聖書のなかの女性たち

血ぬられたキリストの顔を布で拭ったヴェロニカ、マグダラのマリア、大司祭長カヤパの女中、ヨハネの首を得たサロメ、良妻賢母型のマルタ、ローマ総督ピラトの妻等、聖書のなかから11人の女性を選び、“苦しみの連帯感”ともいうべき人間論を展開。遠藤文学の基調音を奏でた、感動を呼ぶエッセイ。（講談社文庫）


血ぬられたキリストの顔を布で拭ったヴェロニカ、マグダラのマリア、大司祭長カヤパの女中、ヨハネの首を得たサロメ、良妻賢母型のマルタ、ローマ総督ピラトの妻等、聖書のなかから11人の女性を選び、“苦しみの連帯感”ともいうべき人間論を展開。遠藤文学の基調音を奏でた、感動を呼ぶエッセイ。

書誌情報

紙版

• 発売日: 1972年11月15日
• ISBN: 9784061340213
• 判型: A6
• 価格: 定価：594円（本体540円）
• ページ数: 160ページ
• シリーズ: 講談社文庫

電子版

• 発売日: 2013年12月13日
• JDCN: 0613402100100011000R

収録作品

• 作品名
  初出

• 作品名

  聖書のなかの女性たち

  初出

著者紹介

著： 遠藤　周作（エンドウ　シュウサク）

装丁： 亀倉　雄策（カメクラ　ユウサク）

その他： 矢代　和子（ヤシロ　カズコ）