4 ストレスに強くなるには――
1.笑いは健康を招く
2.よい音楽はストレスを追い払う
3.好きな香りはストレスを減らす
4.積極的な心はガンをも抑える
5.「健やかな老い」のすすめ
6.ストレスは誰もがかかる現代病
書誌情報
紙版
発売日
1993年05月17日
ISBN
9784061329676
判型
新書
価格
定価:825円(本体750円)
通巻番号
967
ページ数
148ページ
シリーズ
ブルーバックス