たとえば、せかいが ゴロゴロだったら

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たとえば、せかいが ゴロゴロだったら

タトエバセカイガゴロゴロダッタラ

講談社の絵本

独特のセンスがくせになるユーモア絵本で、子どものみならず大人にもファンが多い、高畠那生氏の新作です。
 お話の舞台は、地球のどこかにあるといわれる、「ゴロゴロ島」。なんと、驚いたことに、ゴロゴロ島に住む人々はみんな「ゴロゴロ」しているのです! もちろん、ゴロゴロと言っても怠けているわけではなく、この島では生活のすべてを寝転がって行う、ということです。
 テレビを観ているときも、ご飯を食べているときも、学校に行くときも、授業中も、仕事中も、スポーツですら、みんなゴロゴロしながら行うのです。そんなふしぎでおかしいゴロゴロ島に住む、ふとん屋さんを営むユックリーノ一家が、本作の主人公。一家の1日の行動を追うようにお話は進み、同時にゴロゴロ島はどんな島であるかも紹介していきます。
 ラストには「まさか!」の展開も待ち受けており、ゴロゴロ島の細かな描写など、大人も楽しめるギミックも満載。テキストも少ないので、お話会にもぴったりです。(4さい~ 「島」のみ漢字使用・ルビ付き)


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書誌情報

紙版

発売日

2015年07月09日

ISBN

9784061332652

判型

AB

価格

定価:1,540円(本体1,400円)

ページ数

36ページ

シリーズ

講談社の創作絵本

著者紹介

作: 高畠 那生(タカバタケ ナオ)

1978年岐阜県生まれ。第4回ピンポイント絵本コンペ入選、第25回講談社絵本新人賞佳作受賞。『ぼく・わたし』(絵本館)でデビュー。『カエルのおでかけ』(フレーベル館)で、第19回日本絵本賞受賞。主な作品に、『チーター大セール』『おしゃべりどうぶつえん』『でっこりぼっこり』(絵本館)、『おまかせツアー』(理論社)、『クリスマスのきせき』(岩崎書店)、『バナナじけん』(BL出版、『さんすううちゅうじんあらわる!』(作・かわばたひろと)『おえかきしりとり』(共作・新井洋行・鈴木のりたけ・よしながこうたく/ともに講談社)など多数。

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