きもだめし

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きもだめし

キモダメシ

講談社の絵本

『きもだめし』は、その名の通り、夏の風物詩である肝試しがテーマの、縦開きのしかけ絵本です。
 不気味な日本人形の、おどろおどろしい肝試しへの案内から、本作は始まります。幽霊や、一つ目お化け、ろくろっくび、のっぺらぼうなど、定番のお化けや妖怪が次々に登場するのですが、一番の見どころはなんといっても、驚きの「しかけ」です。この作品は、縦にページをめくっていく縦開きの絵本ですが、お化けが出てくるページは、片観音になっています。最初にページを開くと、井戸や、地面が見えていて、そのページを上に開ければ、井戸から幽霊が現れたり、地面から骸骨が飛び出したりするのです。
 思わせぶりなテキストのページがあり、それをめくると、お化けが飛び出す、という構成は、まるで実際にお化け屋敷や肝試しに行ったかのような、臨場感あふれるしかけです。
 おはなし会や、親子でドキドキしながら楽しめる1冊です。5さいから~。


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書誌情報

紙版

発売日

2016年06月28日

ISBN

9784061332935

判型

B20取

価格

定価:1,210円(本体1,100円)

ページ数

26ページ

シリーズ

講談社の創作絵本

著者紹介

作: 新井 洋行(アライ ヒロユキ)

1974年東京生まれ。二人の娘の父。絵本作家、デザイナー。絵本に『いろいろ ばあ』(えほんの杜)、『四字熟語ワンダーランド』、『ソケットとおとのまほう』、『クリップとみずのまほう』(フレーベル館)、『しゅっしゅぽっぽ』(教育画劇)、『れいぞうこ』、『どっちのてに はいっているか?』(偕成社)、『おおごえずかん』、『デザインワークブック』(コクヨS&T)、『あおいちゃんはあおがすき』、『せかいの こんにちは-みんなであいさつ-』(幻冬舎エデュケーション)、『まち』(自由国民社)、『クイズ ポポとピックの大ぼうけん 国語 算数 理科 社会』(朝日学生新聞社)、『ひ ぼうぼう』『みず ちゃぽん』(童心社)、『ころころぽーん』(ほるぷ出版)、『かくかくかっくん』(学研)、『こわいものがこないわけ』『ツリーさん』『ごとんごとん ごー!』どじにんじゃ』『ハッピー ハロウィン!』『ぽかぽか』『びっくりはなび』『びっくりこたつ』『おえかきしりとり』『うんち でるかな?』『だーれの は?』(講談社)など。挿画に「モーキー・ジョー」シリーズ(フレーベル館)などがある。

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